〈座談会 栄光の峰をめざして〉48 

SEIKYO online (聖教新聞社):紙上座談会

〈座談会 栄光の峰をめざして〉48 有意義、充実の夏季友好期間を 尊き仏縁を皆で大事に育てよう 2017年7月24日

油断を排して絶対無事故で!
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
伊藤女子部長
聡明に英気を養いながら、断じて魔を寄せ付けない「信行学」の団結の大行進を――飛躍の夏、行学錬磨の「夏季フリー研修」が全国17の会館・研修道場等で

 永石 夏季友好期間のスタートです。心身ともにリフレッシュするとともに、普段なかなか会えない友人や親戚と会い、交流を深める絶好の機会ですね。

 長谷川 池田先生は、「皆で結び広げた尊き仏縁を大事に育てゆこう」と呼び掛けられました。そのためにも大切なのが、会いに行く、電話をかける、手紙を送るなど、具体的な行動です。

 原田 「声仏事を為す」(御書708ページ)、「仏は文字に依って衆生を度し給うなり」(同153ページ)と仰せの通り、私たちは使命の場で、友と語り、真心の言葉を届け、徹して仏縁を大事にしていきたい。

 長谷川 本年は新たな活動方針として、「親戚との交流推進」も加わりました。親戚は、自分自身の人間関係の中でも、大切な存在です。私たちは、どこまでも「誠実第一」で、一人一人と語らい、信頼の絆を強く結び、一家一族の幸福の道、新たな広布の道を大きく広げていきたい。

 原田 「広布のために奔走する同志が、ますます福運を積んで、和楽の家庭を築き、健康長寿と絶対勝利の人生を歩んでいかれるよう」「それぞれの地域が立正安国の安穏と繁栄に包まれゆくよう」――先生は先日、こう語られました。私たちリーダーは、先生の思いを胸に、さらに真剣に祈り、同志のため、地域のため、尽くしてまいりましょう。

「8・24」70周年へ

 志賀 友好期間のこの時期は、比較的、時間に余裕が生まれ、新しいこと、普段できないことに挑戦できる機会でもあります。自身の目標を明確にしていくことも大切ですね。

 原田 ややもすると生活リズムが崩れがちですが、朗々たる朝晩の勤行・唱題を根本に、健康第一の日々を過ごしてまいりたいと思います。

 伊藤 学会伝統の「夏季フリー研修」も7月24日から30日まで、全国17の会館・研修道場等で実施されますね。(詳細は7月5日付本紙に掲載)

 永石 毎年、研修に参加された方々から、「広布拡大への誓いを新たにしました」「わが家の後継者に師弟の原点を語り継ぐ“最高の機会”となりました」など、多くの声が寄せられています。

 長谷川 広布史が刻まれた地で、学会精神を深め、成長を期する機会として、皆で大いに活用したいと思います。

 原田 夏季友好期間中は、「未来部躍進月間」でもあります。私たちは聡明に英気を養いつつ、広布後継の友の育成に総力を挙げてまいりたい。そして、人材の城をもって、池田先生の入信70周年の「8・24」を迎え、本年下半期も、全ての戦いに勝ち切ってまいりましょう。

安全運転の心掛け

 長谷川 あらためて、友好期間中も、私たちは「絶対無事故」を徹して呼び掛け合ってまいりたいと思います。

 志賀 帰省や旅行など、車での長距離・長時間の移動を予定している方も多いと思います。体調を整え、小まめに休憩を取るなど、普段以上に安全運転を心掛けることが必要です。

 伊藤 車や自転車の運転中、また歩行中も「ながらスマホ」は大変に危険ですね。外出する機会が増える行楽シーズンだけに、周囲への配慮も大切です。

 長谷川 海や山、川などでの事故が急増するのも、この時期です。7月3日付本紙の「暮らしのアンテナ」でも、注意点などが掲載されていたので参考にしてください。最新の気象情報を確認するなど、安全を確保して有意義に過ごしていただきたいと思います。

 永石 幼いお子さんが被害に遭う痛ましい事件も発生しています。子どもを狙う犯罪に巻き込まれないために、家庭で心掛けることとして、①一人にならない②人目のないところに行かない③誘われても付いて行かない、の三つを教えることが、防犯教育の基本だそうです。

 志賀 身の回りの危険な場所や、いざという時に駆け込める交番やコンビニ、「子ども110番の家」を確認するなど、具体的なことを家族で共有しておくことも大事ですね。

 伊藤 人通りや街灯が少ない夜道では、犯罪発生率が高まるそうです。特に女性は細心の注意を払う必要があります。回り道になっても、人通りが多く、明るい道を選ぶなど、気を付けたいと思います。
 原田 友好期間中も、女子部・婦人部の皆さんは、早めの帰宅を励行するなど、絶対無事故を心掛けてください。

「地域の絆」を強く

 長谷川 防犯の第一歩は「意識を持つこと」です。「自分は大丈夫」との過信は禁物です。「さきざきよりも百千万億倍・御用心あるべし」(御書1169ページ)と仰せの通り、信心しているからこそ十分に注意し、用心したいと思います。

 原田 防犯だけでなく、防災対策などにおいても、「地域の絆」が大切になってきます。池田先生は、「地域の協力、団結は、社会建設の基盤である。防災や防犯、環境改善や相互扶助も、地域の人と人とが心を通わせ合うなかで、初めて可能になる」とつづられています。私たちは、日頃の学会活動、また近隣とのあいさつや交流を通して、「地域の絆」をさらに強めてまいりましょう。