〈座談会 栄光の峰をめざして〉69 11・5「男子部の日」 11・12「女子部の日」 心新たに青年部が拡大に先駆 2017年11月2日

〈座談会 栄光の峰をめざして〉69 11・5「男子部の日」 11・12「女子部の日」 心新たに青年部が拡大に先駆 2017年11月2日

師の期待に応える弟子の陣列
〈出席者〉
原田会長
竹岡青年部長
志賀男子部長
鈴木男子部書記長
伊藤女子部長
山本女子部書記長
折伏と人材育成の集大成の舞台となる「創価青年大会」。皆が、この日を目指し、自身の最高峰に挑み、この日から、さらなる挑戦を開始する(9月、青森の大会)

 原田 創立の月・11月となりました。池田先生は、10月23日付の小説『新・人間革命』「暁鐘」44で、「広宣流布は、常に新しき出発である。希望みなぎる挑戦の旅路である」と呼び掛けられました。師の心を胸に、私たちは心新たに広布の道を進んでいきたい。

 竹岡 青年部が、その先頭を走ってまいります。
 「暁鐘」の章では、先生が、フランスの青年に詩を贈る場面が描かれていました。「今 君達は/万年への広宣流布という/崇高にして偉大な運動の/先駆として立った/正義の旗 自由の旗/生命の旗を高く掲げて立った/二十一世紀は 君達の世界である/二十一世紀は 君達の舞台である」から始まる詩です。

 伊藤 大感動で読ませていただきました。まるで、今の私たち青年部へのエールとも思える詩でした。

 竹岡 先生は書かれました。「青年こそ希望であり、社会の宝である」。先生の万感の期待に応えるべく、青年部から、希望みなぎる挑戦を開始していきます。

「幹部率先」で弘教

 志賀 男子部は本年、「全国3万」の折伏を目標に掲げ、スタート。前半の各地での創価青年大会等を通し、9月までに2万7000の拡大を達成しました。

 鈴木 たとえば、京都では、10・18「京都の日」を目指し、「部6」に迫る弘教を成し遂げました。

 志賀 その原動力は、リーダー率先です。総京都男子部長をはじめ、同創価班委員長、同牙城会委員長自らが折伏を達成。区・圏の男子部長の半数以上も弘教を実らせています。

 鈴木 広大な地域を駆け巡る、京都北総県の男子部書記長は本年、3世帯の折伏を達成しています。宿命転換を懸け、広布の使命に生き、弘教に挑戦する勇気は多くの友に波動し、同総県では、大学校生に関わるリーダーのほぼ全員が、折伏を結実させています。

 原田 青年部の広布拡大の息吹にあふれる姿に心を打たれた壮年・婦人部も、その折伏を心から応援してくれていますね。

 竹岡 支部1人のニュー・リーダーの輩出を掲げる北海道では、4月の青年大会を契機に、各部一体で、“新たな力”の育成に挑戦。目標の達成まで、あと少しのところまできています。

 鈴木 その力となっているのが、「一緒に勤行・唱題」「一緒に御書を研さん」「一緒に訪問・激励」など、新しいメンバーと時間を共有することです。

 原田 「若いメンバーの育成に携われることに、心から感謝しています」「自分の心も若くなります」などの声が壮年・婦人部から寄せられています。北海道では、各部一体の模範の人材育成が進んでいますね。

 志賀 躍進している地域に共通しているのは、リーダーの「面倒見の良さ」です。日常的に、親身になって、メンバーの話を聞く機会をつくることにより、皆が安心して、心軽く活動に励んでいます。

 原田 御聖訓には、「一を重ぬれば二となり・二を重ぬれば三・乃至十・百・千・万・億・阿僧祇の母は唯・一なるべし」(御書1237ページ)と仰せです。一人への温かな励まし、一人の勇気の対話――その一滴一滴こそが、広布の大河となるのです。

 志賀 間もなく迎える11・5「男子部の日」は、昭和36年、10万人の“創価の革命児”が東京・国立競技場に集い、第10回男子部総会が開催された日です。この日、戸田先生が示された「国士10万」を、池田先生を中心とした青年が実現したのです。私たち男子部は、「11・5」から「師の期待に応える弟子の陣列」をさらに拡大していく決意です。

幸せを築く「教学」

 伊藤 女子部は今、11・12「女子部の日」を目指した、「池田華陽会御書30編」読了運動に全力を挙げています。

 山本 不動産管理会社に勤務する、神奈川・旭総区の教学部長は、職場での最優秀賞など、社会でも実証を示す中、読了運動にも積極的に取り組んでいます。

 伊藤 同総区では毎月、御書拝読会を開催し、新たな人材が数多く誕生。先週も、「旭総区女子部から、広布の先駆を切っていこう!」と声を掛け合いながら、実施しました。

 原田 先生は、「女子部の年代は、生涯にわたる幸せの軌道を建設する時代といえます。その軌道をつくる力が信心であり、教学なんです」と言われています。その指針通り、御書根本に立ち上がる女子部の姿は、皆の大きな希望です。

 伊藤 弘教においては、総大阪が、5月の青年大会に向けて、「支部2」に迫る折伏・入決を達成しました。その勢いは、とどまることなく、阿倍野総区のある部長は、9月に職場の後輩と対話。後輩から「私も学会に入って、福運あふれる人生を歩みたい!」と言われ、11・12「女子部の日」に向けて、さらなる対話に励んでいます。

 山本 「セレブレイト(祝賀)期間」(11月18日まで)を前進する、女子部の中核・白蓮グループのメンバーも活躍しています。
 東京・渋谷総区のあるメンバーは、昨年入会に導いた友人と一緒に、青年部教学試験3級に挑戦し、見事に合格。病と闘う母のためにも、一歩も引かずに任務、活動に挑む中で、モデルの仕事でも大きな結果を残すことができました。

 原田 青年部の見事な活躍、頼もしく思います。「青年の魂とは何か。偉大な目標に挑む気概だ。自ら求めて、新たな戦いを起こす覇気と行動力だ」――これが、師匠の思いです。
 青年部の全員が、「11・18」、そして先生の卒寿の誕生日となる明年の「1・2」へ。さらに、広宣流布大誓堂完成5周年の「11・18」へ、目標を明確にし、勢いよく新たな出発を切っていきましょう。