〈座談会 師弟誓願の大行進〉1 大誓堂完成5周年の明年「11・18」へ 弘教・拡大で輝く「栄光の歴史」を 2017年11月16日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉1 大誓堂完成5周年の明年「11・18」へ 弘教・拡大で輝く「栄光の歴史」を 2017年11月16日

世界広布の新たな扉は開いた!
創価の黄金時代に轟く勝ち鬨
日々、「新・人間革命」と共に前進
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
志賀男子部長
伊藤女子部長
「師の心のままに、今こそ学会の永遠性の確立を」と誓う(学会本部別館で)

 志賀 私たちが目標としてきた、「2018年11月18日」広宣流布大誓堂完成5周年への“黄金の1年”のスタートです。

 長谷川 この「紙上座談会」も、「師弟誓願の大行進」とタイトルを改め、清新な決意で出発を切っていきましょう。

 志賀 昨年、池田先生は、「広宣流布大誓堂の完成から5周年となる2018年の11月18日を、われら創価家族の前進の目標と定め、いよいよの『大法弘通』へ、いよいよの『慈折広宣流布』の山を、歓喜踊躍して登りゆこう!」と呼び掛けられました。

 伊藤 さらに、「私と一緒に、世界の同志と一緒に、一人一人が地涌の友を拡大しながら、『師弟の凱歌』を、強く賢く朗らかに、末法万年尽未来際まで轟かせゆくこと」を約し合おうとも述べられています。

 原田 先生の指針のまま、私たちは、「師弟誓願の大行進」をさらに力強く展開していきたい。
 先日の本部幹部会では、明年のテーマが、「世界広布新時代 栄光の年」と発表されました。3・16「広宣流布記念の日」60周年の佳節であり、池田先生による小説『新・人間革命』の執筆開始から25周年となる明年、一人一人が「師弟の栄光の歴史」を築いてまいりましょう。

 竹岡 青年部としても明年、「3・16」60周年を記念して、「世界青年部総会」を盛大に開催することが決定しました。拡大の結果をもって、この日を迎えてまいります。

 原田 思い返せば、1968年(昭和43年)も、学会は「栄光の年」とのテーマで前進しました。この年、先生は、創価学園の第1回入学式を開催。また、「日中国交正常化提言」を発表されました。

 長谷川 それから50年。先生の数々のご構想は見事に結実しています。そして先生は、“今再び、新たな50年へ、学会と全同志の栄光の未来のため、道を開こう”と述べられました。

 原田 「かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり」(御書903ページ)との御聖訓を心肝に染めながら、私たちは一層、若々しく、勇気凜々と、仲の良い前進を続けていきたい。
 そして、「弘教を実らせることほど、すばらしい人生の栄光はありません。慈悲と友情の究極です」との指針を胸に、勢いを増して、折伏・弘教に取り組んでいきたい。

厳粛に会憲署名式

 竹岡 この時に当たり、10日、広宣流布大誓堂の三代会長記念会議場で、世界70カ国・地域280人の広布のリーダーが集い、「創価学会会憲」の署名式が厳かに行われました。

 原田 日蓮大聖人の御遺命の通り、広宣流布を進める世界教団として、さらなる飛翔を遂げるため、また池田先生が築かれた世界に広がる学会を、未来永遠に継承していくため、本年9月、「創価学会会憲」を制定しました。

 長谷川 「会憲」は、創価学会の根本規範であり、世界教団である学会の統一的なルールを明文化したものです。具体的には、三代会長の指導・精神を根幹とし、それを正しく継承して、発展させていくための根本的な規範が記されています。

 原田 三代会長の死身弘法の闘争こそ、学会の永遠の規範です。世界広布に向け、この師弟に生き抜くことが、私たちの誓願です。

 永石 署名式では、参加者が署名を終えると、皆が立ち上がり、拍手が鳴りやみませんでした。池田門下の弟子としての、世界広布への誓いと歓喜にあふれた麗しい光景でした。

 長谷川 署名式に先立ち、会憲に定められた、教師・准教師の任命式も行われ、世界広布新時代の歴史的な扉が大きく開かれたのです。

 原田 時を同じくして、バチカンで開催された、核兵器のない世界への展望を巡る国際会議に、ローマ教皇庁の招へいを受け、SGIの代表が出席。世界宗教へ飛翔し、人類的視野で平和運動を力強く進める私たちにとって、象徴的な出来事となりました。また、池田博正SGI副会長が、ローマ教皇と謁見しました。

 伊藤 前日の9日には、中国の湖北大学で、池田先生の、教育貢献と日中友好への傑出した功労をたたえて、「名誉教授」称号の授与式が挙行されました。「11・18」を前に、これもうれしいニュースでした。

 原田 先生は、本部幹部会へのメッセージの中で、小説『新・人間革命』第30巻の第4章「暁鐘」に続き、第5章となる「勝ち鬨」の連載を、来月から始められることを発表されました。いよいよ、これからが、「人間革命」と「立正安国」の栄光の勝ち鬨を轟かせゆく黄金時代です。

 永石 「勝ち鬨」の章では、1981年(同56年)の秋から続く、関西、四国、九州、そして翌年の雪の東北など、各地の同志の皆さんとの共戦譜がつづられる予定だと伺いました。毎日の先生からの“お手紙”ともいえる『新・人間革命』と共に歩めることに、感謝と喜びでいっぱいです。

二つの新施設建設

 伊藤 さらに、うれしいことに、2020年の学会創立90周年を記念する事業として、新たに二つの施設が、総本部に建設されることが発表されました。

 志賀 すでに、19年の「11・18」を目指し、「世界聖教会館」の建設が進んでいますが、それに加え、二つの施設が建設されることになりましたね。

 永石 まずは、「創価学会 総合案内センター」です。これは、JR信濃町駅から出てすぐの場所に建設される地上4階建ての建物です。

 伊藤 会員や友人の皆さまに、周辺施設の案内を行い、休憩もできるスペースですね。明年の5月に着工し、19年の11月に開館予定だと聞きました。

 竹岡 さらに、現在の「接遇センター」に代わる建物として、日本、そして世界の同志を迎え入れるための「創価宝光会館」も建設されます。

 永石 今、「常楽園」などがある場所に建てられ、地上3階、地下1階の施設になると伺いました。20年5月の開館が楽しみです。

 原田 かつて、池田先生は言われました。「皆さんが堂々と、友人を創価学会へ招けるように。『創価学会を見よ!』と胸を張って歩んでいけるように――これが私の思いである」と。ますます発展を遂げる総本部の建設の槌音とともに、私たちは、勝利と栄光の人生を歩んでまいりたい。

 長谷川 今回の本部幹部会には、“同心”の姿で、広布へ前進する世界70カ国・地域の求道の友の代表が集い、明るく晴れ晴れと、創立の月を祝賀することができました。これほど喜ばしいことはありません。

 永石 この本部幹部会の中継行事の席上、各地の会館では、「広宣貢献賞」や、「SGI平和友好賞」「聖教文化賞」「地域貢献賞」「守る会栄誉賞」などの各賞が授与されます。

 原田 広布の道を一筋に歩み、多くの信頼と称賛が寄せられる方々への表彰です。感謝の喝采と大拍手を送りながら、共々に、広布誓願の道を進みゆくことを約し合っていきましょう。

学園創立「50周年」

 志賀 一方、創価学園が、この11月18日で、創立から50年を迎えます。

 長谷川 この50年で、東京、関西の小・中学、高校、札幌の幼稚園の卒業生は、合わせると3万人を超えています。

 原田 約400人の博士号取得者をはじめ、法曹、経済、医学、教育、芸術など、社会のあらゆる分野で、幾多の人材が活躍する時代となりました。

 永石 本年4月の入学式へのメッセージの中で、池田先生は、「我らの学園は、新たな時代を開幕しました。皆さんは、全員が、この『学園新時代』を照らしゆく旭日であり、真っ先に輝きわたる金星なのであります」と呼び掛けられ、「わが命は、いつも学園に留めてあります。わが心は、瞬時として学園生から離れることはありません」と強調されました。

 竹岡 SOKAチャンネルVODでは、「創立者とともに 学園生と池田先生の絆――負けじ魂ここにあり」とのタイトルで、創立50周年を記念する映像も配信されています。

 原田 創立者である池田先生と、学園生が、ひとたび結んだ「父子の絆」は永遠です。創立50周年の節目が、21世紀の世界に、創価教育の力を存分に示しゆく、新たなスタートとなるよう、皆で応援していこうではありませんか。