学生部代表者大会への池田先生のメッセージ 2018年6月24日

学生部代表者大会への池田先生のメッセージ 2018年6月24日

前進! 歴史を創るこの大船で
我と我が友とが励まし合い 大歓喜スクラムをさらに
師との誓いを果たす時は今!――全国学生部代表者大会の参加者が誓いのカメラに。この日に向けて、対話拡大・人材育成・勉学に挑み抜いてきた友また友。中国方面のあるメンバーは、自身の殻を破ろうと本年、200人を超える友人に仏法の平和思想を伝えた(八王子市の東京牧口記念会館で)

 青春の凱歌を轟かせゆく学生部の結成記念の大会、誠におめでとう! 21世紀の広宣流布の命運を担い立つ知勇兼備の若人が、地涌の菩薩の涌出さながらに、全国各地から師弟の殿堂に、よくぞ集ってくれました。
 新しい人材が澎湃と躍り出て、勇気の対話に挑戦を繰り広げてきたことも、嬉しく伺っています。学生部と共に発表した日中国交正常化の提言50年に、両国の友好、さらには世界の平和の未来を開く、若き英知のスクラムを大きく広げてくれたことも、頼もしい限りです。牧口先生も戸田先生も、どれほどお喜びであることか。
 ありがとう! 本当にありがとう!
 日蓮大聖人は「一句妙法に結縁すれば億劫にも失せず」(御書793ページ)と御断言です。
 君たちが、決然と正義の仏法を語り、仏縁を結んだ努力は、自分にとっても友人にとっても、不滅の大福運の種となって、必ず花開くことを深く確信していただきたい。
 牧口先生の生誕の日の前日、“永遠の都”ローマで発表した共同声明で、私は世界の青年へ呼びかけました。「植えたものは、必ず収穫される。自分たちの一つ一つの行動が未来に必ず実を結ぶことを信じ、『民衆と共に人生を歩む』という責任を勇んで担おうではないか」と。
 その意味において、きょうは、愛する諸君に、「世界の先頭に立って、行動する青年の連帯を広げゆく走者たれ!」と託したい。
 我らが共に心肝に染めてきた「御義口伝」には、「喜とは自他共に喜ぶ事なり」「自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり」(同761ページ)と仰せである。
 友のため、社会のため、未来のために、徹して祈り、徹して学び、徹して行動するなかに、究極の青春の大歓喜が躍動する。我と我が友とが励まし合い、智慧と慈悲を限りなく湧き出しながら、この大歓喜の連帯に、地涌の世界市民を、一人また一人と糾合してくれ給え!
 大聖人は「真実一切衆生・色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり」(同1170ページ)と言明されている。
 人生と社会と世界のあらゆる艱難を打開する秘術を、若くして持った君たちよ!
 歴史を創る創価の大船のいよいよの大前進を頼む!
 我が愛弟子の学生部、万歳! 明朗闊達に、そして不撓不屈の負けじ魂で、すべてを勝ち切れ! 共々に「広布に走れ」を高らかに歌いつつ。