道内は10日、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で気温が上昇し、美唄市で33・5度に達するなど全道173地点のうち74地点で最高気温が30度以上の真夏日となった。道内で真夏日を観測するのは6日連続。暑さが続く原因は、中国大陸と、日本列島南側の太平洋の双方から、平年の真夏以上の二つの暖気が相次ぎ流れ込んでいるためで、7月下旬まで高温が続く見込み。

 札幌管区気象台によると、10日の最高気温は空知管内月形町帯広市で33・4度、札幌市と十勝管内幕別町糠内で33・2度など。日本気象協会北海道支社によると、札幌市で7月上旬に4日連続で真夏日となるのは、1892年以来125年ぶりという。