〈座談会 栄光の峰をめざして〉43

SEIKYO online (聖教新聞社):紙上座談会

〈座談会 栄光の峰をめざして〉43 全国の「感激の同志」の奮闘に感謝――広布の戦いに陰徳陽報の大功徳 2017年7月6日

東京都議選23人全員当選 公明は立党精神貫け
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
志賀男子部長
伊藤女子部長
“一番苦しんだところが、一番幸せになる権利がある”――7・16「沖縄原点の日」へ、那覇をはじめ、沖縄各地の同志が怒濤の広布拡大!(4日、那覇東文化会館で)

 永石 「世界広布新時代 青年拡大の年」の師弟の月・7月を目指し、全世界の同志が「異体同心の団結」で、懸命に広布拡大を果たしてくださいました。

 原田 筆舌に尽くせぬ奮闘をしてくださった全ての方々に、あらためて心より、厚く感謝と御礼を申し上げます。誠にありがとうございます。

 長谷川 世界各地に、「一人一人の信心の凱歌」「不二の師弟の凱歌」が轟いています。池田先生は、同志の一人一人と心の握手を交わす思いで「真金の 宝友の明日に 凱歌あれ」と讃えてくださっています。

 永石 さらに先生は、こう語られました。
 「広宣流布のため、立正安国のため、感激の同志と、金の汗を流して積み上げた『心の財』は無量無辺です。わが身をいとわず、奔走してくれた、誉れの創価家族の健康長寿、そして陰徳陽報の大功徳を、私は祈りに祈っていきます」

 長谷川 「仏種は縁に従って起る」(御書1467ページ)と仰せです。私たちは、結び広げた尊き仏縁をさらに大事にしていきたい。そして、師弟の原点「7・3」「7・17」60周年の節目から「8・24」池田先生のご入信70周年へ、団結も固く、力強く新たな出発を切っていきましょう。

 原田 「我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず」(同232ページ)。私たちは、この御聖訓を胸に、いよいよ威風堂々と前進していこうではありませんか。

7回連続の完勝

 竹岡 全国的に注目された「東京都議会議員選挙」において、私たちが支援した公明党は、21選挙区23候補「全員当選」という、輝かしい結果を残すことができました。

 永石 1993年以来、都議選で「7回連続の全員当選」という、素晴らしい勝利ですね。本当におめでとうございます。

 志賀 初挑戦や、定数減の選挙区を抱えていたほか、候補者の世代交代なども重なり、極めて厳しい戦いを強いられていましたが、公明党の総得票数は73万4697票。前回から10万票近く上回り、公明党の底力が発揮されました。

 伊藤 7月3日付の主要各紙では、このように報道されていました。
 「公明全勝『期待した結果』」(日本経済新聞)、「公明また全員当選」(朝日新聞)、「公明、第2党を維持 候補者全員が当選」(産経新聞)、「公明党の存在感が増すのは間違いない」(読売新聞)。

 長谷川 都議会初進出から半世紀。公明党は、徹して「一人の声」を大切にしながら、「現場第一主義」で「都民のため」の政策を実現してきました。今後の「東京改革」のためにも、都政での公明党の活躍がますます重要になります。

 原田 公明党は、勝って兜の緒を締めて、支持者の恩を決して忘れることなく、「大衆とともに」の立党精神を貫き、どこまでも「民衆のため」に尽くし抜いていただきたい。

 竹岡 今、沖縄の那覇市議選(7月9日投票)が最終盤を迎え、投票日まで3日となりました。

 志賀 かつてない大混戦に公明党の7候補が挑んでいます。公明候補は、当落線上で懸命の戦いを続けています。

 原田 公明党はこれまでも、沖縄の発展のために全力を挙げてきました。どうか油断することなく、支持者の期待に応え、今回の戦いを断じて勝ち抜いてもらいたい。

教学試験へ全力

 伊藤 聖教新聞3日付でも報じられていましたが、今月22日まで「教学部初級試験・青年部教学試験3級」(9月24日実施)の受験申し込みが、各地で行われています。(地域によって申込期間が異なることがありますので、地元組織にご確認ください)

 永石 受験者も、応援し支えてくださる方々も、共に「行学の二道」に励み、成長する機会にしていきたいと思います。

 志賀 「疲れた時にこそ、御書を拝読していけ! たとえ一行でも、二行でもよい。御書を拝して、自らの境涯を、もう一歩、開くのだ」と、戸田先生は教えられています。

 伊藤 また池田先生は、こう語られています。
 「今、心ある多くの人が、生き方を見つめ直し、真の幸福の道を探し求めている。その根本的な答えが仏法にはある。人間革命の希望の哲理を学ぶのが、学会伝統の教学試験である」

 原田 世界各国でも教学研鑽のうねりが高まっています。大切なことは、教学試験を通して研鑽を重ね、信心を深め、広布を進めていくことです。多くの同志が試験に挑戦し、「自他共の幸福の大道」を歩めるよう、一人一人に温かな激励を重ねてまいりましょう。

「無事故」が最優先

 竹岡 梅雨前線の影響等により、各地で大雨の被害が出ています。急な天候の変化などには、警戒が必要です。

 志賀 この時期、気をつけなければならないのが「集中豪雨」です。数十分の短時間に数十ミリという局地的大雨が降ることがあります。川や用水路の急な増水や氾濫には十分な注意が必要です。

 原田 特に「無冠の友」の皆さまは、くれぐれも無理をしないよう、お願い致します。配達は「無事故」が最優先です。悪天候で配達に遅れが出る場合もありますが、皆さまのご理解のほど、よろしくお願い致します。

 長谷川 暑さも本格的になりました。健康管理にもあらためて留意していきたいと思います。すがすがしい祈りを根本に、食事や睡眠など生活のリズムを整え、賢明に、健康第一の日々を送っていきましょう。