新春あいさつ 2018年1月1日

新春あいさつ 2018年1月1日

 
会長 原田稔/「師への報恩をわが成長と実証で」

 栄光の朝の旭日が全世界を照らしています。同志の皆さま、明けましておめでとうございます。
 「当起遠迎、当如敬仏(当に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし)」――法華経の「最上第一の相伝」(御書781ページ)の意義が込められた広宣流布大誓堂の8本の柱が、きょうも地涌の同志を迎えています。
 大誓堂完成から本年で5年、ここで誓願の題目を唱えた五大陸の友が使命の天地で躍動し、世界広布は今、かつてない勢いで前進しています。
 10年前、池田先生は語られました。
 「わが同志が、地球のいたるところで、胸を張って、『どうですか! 創価学会は素晴らしいでしょう!』と誇り高く活躍してくださることが、私の願いである。本部周辺も一段と荘厳していくつもりである」と。
 常に世界の同志に思いをはせ、広布拡大に戦う同志を、まさに仏を敬うがごとく大切にされる池田先生の思いが総本部に凝縮していればこそ、ここに集い合う異体同心の弟子によって、創価学会世界宗教への新たな飛翔を力強く開始することができました。
 広宣流布大誓堂完成5周年の11月18日――それは単なる佳節にとどまりません。師の心に、わが成長と実証で応えゆく、報恩の弟子の勝利の指標です。この日を目指し、一人一人が自他共の幸福を広げ、久遠の使命を果たし抜いてまいりたい。
 ますますお元気な先生と共に、世界の同志と共に、栄光の広布史を晴れ晴れとつづりゆこうではありませんか。

婦人部長 永石貴美子/「励ましの陽光を地域・社会に」

 燦然と輝く「世界広布新時代 栄光の年」の開幕、おめでとうございます。
 本年は、5・3「創価学会母の日」の制定から30周年、婦人部の「グループ」が発足してから40周年を迎えます。
 また、学会歌「今日も元気で」の発表から50周年です。婦人部は、「先生 先生 われらの先生」と歌いながら、いつも師と共に自身と広布の歴史を歩み抜いてきました。
 そして、創価学会にとって大切な記念日である5月3日を、「創価学会母の日」と決めてくださった池田先生の深いお心に、感謝の気持ちでいっぱいになります。
 私たち婦人部にとって、「母の日」が2回もある5月に開催する本年の婦人部総会。総会を目指し、全てのグループが一人一人を大切にし、励ましの連帯をさらに強めながら、希望の前進を開始してまいりましょう。
 東京のあるグループ長は、仕事が多忙な中でも、日々、メンバーや近隣の方々に心を配り、声を掛けていきました。その地道で誠実な振る舞いに、「あの人なら信じられる」と大きな信頼が寄せられ、一昨年のグループ総会には、彼女の3人のご友人を含む、大勢の方が参加されたのです。
 池田先生は「真剣な『励まし』の連続が、必ず蘇生のドラマの連鎖を生む。これが創価の世界である」とつづられています。
 私たち婦人部は、励ましの陽光を後継の未来部や青年部に、そして縁する全ての人に送りながら、「平和と生命尊厳の世紀」を築いていきましょう!

青年部長 竹岡光城/「誓いを果たす弟子の陣列築く」

 3・16「広宣流布記念の日」の淵源となった広布後継の式典から60周年の佳節を刻む“栄光の年”が開幕しました。
 「3・16」とは決して過去の歴史などではありません。池田先生が「私にとって、毎日が『3・16』であった。毎日が、恩師との対話であり、恩師への誓いであり、恩師との共戦であった」と何度もつづられているように、私たち青年部一人一人が、常に未来への誓いを立てる原点の日なのです。
 今や、世界の指導者や識者が創価人間主義の哲学を求め、称賛する時代が到来しました。全て「恩師・戸田先生の構想を実現してみせる」との池田先生の不惜身命の弟子の闘争によって築かれたものにほかなりません。
 後継の青年部には、この師弟の魂を受け継ぐ責務がある。3月に開催する「世界青年部総会」は、池田先生によって世界広布が実現したことを宣揚する式典、そして、師匠の総仕上げの戦いを世界の池田門下の青年部の手で荘厳しゆく“新時代の広布後継の儀式”としてまいりたい。
 かつて池田先生は長編詩に詠まれました。「その広布の大河の流れが/歴史の必然であるか否かを/君よ問うなかれ/汝自身の胸中に/自らの汗と労苦により/広布を必然たらしめんとする/熱情のありや無しやを 常に問え」と。
 さあ、“拡大なくして後継なし”との大情熱に燃え、一人一人が広布の主体者として立つ時! 意義深き本年の「3・16」を、「6万の弘教拡大」「人材育成」「総会への大結集」で飾り、師匠への誓願を果たしゆこう!