〈座談会 師弟誓願の大行進〉21 「3・16」60周年 さあ!「世界青年部総会」へ ㊥ 広布の主体者に後継のバトンが 2018年3月1

〈座談会 師弟誓願の大行進〉21 「3・16」60周年 さあ!「世界青年部総会」へ ㊥ 広布の主体者に後継のバトンが 2018年3月1日

不撓不屈の信念で希望の対話を
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
千尋総東京女子部長
鈴木中部青年部長
中川北陸女子部長
野上信越青年部長
アメリカ青年部の歌「正義の師子の誓い」の合唱(2月4日、本部幹部会で)。師弟の心あふれる、この美しき歌声こそ、広宣流布の新時代の象徴。さあ、皆で手を携え、世界青年部総会へ!

 中川 後継の月・3月。11日の「世界青年部総会」まで、10日となりました。

 原田 今月は、4日から10日を「励まし週間」とし、壮年・婦人部も、総会の大成功のため、結集や拡大の応援に今まで以上に総力を挙げていきます。

 永石 先日、学生部が1000を超える弘教を達成したと伺いました。女子部も、本部幹部会を大勝利で飾った関西で、3000を超える弘教を成し遂げているそうですね。

 原田 男子部でも、1万人の大学校生を輩出し、さらに弘教も3万に迫る勢いで進んでいると聞きました。池田先生は先日も、“折伏の行をなす人は御本仏の代理である。ゆえに、御本仏に感応して偉大な生命力を涌出して、いかなる困難にも打ち勝ち、その顔は生き生きとし、色心は元気に満ち、計り知れない大功徳を受ける”との戸田先生の指導を教えてくださいました。

 千尋 連日、拡大の喜びが広がる中、青年部の体験談集『RUN IT!』(第三文明社)が好評です。先日は、書籍の週間売り上げランキングで9位となり、朝のテレビの情報番組でも報じられました。

 鈴木 職業も境遇も違う青年が信心を根本に、課題に立ち向かう赤裸々な体験に感動が広がっているのですね。早速、『RUN IT!』を通じて、折伏が実ったという話もあります。

 原田 中部では、温かな激励で立ち上がった男子部大学校1期生が、熱い決意のままに、弘教を結実させたエピソードが数多くあるそうですね。自身の思いや体験を、生き生きと語る姿にこそ共感は広がります。

 鈴木 愛知のあるメンバーは長い間、自宅に引きこもっていました。その後、先輩たちの励ましにより、少しずつ仕事ができるようになりました。今回も温かな激励を受け、男子部大学校に入校。10年ぶりにスーツを購入しました。さらに、人生初の仏法対話にも挑み、友人に懸命に信心のことを語りました。その熱意を受けた友人が決意を固め、入会したのです。

日々の前進の糧に

 野上 信越は、先生が小説『新・人間革命』の執筆を開始された地である長野・軽井沢があります。本年は、執筆開始25周年であり、完結の年でもあります。この重要な時に、信越青年部は、誰よりも『新・人間革命』を心肝に染めて、戦い抜こうと決意。長野では創価信濃大学校、新潟では創価源流大学校・源流部活を開催し、日常的に研さんに励んでいます。

 原田 先生は今、全精魂を込めて『新・人間革命』を綴ってくださっています。広布の師匠である先生に呼吸を合わせ、戦っていく中に、一切の勝利を開く鍵があります。日々の前進の糧としていきましょう。

 野上 はい。その中、長野のある部長は、昨年11月に友人を折伏。信心の力を実感した、その友人は早速、折伏に励み、見事に成就し、晴れて男子部大学校1期生ともなりました。

 原田 「信越師弟誓願の日」の淵源となる2008年8月、先生は「信越は、青年革命の模範となっていただきたい」と呼び掛けられました。その原点から10年となる今こそ、師の期待に応える時ですね。

 中川 北陸・富山では、厚生労働省の指定難病である脊髄小脳変性症と闘いながら、拡大に取り組む女子地区リーダーの奮闘が感動を呼んでいます。妹さんも同じ病ですが、“比較的、病状が安定している自分が、一家の宿命転換のために走り抜こう!”と決意し、対話に励む姿は、多くの方の胸を打っています。

 永石 勇気をもって、拡大に挑戦する女子部の皆さんこそ、時代を変える希望の存在ですね。先生は「師弟栄光のバトン――それは『われ広宣流布の主体者なり』との闘争の中で受け継がれる」と言われました。使命の青春を朗らかに進みゆく中に、「師弟の大道」があるのだと思います。

 中川 石川でも、韓国留学中に出会ったSGIの友の求道心に触れ、帰国後、地域広布の先頭を駆ける部長がいます。彼女は今、2人の友を入会決意に導き、対話を続けています。

 千尋 総東京の女子部も、喜び勇んで拡大に挑戦しています。現在、東京(23区)では、本部平均で3を超える拡大を達成。第2総東京の女子部では、ハッピーカフェ・プラスと称して、仏法対話の場に、体験などを語る婦人部の方や女子部員らが同席する運動を展開。中でも、白蓮グループの“班パーティー”には多くの友人が参加し、その温かな雰囲気に感動して、入会を決意される方が相次いでいます。

 永石 まさに先生が、「不撓不屈の信念で、一人また一人と語り抜く中に、新しい拡大の道が必ず開かれる。世界は仏法を求めている。今こそ、大情熱で希望の対話を!」と指導されている通りですね。

 千尋 人材の拡大において、山梨では、本年のロマン総会に支部平均で2人に迫る“新しい力”が参加。東京・足立総区では、本部平均で10人を超える華陽リーダーを輩出しています。

 鈴木 中部では現在、壮年・婦人部も、総会への参加を呼び掛ける訪問・激励に歩いてくださっています。ある本部では、「励まし推進表」を作成し、「誰が」「いつ」「誰を」励ましたかを明確にしています。また、勤務時間が不規則なメンバーが多い地域の男子部の部長は、聖教の配達員の方と一緒に、家庭訪問に歩いています。

 原田 世界青年部総会は、60万人の池田門下の青年が同時に集う、広布史に残る後継の儀式です。御書に「我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず」(232ページ)と仰せです。「広布の誓願」こそが、日蓮仏法の魂です。誓いの炎を赤々と燃やしながら、一人でも多くのメンバーが参加できるよう、最後まで結集に走り抜いていきましょう。