毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身

毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身

『毎(つね)に自らこの念を作(な)さく
何を以(も)ってか衆生をして 無上道に入り 
速(すみや)かに 仏身を成就することを得せしめんと

通解
私(釈尊)はつねにこのことを念じている。
すなわち、どのようにすれば、衆生を、無上の道に入らせ、
速かに仏身を成就させることができるだろうか、と。

講義
仏の「永遠の一念」「久遠の大願」が明かされています。
仏の願いは、ただ一つ━どうしたら、人々が無上の幸福を得られるか、
思うことはつねにそのことだけである、と。

生命に響いてくる、この慈愛の経文で、自我偈が結ばれています。
仏は、この大願のゆえに、この世に出現するのです。
それを方便品では「一大事因縁」と説いた。
また仏は、この大願のゆえに、方便として入滅します。
いうまでもなく寿量品の「方便現涅槃」です。

毎自作是念の念は”衆生も仏も本来、具えている一念”という意味です。
「すべての人とともに幸せになりたい」━これが久遠の清らかな願いであり、
生命の根底に働く「本来の心」なのです。
この心に生き抜く人が仏なのです。
仏の大いなる願いであるがゆえに「大願」なのです。

戸田先生は、学会員の功徳の体験を聞くことを何よりも喜ばれた。
「しっかりと信心して(中略)
皆さんがしあわせになってくだされば、ほかになんの願いもない」

「毎自作是念」 「以何令衆生」 「得入無上道」 「速成就仏身」
の実践は仏の誓願であり、同時に、仏弟子の決意です。
「速やかに」というのは、凡夫が凡夫のままで、ということです。』

(池田名誉会長の法華経方便品・寿量品講義 完 P208~抜粋)

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よく折伏をすると 私には信念があるから 信仰は必要ないという人がいる。
では 何を信じて何を念じているのかと聞くと きちんと答えられる人に
私は今まで会ったためしがない。
私たち創価学会員は 毎自作是念といって いつもみんなの幸せを祈っているのです と
話しても なかなか信じてはくれない(笑)
でも 諦めなければ その友人もいつか 毎自作是念の実践を決意する時が来るのです

まだまだ 凡夫の私
好き嫌いもあるし 苦手意識もある
すべての人の幸せを心から祈れるようになる事が 私の人間革命なのであろう
人間嫌いだった私が 人間を好きになれたこと
好きな人が たくさんできた事に感謝しつつ もっともっと 人を好きになっていこうと思う

今日から7月
折伏がんばろう!