〈池田大作先生 四季の励まし〉 今こそ「黄金の自分史」を綴ろう 2017年9月24日

池田大作先生 四季の励まし〉 今こそ「黄金の自分史」を綴ろう 2017年9月24日

 
 

 「いざ」という時が大事だ。
 その時に
 はじめて人間の真価が分かる。
 意気地なしであってはならない。
 圧迫が強ければ強いほど、
 朗らかに、
 堂々と正義を語り抜く――
 これが学会精神である。

 日々、前進だ!
 日々、決戦だ!
 日々、勝利だ!
 広宣流布に生き抜く我らに
 停滞はない。
 前進してやまぬ生命
 それ自体が常に勝利者である。
 時を逃すな!
 スピードが力だ。
 勢いで決まる。

 今この瞬間の一念が変われば、
 それが「現在の因」となって
 「未来の果」を
 いくらでも変えていける。
 日蓮仏法は、太陽の仏法である。
 わびしさや諦めなどない。
 愚痴をこぼすことなどない。
 今の一念がどうか。
 それによって、常勝の道が
 深く、強く、できあがっていく。

 ひるむ前に「行動」である。
 「行動」すれば、
 どんな困難の山も越えられる。
 まず足を踏み出すことである。
 前に進むことである。

 かけがえのない今この時に、
 何をすれば一番、価値的か。
 それを明確にして、
 「黄金の自分史」を
 綴り残していただきたい。
 師弟不二の歯車に、
 わが心のギアを、
 がっちりと、かみ合わせ、
 皆が力を合わせてこそ、
 勝利は輝く。
 心一つに進むのだ。

 紺碧の空のもと、白雪を冠したアンデスの山々が幾重にも連なる。1993年(平成5年)2月、池田大作先生が、南米パラグアイからチリへ向かう機中で撮影した。60年(昭和35年)10月から始まった世界広布の平和旅は、この時ちょうど、50カ国・地域目になろうとしていた。
 人生、誰にでも試練の山がある。まして、「広宣流布」という大いなる目標への途上には、必ず大きな山が立ちはだかる。しかし、臆していては、勝利の峰に到達できない。眼前にそびえる山が高く、険しければ険しいほど、登攀した喜びは大きい。洋々たる未来も開かれる。
 さあ、自身の勝利の峰へ、新たな一歩を力強く踏み出そう!