〈座談会 師弟誓願の大行進〉28 世界のあこがれ 北海道の誇り 広宣流布の希望の指標と輝け! 2018年4月2日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉28 世界のあこがれ 北海道の誇り 広宣流布の希望の指標と輝け! 2018年4月2日

3年連続の世帯増へ勢いよく
〈出席者〉
原田会長
日下北海道長
小松婦人部長
甲斐青年部長
平井男子部長
鹿野女子部長
北海道音楽隊の演奏で、会場フロアを埋め尽くした青年部・未来部が「厚田村」を合唱。“師恩に報いる闘争を、我らも池田先生のごとく!”との誓いを込めて(3月25日、北海道池田講堂で)

 平井 全道、全国の同志の祈りに包まれ、春を思わせるような、温暖・大晴天のもと、北海道総会(本部幹部会)を大成功で終えることができました。心から感謝いたします。

 日下 この日を目指し、北海道では、地区1世帯の折伏を成就しました。その力となった、伝統の青年主張大会(2月)には、5万人の参加者のうち、5000人を超える友人の姿がありました。また、伝統の2月と、3月の“青年躍進”座談会にも、多くの友人が参加し、弘教・拡大への上げ潮となりました。

 原田 方面長・婦人部長・青年部長・総県長らリーダーの皆さんも、率先して弘教を結実させましたね。
 本年は、池田先生が、最北の地・稚内を訪問されて50周年です。この時、先生は、北斗七星を見つめながら、「北海道は、この北斗七星のように、広宣流布の永遠なる希望の指標であらねばならぬ」と言われました。その通りに現在、北海道は、2年連続の世帯増を成し遂げています。

 甲斐 50年前の稚内での指導会の会場がある稚内支部では、今回の総会を目指し、ブロック1の弘教を達成しています。

使命深き「三代城」

 原田 総会で披露された、1200人の青年による「厚田村」の合唱は圧巻でした。師弟の魂あふれる歌を、師への報恩の心で見事に歌い上げ、出席したSGIのメンバーも感涙を浮かべていました。

 日下 「あらためて、三代城・北海道の使命の大きさを実感しました」と語る友もいました。ひとえに、無限の可能性を秘める青年を、“わが息子・娘”との思いで育む、壮年部・婦人部の皆さんの存在があったからこそです。

 平井 本当に、ありがとうございます。男子部は、世界青年部総会からの2週間で、450を超える弘教を達成できました。さらに、昨年の3倍に当たるメンバーが、男子部大学校1期生になりました。

 甲斐 昨年の6倍の大学校生が誕生した函館総県では早速、自身の成長した姿で、母親に弘教を果たしたメンバーもいます。

 平井 北海道では、大学校の集いを“カレッジ”と呼び、先輩が大学校生と一緒に訪問・激励に動くことを心掛けています。札幌厚別総区のある大学校生は、献身的に友のために動く部長の姿に感動し、折伏を決意。懸命に対話に励むと、今度は、その姿を見た部長が決意し、自ら率先の弘教を成就。その後、大学校生も折伏を実らせました。

 甲斐 旭川総県のニュー・リーダーは、趣味のゲームを通じて知り合った東京の友人に弘教を果たしました。彼は本年1月、誓願勤行会に参加するために上京し、友人と対話。2月には、青年主張大会に参加するため、東京から旭川に友人がやって来ました。そして、現実の苦闘を成長の糧とし、希望を胸に挑戦する創価の青年の姿に心を打たれ、入会したのです。
 また、学生部も近年最高の弘教を成し遂げました。

 鹿野 女子部は、この3カ月で、本部1の弘教を達成し、さらに本部1の友人が入会を決意。中でも、北海道池田講堂で総会に参加したメンバーの半数以上が、友を入会決意に導きました。全ては、「三代城サン❀フラワー ウルトラ大作戦」と銘打ち、展開した“婦女一体”の活動のたまものです。

 小松 「女子部を“ものすごく”応援しよう!」という思いを込めてのネーミングでしたね。女子部の皆さんが率直に語ってくれるので、“何に悩み、何に躊躇しているか”が分かり、活動を“手伝う”のではなく、“一緒に勝利しよう!”との思いに変わりました。

 鹿野 札幌池田総県の総区主任部長は、未入会のお父さんに弘教を果たしました。結婚51年。地区副婦人部長のお母さんと、力を合わせた結果です。

 小松 「病魔に立ち向かうため、題目をあげていきたい」と語る闘病中の知人に、御本尊流布を実らせた旭川総県の主任部長の折伏も感動的でしたね。

 鹿野 また、今回、婦人部の皆さまの応援を受け、池田華陽会は、近年最高の輩出数となりました。

 原田 まさに、婦女一体の模範の姿ですね。
 折伏では、寒さの厳しい日本海に面し、小さな町村が点在する岩内創価圏と、豪雪地帯の当別先駆圏が、全道をけん引していると聞いています。本年も地区1世帯を達成していますね。また、同じく豪雪地帯の幌加内町や、石狩市厚田区では、十数年ぶりに男子部の新入会者が誕生したと伺いました。「其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ」(御書1467ページ)との御金言通りに、地域広布の主体者として奮闘する姿に、頭が下がります。

 小松 「大白蓮華」3月号に体験談が掲載された、札幌白石総区の白ゆり長の後日談も話題です。ADHD(注意欠如・多動性障害)の息子さんと使命の道を歩む彼女は今回、誌面を読んだ両親を24年越しで入会に導きました。「娘たちが信心を根本に、困難に立ち向かう姿に決意しました」との言葉は胸に迫りました。

 日下 法華講救済に先駆する札幌戸田総県の王者北区では、ある地区婦人部長が法華講員と対話をする中、その方の30歳の息子さんと知り合います。モバイルSTBなどを通し、世界に広がる学会の姿を伝えると、世界青年部総会に参加。その感動を母親に報告すると、母親は脱講。本人は学会に入会したのです。

 原田 全てが、折伏の息吹あふれる話ですね。本年は、「広宣流布は北海道から」「必ず世界一の理想郷に」との“永遠の指針”発表から45周年。目標とする3年連続の世帯増へ、いよいよ、これからが大切です。世界の模範と輝く「幸福の拡大」で、「師恩」に報いる北海道へ、共々に成長していきましょう。