5・3「創価学会の日」記念 世界広布新時代 第33回 本部幹部会から(要旨) 永石貴美子婦人部長 2018年4月20日

5・3「創価学会の日」記念 世界広布新時代 第33回 本部幹部会から(要旨) 永石貴美子婦人部長 2018年4月20日

地域を照らす幸福の太陽に
 

 一、栄光の5・3「創価学会の日」、そして「創価学会母の日」制定30周年を記念する「全国婦人部グループ長大会」の開催、大変におめでとうございます(拍手)。
 意義あるこの時に、婦人部指導集『幸福の花束Ⅱ』が発刊の運びとなりました。うれしいことに、池田先生が「発刊に寄せて」を執筆してくださり、その中で「われらの輝き光る5月の3日は、いつも広宣流布の誓願に生き抜く、母たち、女性たちの『太陽の心』に照らされ、歓喜と決意の大輪が咲き誇る日であるといってよいでありましょう。尽きせぬ感謝と尊敬の結晶として、この日が『創価学会母の日』と定められたのは、1988年のことでありました」と、したためてくださいました。
 今、白ゆり合唱団の皆さんが歌い上げた婦人部歌「母の曲」。学会が嵐の中で、先生は、一人一人の婦人部への心の思いを、励ましの叫びを、歌詞につづってくださいました。
 口述された歴史をとどめる小説『新・人間革命』第29巻「常楽」の章も、この本に収められ、さらに「福光母乃曲」との書も載っています。
 「母の曲」誕生40周年、「今日も元気で」発表50周年の佳節である本年、婦人部をたたえ励まし続けてくださる池田先生への心からの感謝を胸に、これからもこの師弟の歌を高らかに歌っていきます。学会の根幹である師弟の絆で、全てを勝ち開いていくことを誓い、進みます。
 一、この5月、いよいよ待ちに待った「婦人部総会」の開催です。グループという一番小さな単位で、一番大きな笑顔がはじける、全員が主役の総会です。新緑薫る季節、創価の哲学を多くの友に、楽しく語り広げていこうではありませんか。
 先日お会いした東京婦人部の寺田さんは、ご主人を折伏して結婚。4人の男の子の子育てに奮闘してきました。不登校や非行に、心が張り裂けそうになることもありましたが、息子たちを信じて祈り抜き、会合で感動した先生の話や体験をありのままに語り続けていきました。
 そのお手本は、85歳になるお母さんです。寺田さんは語ります。「かつて私は、障がいのある兄や、家に帰ってこない父のことで悩み、自身もうつと拒食症で生きる希望も持てませんでした。そのどん底の家庭の中でも、母は、いつも笑顔で学会活動に励み、“池田先生についていけば大丈夫”と一言も愚痴を言わずに家族を大切にしてくれました。幸せになれたのは、一家の太陽の母のおかげです」と。
 寺田さんは、葛藤の中、一歩も引かずに祈り、挑み抜きました。息子さんの遊び友達まで折伏。なんと友人3人が入会したのです。
 そして、結婚した息子2人のお嫁さんも「お母さんのようになりたい」と次々に入会。すると、その姿に息子たちが発心。次男は男子部大学校生、三男は初の個人折伏を実らせ、四男も信心に立ち上がるまでになりました。
 さらに、ご主人の両親も弟夫婦も入会。皆が広布の庭で、にぎやかに前進しています。
 一、御書に「題目を唱え奉る音は十方世界にとずかずと云う所なし」(808ページ)とあります。創価の母の祈りの届かないところはありません。
 自らが太陽となって、わが友、わが家族、全ての人に祈りと幸福の花束を贈りながら、きょうから広宣流布大誓堂完成5周年の「11・18」へ、朗らかに前進を開始していこうではありませんか(拍手)。