〈座談会 師弟誓願の大行進〉34 心通う訪問・激励をさらに 広布に進む友を一人でも多く! 2018年5月14日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉34 心通う訪問・激励をさらに 広布に進む友を一人でも多く! 2018年5月14日

今年も「クールビズ」を励行
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
伊藤女子部長
リーダーの活動の基本は、個人指導にある!――これを皆が肝に銘じていけば、学会はさらに発展していく

 伊藤 「婦人部総会」が、全国でたけなわです。池田先生と奥さまから、感動的なメッセージも寄せられました。本当に、おめでとうございます。

 永石 先生は、10日付の聖教新聞の「随筆」で、次のようにつづってくださいました。「小さな語らいの場が、いかに大切か」「顔を合わせて、語り、対話し、励まし合う絆。これこそ、何よりも豊かな『価値創造の場』ではないか」と。全てを分かってくださっている先生の真心に、感動と感謝の気持ちでいっぱいです。

 原田 また、8日付の「御書と歩むⅡ」では、「今、(あなたは)法華経を慕われているので、必ず仏におなりになる女人である」(御書1222ページ、通解)との御聖訓を通し、「皆が仏の境涯を開きゆく、楽しき婦人部総会の大成功を、妻と真剣に祈ります」とも述べられています。喜びあふれる「婦人部総会」となるよう、壮年部も青年部も、力いっぱい応援していきましょう。

 志賀 はい。日頃の感謝を込めて、全力で応援してまいります。
 さて、今月も「励まし週間」が始まりました(17日まで)。先生は、「個人指導は、最も地道で目立たない活動ですが、信心の『根』を育てる作業といえます。根が深く地中に伸びてこそ、天に向かって幹は伸び、葉も茂る。同様に、一人ひとりの悩みに同苦し、疑問には的確に答え、希望と確信をもって、喜んで信心に励めるようにしていくことが、いっさいの源泉になります」と言われています。

 原田 その通りに行動されてきたのが、池田先生です。日本中、世界中のどこに行かれても、一人と会い、一人を励ましてこられました。皆の心に、希望の光を送り、勇気の灯をともす――そのためにできることを何でもされてきたのが、先生のお振る舞いです。

 長谷川 会って語るだけではありません。ある時は、学会歌の指揮を執り、ある時は、ピアノを弾かれ、また、ある時は、何百人もの方と握手を交わされました。さらに、大量の色紙や書籍に揮毫をし、数え切れないほどの記念撮影もされました。そうして、全国、全世界の同志と心を結び合ってきたのです。

 伊藤 先生は言われています。「人材は自然に育つものではありません。人材を育成しようとする先輩幹部の、誠意あふれた行動によってのみ、後輩たちの人材たろうとする使命の自覚がなされていきます」と。

 原田 人間を育むのは、人間です。“ここまで自分を信頼し、期待してくれているのか!”“ここまで自分のことを思い、尽くしてくれるのか!”という、熱い真心に触れてこそ、使命に生きようという決意も燃え上がります。私たちは、この点を今一度、確認し合いながら、訪問・激励に取り組んでまいりたい。

 伊藤 かつて先生は、記されました。「もし、私に時間があるなら、全同志のご家庭を回りたいと、思っています。しかし、残念ながら、それはできない。ですから、組織の責任をもつ幹部の皆さんに、代わりに激励をお願いする以外にないのです」と。

 原田 リーダーは、ゆめゆめ、この先生の思いを忘れてはなりません。否、先生の代理として、訪問・激励をさせていただける喜びと誇りを胸に、「励まし週間」を駆けていきましょう。

 永石 はい。「先生と共に、広宣流布の大願に生き抜こう!」との決定した信心に立つ人を、一人でも多く育てていきます。

「率先垂範の行動」

 志賀 そのためにも、大切なのは、まず、私たち自身が、“広宣流布こそ、わが人生”と定め、その一念を赤々と燃やし、同志を触発していくことですね。

 長谷川 そうです。さらに、重要なことは、リーダー自身の率先垂範の行動で、“何をすべきか”を示していくことです。

 原田 たとえば、ただ、「仏法対話を実践しましょう!」と訴えるのではなく、自分が真っ先に行動を起こし、「私は、こうやって実践しているんですよ」と語っていくことです。
 その際、ぜひ、思うようにいかず、悩んだ経験も語ってください。たとえ結果は芳しくなくても、挑戦の苦闘と喜びを語り、頑張り続けていく決意を述べることも、立派な励ましです。

 永石 そうした“失敗談”を伝えることで、“それなら、私にもできる。挑戦してみよう!”と決意をされる場合もあります。ともかくも、懸命に活動に励む、ありのままの姿こそ、共感を呼ぶものですね。

 原田 私たちが目標とする栄光の「11・18」に向かって、「弘教・拡大」と同時に、大切なことは、「学会活動に励む人」をどれだけ増やせるかです。学会の永遠性の確立という観点からも、非常に重要なポイントです。
 新入会の方、青年部員、さらには、あまり会合に参加できていない方や、活動から遠ざかっている方に、どう励ましの心を届けていくかです。リーダーは今こそ、意識と行動を変革し、徹底して訪問・激励に取り組んでいきましょう。

軽装で省エネ対策

 志賀 なお、本年も、地球温暖化の防止や、省エネルギー対策として、学会も、「クールビズ」に取り組んでまいります。

 長谷川 これは、軽装を促すことで、冷房時の室温を28度に抑える運動です。環境省の提唱で始まり、本年で14年目となりました。

 原田 社会的にも広く定着し、好評です。学会でも、会合等で実施していきます。皆で積極的に進めていきましょう。