〈座談会 師弟誓願の大行進〉32 弘教・拡大に率先する男子部 2018年5月1日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉32 弘教・拡大に率先する男子部 2018年5月1日

不退・不屈の青春を走り抜け
「任用試験」の申し込みを推進
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
志賀男子部長
中原男子部大学校事務局長
甲斐中国男子部長
大学校生らが、“全国男幹”のオリジナル曲を熱唱(4月22日、岡山で)。「後輩を自分以上の人材に」との精神のまま、この時を選び、立ち上がった、使命の大学校生を、総力を挙げて育成!

 原田 このたび、フランス、スペイン、イギリスを訪問し、諸行事に参加してまいりました。おかげさまで、一切無事故・大成功で帰国いたしました。

 志賀 各国での総会や幹部会などの模様が連日、聖教新聞で報道されていました。どの写真や記事からも、世界広布の伸展が伝わり、大変に感動しました。

 原田 世界宗教として発展を遂げる、創価学会の勢いを象徴する行事の数々でした。詳細は今後、語っていきますが、私たちは、師弟を根本に、世界の同志と心一つに、さらに広布にまい進していきましょう。

 長谷川 さて、「教学部任用試験(仏法入門)」の申し込みの締め切りまで、2週間ほどとなりました(5月13日まで)。

 原田 地区2人以上の合格者の輩出を目指し、各地で、受験の推進に取り組んでくださっていることに、心から感謝申し上げます。

 甲斐 今回から、家族の承諾があれば、中等部員の受験が可能となり、“未来の宝”と一緒に、世界一の哲学を学べる喜びが広がっています。

 中原 「世界青年部総会」を機に、新たに誕生した人材や、新入会の方々、そして会友の方々と、幸福への哲学を共に研さんできるチャンスでもあります。

 原田 試験と聞くと構えてしまう方もいますが、「仏法入門」という名の通り、研さんにより、日々の暮らしを豊かにし、幸福な人生を開く“生きた仏教”の基本を知ることができます。また、学会理解を深めてもらう好機にもなります。勇気を出して、さらに多くの会友の方に、呼び掛けていきましょう。

大学校生の育成を

 長谷川 先月22日に岡山で行われた、新時代第11回の全国男子部幹部会に出席し、“さすが、次代を担う男子部!”と、力強い演技や合唱に感動しました。

 甲斐 3月11日の「世界青年部総会」を終えた翌日から出演者を人選し、練習を開始しました。また、中国方面の男子部として部平均5世帯を大きく超える弘教・拡大の結果を残すこともできました。

 中原 「限りなき前進――若き君達に後退という言葉はない」とのテーマで行われた“全国男幹”では、男子部大学校1期生と、その“勝利責任者”の活躍が光っていました。

 志賀 先輩たちからの激励を受け、出演した大学校生の多くが、折伏に挑戦できました。当日の会場では、そのあふれる歓喜の合唱が感動を呼びました。

 甲斐 半年前に入会した鳥取のある大学校生は、演目への出演が決定し、折伏を決意。入会以来続けてきた兄への対話に力を入れます。ある時は、合唱の練習にも誘いました。その中、弟が、どんどん変わっていく姿に感動した、お兄さんが“全国男幹”の前日に、入会を果たしたのです。

 志賀 先生は、会合へのメッセージの中で、「久遠からの同志と励まし合いながら、『いよいよ、これからだ』と勇み立ち、『不退』『不屈』の誓願の青春を走り抜いてくれたまえ! これこそ、栄光輝く『限りなき前進』である」と言われました。男子部は、この“いよいよ、これから!”の心意気で、さらなる折伏と人材育成に挑戦してまいります。

 原田 全国では今、1万3000人の「男子部大学校1期生」が誕生し、「鉄は炎打てば剣となる」(御書958ページ)との御聖訓を胸に、信行学の実践に挑戦していますね。

 中原 「持続の祈り」「勇気の折伏」「師弟の精神を学ぶ」「同志と励まし合う」「使命の場所で勝つ」との五つの実践項目を通し、広布の未来を担う人材へと成長を期しています。

 志賀 その中、北海道では、リーダーが大学校生と一緒に訪問・激励に動くことを心掛けています。また、三重では、大学校生が先輩の信仰体験や、地域の広布史を聞く機会を多く設けています。

 原田 大切なのは、関わる側の真剣さですね。先生は、大学校の発足に当たり、ご自身が心掛けてきた「人材育成」の四本柱を教えてくださいました。
 すなわち、友の幸せを祈り、確信を込めて仏法の正義を語り切る「指導」であり、率先して模範を示し、共に行動する「教育」であり、相手の勇気を引き出して実践できるようにする「訓練」であり、結果はどうあれ、努力を讃え、断じて守り抜く「擁護」です。

 中原 先日、家庭訪問で伺った東京・足立総区の大学校生と、その“勝利責任者”の姿は、麗しいものがありました。今回、大学校生になったメンバーは、脳性まひのため、体を自由に動かせません。実は、その“勝利責任者”を務める副部長も、脳性まひを患っています。

 志賀 その副部長は、毎回の大学校の集いに積極的に参加。学んだことをファイルにまとめ、大学校生のもとに届けているそうですね。目も不自由な大学校生に、ご両親は、その資料を読み聞かせるなど応援し、「家族一緒の時間が増え、皆が明るくなりました」と語っていたと聞きました。まさに、模範の姿です。

 原田 一人の青年が立ち上がる陰に、どれほど深い真心の励ましがあるか。「一騎当千」の一人を育てることは、千人の拡大にも通じることを、どうか誇りとしてください。

創大・短大・学園へ

 長谷川 最後に、創価学園・大学・女子短大の「オープンキャンパス」についてのお知らせです。
 5月3・4日、東京と関西の創価学園(小学・中学・高校)、東京・八王子市の創価大学創価女子短期大学で、「オープンキャンパス」が開催されます。

 原田 受験生や、その家族、さらには、地域の方々など、ぜひ一度、直接、創価の学びやをご覧いただき、その魅力に触れていただければと思います。