〈座談会 師弟誓願の大行進〉9 「堅塁」中部が拡大で築く人材城 全員が光る「勝利の一番星」 2017年12月18日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉9 「堅塁」中部が拡大で築く人材城 全員が光る「勝利の一番星」 2017年12月18日

地区こそ広宣流布の最前線
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
熱田総愛知長
稲原三重総県婦人部長
田中岐阜総県長
鈴木中部青年部長
「励まし抜く心」が後継の人材を育む――明年の栄光を開く「中部総会」に、戦い切って集った同志たち。自らが誓った「この道」を勇敢に、にぎやかに前進!(10日、中部池田記念講堂で)

 永石 この度は、「中部総会」(本部幹部会)の開催、本当におめでとうございます。世界中から集ったSGIの同志と共に、中部の地から「栄光の年」へ勇躍の出発を切ることができました。

 原田 総会を目指し中部の皆さんが広布拡大に奔走されたこともよく伺っています。本当にご苦労さまでした。心より御礼申し上げます。会合の運営や会場の設営など陰で尽力された方々にも感謝申し上げます。

リーダー率先の姿

 田中 今回、中部では総会に向けて「自身が勝利の一番星に!」とのスローガンを掲げ、各人の目標を記入できるカードを作成し、皆で祈りを合わせて拡大に取り組みました。

 稲原 折伏はもちろん、聖教新聞の拡大、友人とのSTB観賞など自分ができる広布の「一歩前進」を果たそうと皆が奮闘しました。

 熱田 そうする中で、一人一人に「私の中部総会」との意識が高まったのです。

 永石 結果、中部では総会を目指して「地区1」の弘教を成就。年間の目標だった1万人の拡大を達成することができたんですね。

 熱田 今回の主役は最前線の「地区」でした。各地区で、互いの目標を共有。挑戦している姿を皆で「勝利の一番星」として称え合うことで団結と歓喜が倍増し、戦いが大きく進みました。また、その中で副役職の方や新入会のメンバーなど皆に光が当たり、かつてない勢いが生まれました。

 原田 そうした中部の皆さまの健闘に対し、池田先生も総会へのメッセージの中で「堅塁・中部の揺るぎなき金の城が堂々とそびえ立ちました」と、最大の称賛を送ってくださいました。

 熱田 昨年12月に入会した、愛知の80代の婦人は同志の励ましや唱題の実践でどんどん明るく元気に。その変化を間近で見ていた友人を入会に導くことができました。その姿に地区もさらに奮起。爆発的な前進の中で総会を迎えました。

 永石 中部では未入会のご家族への入会の推進にも全力で取り組んでいます。

 稲原 三重のある地区では「七五三勤行会」への参加などを通じて、未来部員が新たに7人誕生しました。また、ある圏ではヤング・ミセスの委員長を中心にメンバー同士がこまめに連携を取り合い、未入会のご主人やお子さんの入会を大きく推進。「一家和楽の一歩を踏み出すことができました」など、喜びの声があちこちであがり、仏法対話にも拍車がかかりました。

 永石 婦人部の皆さまの折伏精神あっての勝利ですね。今回、中部婦人部長も30年越しの折伏が実りました。

 稲原 私も、婦人部の諸先輩の折伏根本の生き方に学ぶ中、12年前から友好を深めてきた方に、御本尊流布することができました。

 田中 岐阜では、太陽会の皆さまをはじめ「題目第一」の壮年部が大活躍しました。定年後、大病を信心で乗り越えた体験を語り、20代の青年に弘教を実らせた方。40代で定時制高校、60代の今も通信制大学院で学ぶ中、かつての学友らに仏法を語り、本年3世帯の弘教を実らせた方など拡大のエピソードは尽きません。全て、婦人部の皆さまの絶大な応援あってこそです。

 原田 まさに、「広布の黄金柱」として模範の戦いですね。若々しい息吹で戦う壮年部がいる地域は、婦人部の皆さまが喜んでくださいます。

 田中 壮年部員の一人として私も対話に挑戦し、わが家で1世帯の折伏を実らせることができました。岐阜の壮年部は地域に根を張り「真の理解者」の連帯をさらに広げていきます。

 原田 後継の青年部の活躍も光りました。男子部は各地のリーダーが率先して拡大の範を示しましたね。

 鈴木 一人一人が対話に挑戦し、その体験を積極的に語る中で、「自分にも折伏はできる!」という、勇気の連鎖が第一線に生まれました。その結果、部平均1の弘教が結実しました。

 熱田 愛知のある創価班大学校生は、友人に1カ月間の勤行指導を続け御本尊流布。その間、多くの男子部の先輩が絶えず激励してくれたそうです。共に決意し、共に題目をあげ、励ましてくれる先輩の存在はどれほど支えになったか。

 原田 御書に「夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬれば・たうれず」(1468ページ)とあるように同志の激励ほど心強いものはありません。

 永石 女子部でも、中部女子部長が弘教を実らせるなどリーダーが率先の拡大に挑戦、今までを大きく上回る多くの“折伏チャレンジャー”が誕生しました。

 鈴木 学生部も見事、日本一の折伏を成し遂げました。真剣に題目をあげ抜く中、念願の創価大学にも合格、さらに、未入会だった父親を入会に導き、当日の収録会場に集った未来部員もいました。青年部の前進の陰には、いつも温かな激励を送ってくださる壮婦の皆さまの存在があります。感謝の思いでいっぱいです。

 田中 総会の前日に各地で行われたSGIとの交流交歓会も大盛況でした。

 稲原 海外の同志の求道心、歓喜あふれる姿に皆が大きな触発を受けました。

 鈴木 女子部のある副本部長は、かねてより折伏を続けていた方と共に交歓会に参加。韓国の婦人部の方にも対話に入っていただき、入会を決意してもらうことができました。

初訪問65年の佳節

 永石 明年は、池田先生の中部初訪問から65年の佳節を迎えますね。

 鈴木 はい。発表40年となる中部歌「この道の歌」を皆で高らかに歌いながら、地区に、ブロックに、励ましの輪をさらに大きく広げてまいります。

 原田 今回、それぞれの舞台で広布拡大に挑戦した方々は全員が「勝利の一番星」です。池田先生のご期待に応えるべく、中部はいよいよ強盛な信心で広宣流布の「ストロング・フォートレス(堅塁)」を築きゆかれんことを祈ります。