〈座談会 師弟誓願の大行進〉7 「3・16」60周年記念の世界青年部総会へ 拡大の実証こそ後継の使命 2017年12月7日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉7 「3・16」60周年記念の世界青年部総会へ 拡大の実証こそ後継の使命 2017年12月7日

架空請求」のメールに注意
〈出席者〉
原田会長
竹岡青年部長
志賀男子部長
鈴木男子部書記長
伊藤女子部長
山本女子部書記長
「後継」とは、広宣流布の血脈を受け継ぐこと。他の「誰か」でなく、「自分自身」が広布の誓願を打ち立てること。さあ、「後継」の集い「3・16」へ!(本年9月、山形での創価青年大会から)

 原田 1951年(昭和26年)5月3日、第2代会長となった戸田先生は、生涯の願業として「75万世帯の折伏」を宣言されます。
 
 山本 当時の会員数は、約3000人。「戸田先生はずいぶん長生きをされるのだな」と他人事に思った人、夢物語のように感じた人など、反応はさまざまだったと伺いました。
 
 原田 しかし、わずか6年7カ月後、戸田先生の宣言通り、学会は75万世帯の折伏を達成します。今から60年前の12月のことです。そこには、全国各地で折伏の旋風を巻き起こした池田先生の闘争がありました。
 
 竹岡 3カ月後には、「3・16」の式典が行われます。拡大の闘争があったがゆえに、広布後継の儀式は開催されたのです。「3・16」60周年記念の「世界青年部総会」に向け、全世界の青年部が今一度、“拡大なくして後継なし”と、命に刻んでまいります。
 
 鈴木 3・16「広宣流布記念の日」30周年を記念して、先生が詠まれた長編詩「青は藍よりも青し」に、「その広布の大河の流れが/歴史の必然であるか否かを/君よ問うなかれ/汝自身の胸中に/自らの汗と労苦により/広布を必然たらしめんとする/熱情のありや無しやを 常に問え」との有名な一節があります。
 
 原田 ここには、「常に広布の主体者たれ!」との青年部への期待が示されています。広布へのロマンと情熱こそ青年の特権です。
 
 志賀 何より大切なのは、「3・16」を、単なる歴史の一ページと捉えないことです。先生は、「私にとって、毎日が『3・16』であった。毎日が、恩師との対話であり、恩師への誓いであり、恩師との共戦であった」と、何度も何度もつづられています。
 
 鈴木 「自分と師匠」――この一対一の誓願を立て、出発をしてこそ、「3・16」の精神が現代によみがえるのだと思います。
 
 竹岡 私たち池田門下の青年部は、師匠の総仕上げの今こそ、師弟の魂を継承し、誓いを果たしていきたい。意義深き佳節を「6万の弘教拡大」をはじめ、「人材育成」「総会大結集」の勝利の実証で飾り、歴史に残る「3・16」を築き上げていきましょう。

弘教と人材の育成

 伊藤 折伏の戦いでは、全国で感動的なエピソードが生まれています。先日も、東京で白蓮グループの班長を務める女子部員が、喜びの報告をくれました。彼女は、大学の同級生が入会を決意して以来、半年以上、一緒に会合へ。白蓮姉妹の集いにも共に参加しました。そして、初の本部幹部会の任務の日に、御本尊授与ができたのです。
 
 山本 「池田先生に勝利の結果を報告したい! と祈り、挑戦したことが、拡大の原動力になりました」と、すがすがしく語っていた姿が印象的でした。
 
 志賀 男子部でも怒濤の折伏戦が展開される中、全国8000人のニュー・リーダー輩出の戦いにも全力を注いでいます。
 
 原田 先生はかつて、「今ある環境、限られた条件の中から、一生懸命、智慧を出し合って、広布を進めていくのだ。そうやって信心で苦労すれば、苦労した分だけ、諸君の子孫にも必ず功徳が集まっていく」と語られました。
 
 志賀 少子化の中でも、工夫をこらし、執念を燃やす中で人材は育ちます。三重のある部長は就任以来、毎日5軒の家庭訪問を自らに課しました。その結果、この6年で、延べ1万軒の訪問・激励となり、多くの人材を輩出しています。
 
 鈴木 愛媛のある部長も、自らが大病を乗り越えた体験をメンバーに語り続けました。あるメンバーとは毎週1回、会う日を決めて対話。そうした執念が実り、この本部では、2年連続で部1人の大学校生を輩出しています。
 
 伊藤 「総会大結集」に向け、女子部ではまず、池田先生の卒寿のお誕生日を迎える、明年1月を中心に開催する「ロマン総会」の大成功を目指しています。
 
 山本 先生は、「同世代の女性のスクラムを広げよう! にぎやかで、朗らかで、楽しい雰囲気のところに、人は集まってくる」と言われました。一緒に訪問・激励、一緒に唱題、一緒に御書の研さんなど、“婦女一体”の「サン❀フラワー キャンペーン」を柱に、「新しい人材」を一人でも多く華陽姉妹の連帯に加えていく決意です。
 
 原田 「ロマン総会」で配布される「ロマンカード」には、「法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし」(御書1492ページ)とあります。御本尊を信じ、行学の二道に励む中で、無量の心の財は積まれていくのです。
 
 伊藤 「3・16」で、池田華陽会の誕生から10周年となります。この日を記念し、新たに11期生も結成されます。2月に入卒式を行う予定の白蓮グループをはじめ、新しい力の躍動をもって、盤石な後継の陣列を築いていく決意です。
 
 竹岡 「弘教拡大、人材育成、大結集」の勝利を示し、戸田先生から池田先生に託された広布のバトンを、池田門下の青年部が受け継ぐ、「現代の3・16」ともいえる、世界青年部総会にしてまいりましょう。

返信せず無視する

 伊藤 さて、最近、携帯電話やパソコンに、「架空請求」のメールが届くことが増えています。
 
 竹岡 実在の企業になりすましているため、すぐに詐欺とは見抜けないようです。しかし、心当たりのない請求が、メールで突然、来ることなどありえません。絶対にメールに返信したり、記載の電話番号にかけたり、URLをクリックせず、無視してください。
 
 志賀 設定によっては、ブロックすることもできます。利用してください。
 
 原田 ともかく、皆で声を掛け合い、事故を未然に防いでいきましょう。