世界広布新時代第３３回 本部幹部会への池田先生のメッセージ 2018年4月15日

世界広布新時代第３３回　本部幹部会への池田先生のメッセージ 世界広布新時代第３３回　本部幹部会への池田先生のメッセージ 2018年4月15日

やさしく強く　勇気の「励ましの光」を送る
貴女は「一家の太陽」「地域の幸福責任者」

やさしく強く　勇気の「励（はげ）ましの光」を送る
貴女（　あなた　）は「一家の太陽」「地域の幸福責任者」

婦人部の祈りありて、創価の城は盤石！――あらゆる人を明るく照らす、広布の母たちの笑顔がはじける（東京牧口記念会館で）

婦人部の祈りありて、創価の城は盤石！――あらゆる人を明るく照らす、広布の母たちの笑顔がはじける（東京牧口記念会館で）

• 
• 
• 
• 

    

　一、我らの５月３日「創価学会の日」、そして「創価学会母の日」を、世界の同志と一足早く、明るくにぎやかに祝賀することができました。
　創価の父・牧口先生も、戸田先生も、いかばかり、お喜びでしょうか！
　海外から勇んで駆けつけてくださったブラジル、インド、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国、さらにコートジボワールをはじめ、気高き求道の皆さん、本当にありがとう！（大拍手）
　一、釈尊は、自らの育てのお母さんに、法華経の会座で成仏の記別を授け、「一切衆生が喜んで仰ぎ見る仏」（一切衆生喜見如来）という名前を贈られました。
　この「一切衆生が喜んで仰ぎ見る仏」という素晴らしい名前を、御本仏・日蓮大聖人は、一人の無名のお母さんにささげられております。
　夫に先立たれ、苦労して娘を育てていたお母さんです。そして、さながら不軽菩薩のように、悪口罵詈にも負けず、妙法流布に生き抜いていた女性です。
　５８年前の５月３日、第３代に就任した時、私が妻と誓ったことがあります。
　それは――釈尊そして大聖人から「一切衆生が喜んで仰ぎ見る仏」と記別を贈られた最も尊貴な創価の母たちが、世間から、いわれのない悪口罵詈を耐え忍んでくれている。この母たちが、日本中いな世界中から敬愛され、讃嘆される時代を必ず創り開こう！　これこそ広宣流布の栄光の実像であるからだ、と。
　その通りに今、人類の良識と知性が、「創価の婦人部は、世界一の幸と平和のスクラムなり」と賞讃してやまない時代に入ったではありませんか！（大拍手）

　一、我（われ）らの５月３日「創価学会の日」、そして「創価学会母の日」を、世界の同志と一（ひと）足（あし）早（はや）く、明るくにぎやかに祝（しゅく）賀（が）することができました。
　創価の父・牧口先生も、戸田先生も、いかばかり、お喜（よろこ）びでしょうか！
　海外から勇（いさ）んで駆（か）けつけてくださったブラジル、インド、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国、さらにコートジボワールをはじめ、気（け）高（だか）き求（きゅう）道（どう）の皆さん、本当にありがとう！（大拍手）
　一、釈（しゃく）尊（そん）は、自（みずか）らの育てのお母さんに、法（ほ）華（け）経（きょう）の会（え）座（ざ）で成（じょう）仏（ぶつ）の記（き）別（べつ）を授（さず）け、「一（いっ）切（さい）衆（しゅ）生（じょう）が喜（）んで仰（あお）ぎ見る仏（ほとけ）」（一切衆生喜（き）見（けん）如（にょ）来（らい））という名前を贈（おく）られました。
　この「一切衆生が喜んで仰ぎ見る仏」という素（す）晴（ば）らしい名前を、御（ご）本（ほん）仏（ぶつ）・日蓮大聖人は、一人の無（む）名（めい）のお母さんにささげられております。
　夫に先（さき）立（だ）たれ、苦労して娘（むすめ）を育てていたお母さんです。そして、さながら不（ふ）軽（きょう）菩（ぼ）薩（さつ）のように、悪（あっ）口（く）罵（め）詈（り）にも負けず、妙（みょう）法（ほう）流（る）布（ふ）に生き抜いていた女性です。
　５８年前の５月３日、第３代に就（しゅう）任（にん）した時、私が妻と誓（ちか）ったことがあります。
　それは――釈尊そして大聖人から「一切衆生が喜んで仰ぎ見る仏」と記別を贈られた最（もっと）も尊（そん）貴（き）な創価の母たちが、世間から、いわれのない悪口罵詈を耐（た）え忍（しの）んでくれている。この母たちが、日本中いな世界中から敬愛（けいあい）され、讃嘆（さんたん）される時代を必（かなら）ず創（つく）り開（ひら）こう！　これこそ広宣流布の栄光の実像（じつぞう）であるからだ、と。
　その通（とお）りに今、人類の良（りょう）識（しき）と知性が、「創価の婦人部は、世界一の幸（さち）と平和のスクラムなり」と賞（しょう）讃（さん）してやまない時代に入（はい）ったではありませんか！（大拍手）

希望と和楽の道を

希望と和（わ）楽（らく）の道を

　一、今日は、妻からも「『創価学会母の日』ですから何かお祝いを」と言われているので、四つの書をお届けしたいと思います。
　ちょうど今、『新・人間革命』の「誓願」の章で、１９８２年（昭和５７年）のことを執筆しておりますが、この年の１１月、各地で行われていた婦人部総会を記念して、したためたものです。
　初めに「福光母曲」――。
　大聖人は女性門下へのお手紙で、題目の功力を譬えられ、「百千万年もの間、闇に閉ざされていた所でも、灯を入れれば明るくなる」（御書１４０３ページ、通解）と仰せです。
　本日で震災より満２年となる熊本でも、婦人部の方々が、どれほど地域に、やさしく、また強く、勇気の励ましの光を送ってこられたことでしょうか。
　試練と戦う、いずこの地でも、創価の女性たちは「あの人照らせ　この人も」と「福光母の曲」を奏でてくれています。
　だからこそ、「悲しみも　いざ越えて」「嘆きの坂の　彼方には」、一人一人の蘇生の笑顔が広がっていくのです。
　次に「広布長者家」――。
　御書には、「家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せん」（１３７４ページ）と示されています。
　一人の「小さな太陽」が昇れば、たとえ家族が信心していなくとも、一家眷属を希望へ和楽へ栄えさせていけます。輝く地涌の人材が必ず躍り出てきます。特に、誉れ高き個人会場のご家庭は「広布長者の家」の鑑であります。心より感謝を表すとともに、改めて大切に使わせていただきたいのであります。
　さらに「安穏母光」――。
　今回、異体同心の団結で新出発したコートジボワールでも、今世紀の初め、内戦が勃発した後、婦人部の皆さんを中心に地区で毎日、リレー唱題を行い、国土の安穏と平和を祈り、友情と信頼の対話を粘り強く貫いてきました。
　法華経の寿量品には「我が此の土は安穏にして　天人は常に充満せり」（創価学会版法華経４９１ページ）と説かれています。
　安穏と平和の世界を広げる最も確かな力は、まさしく地域に根ざして、行学に励みゆく母たちの草の根の連帯にこそあるのです。　
　来月、少人数のグループで開催される婦人部総会の大成功を皆で祈り、「地域の幸福責任者」である尊きグループ長を応援しようではありませんか！（大拍手）

　一、今日（きょう）は、妻からも「『創価学会母の日』ですから何（なに）かお祝（いわ）いを」と言われているので、四つの書をお届（とど）けしたいと思います。
　ちょうど今、『新・人間革命』の「誓願（せいがん）」の章（しょう）で、１９８２年（昭和５７年）のことを執（しっ）筆（ぴつ）しておりますが、この年の１１月、各地で行われていた婦人部総会を記念して、したためたものです。
　初（はじ）めに「福（ふっ）光（こう）母曲（ははのきょく）」――。
　大聖人は女性門（もん）下（か）へのお手紙で、題目の功（く）力（りき）を譬（たと）えられ、「百千万年もの間（あいだ）、闇（やみ）に閉（と）ざされていた所（ところ）でも、灯（ともしび）を入（い）れれば明るくなる」（御書１４０３ページ、通解）と仰（おお）せです。
　本日で震災より満（まん）２年となる熊本でも、婦人部の方々が、どれほど地域に、やさしく、また強く、勇気の励（はげ）ましの光（ひかり）を送ってこられたことでしょうか。
　試（し）練（れん）と戦う、いずこの地でも、創価の女性たちは「あの人照（て）らせ　この人も」と「福光母の曲」を奏（かな）でてくれています。
　だからこそ、「悲（かな）しみも　いざ越（こ）えて」「嘆（なげ）きの坂（さか）の　彼方（かなた）には」、一人一人の蘇（そ）生（せい）の笑顔が広がっていくのです。
　次に「広布長者（ちょうじゃ）家（のいえ）」――。
　御書には、「家に讃（さん）教（きょう）の勤（つと）めあれば七難（しちなん）必（かなら）ず退散（たいさん）せん」（１３７４ページ）と示（しめ）されています。
　一人の「小さな太陽」が昇（のぼ）れば、たとえ家族が信心していなくとも、一家眷属（けんぞく）を希望へ和（わ）楽（らく）へ栄（さか）えさせていけます。輝（かがや）く地（じ）涌（ゆ）の人材が必ず躍（おど）り出（で）てきます。特（とく）に、誉（ほま）れ高き個人会場のご家庭は「広布長者の家」の鑑（かがみ）であります。心より感謝を表（あらわ）すとともに、改（あらた）めて大切に使わせていただきたいのであります。
　さらに「安穏（あんのん）母光（ははのひかり）」――。
　今回、異（い）体（たい）同（どう）心（しん）の団結で新出発したコートジボワールでも、今世紀の初め、内戦が勃発（ぼっぱつ）した後、婦人部の皆さんを中心に地区で毎日、リレー唱題を行（おこな）い、国土の安穏と平和を祈（いの）り、友情と信頼の対話を粘（ねば）り強く貫（つらぬ）いてきました。
　法華経の寿量（じゅりょう）品には「我（わ）が此（こ）の土（ど）は安穏にして　天（てん）人（にん）は常（つね）に充（じゅう）満（まん）せり」（創価学会版法華経４９１ページ）と説（と）かれています。
　安穏と平和の世界を広げる最も確（たし）かな力（ちから）は、まさしく地域に根（ね）ざして、行（ぎょう）学（がく）に励みゆく母たちの草の根の連帯にこそあるのです。　
　来月、少人数のグループで開催される婦人部総会の大成功を皆で祈り、「地域の幸福責任者」である尊（とうと）きグループ長を応援しようではありませんか！（大拍手）

青年部を先頭に

青年部を先頭に

　一、そして最後に、「春秋幸乃旅」――。
　この四つの書をしたためた直後の１１月１８日、ここ牧口記念会館の庭園にある「二十一世紀の碑」の除幕式を行い、新世紀への誓願の旅を開始しました。
　うれしいことに、当時、除幕をした創価小学生をはじめ未来部の友たちも、今、壮年部・婦人部の第一線のリーダーとして、立派に活躍してくれています。
　先日、来日されたインドの大哲学者ロケッシュ・チャンドラ博士は、有名なユネスコ憲章の一節を踏まえつつ、「平和は人の心の中で生まれる」という新たな潮流を起こすことを、創価の私たちに深く望まれました。
　さあ、我ら創価家族は、太陽の婦人部を中心に、そして従藍而青の青年部を先頭として、人類の平和の創造へ、「老いゆく歳も　忘れ去り」、「今日も元気で」、春秋幸の旅を！　と申し上げ、私のメッセージといたします（大拍手）。