〈声〉 2018年6月27日

〈声〉 2018年6月27日

 
宮城県気仙沼市の離島・大島と本土を結ぶ「気仙沼大島大橋」。東日本大震災の復興事業として本年度中の完成を目指す=東北支社
真心のこもった師匠からの伝言

 名古屋市緑区 沖田恵子 (主婦 67歳)
 任用試験(仏法入門)の翌日、聖教新聞の1面に、受験者への池田先生のメッセージが掲載され、目がくぎ付けになりました。
 メッセージには、「受験できなかった友にも、くれぐれもよろしくお伝えください」との真心の励ましがつづられていました。
 早速、先生のメッセージが載った新聞を、近所に住む会友の方のところにお持ちしました。彼女は「ここまで心を配られるのですね」と驚いていました。
 今回、私は2人の小学生のお子さんを育てながら、お仕事をされ、地域の役員も頑張っている彼女と仏法入門を学んできました。きっかけは、わが家でのSTBの視聴と、婦人部のグループ学習会への参加でした。曜日と時間を決め、一日も欠かすことなく学び合いました。しかし当日、仕事の都合で受験できなくなってしまったのです。
 彼女は、「これからも、時間を調整して学習会等にお邪魔します」と笑顔で語ってくれ、さわやかな気持ちになりました。

誓いの学生部歌 大合唱忘れない

 東京都八王子市 花見育子 (ピアノ教師 63歳)
 先日行われた「世界広布新時代第35回本部幹部会」で、誕生40周年の学生部歌「広布に走れ」の大合唱があり、決意を新たにしました。
 1978年(昭和53年)6月、学生部幹部会の前日のことです。「富士学生合唱団」の一員として、練習に励んでいたその時、「今、池田先生が新しい学生部歌を作ってくださいました」との連絡が入ったのです。ほどなく、譜面が配られ、感動の中で、一生懸命に練習をしました。
 幹部会当日は、参加者全員が歌えるように、合唱団が中心となって開会前に歌唱練習を。歌詞の一節一節を心に刻んでいきました。特に、「歴史を創るは この船たしか」の箇所には、“民衆の城である創価学会を守ってゆけ”との、師匠から学生部への万感の期待を感じ、胸がいっぱいになりました。
 そして、会合に出席された池田先生と共に「広布に走れ」の大合唱となったのです。師と共に、何度も歌った光景は、40年たった今も、忘れることのできない金の思い出です。
 私は現在、未来部の「富士少年希望少女合唱団」のスタッフとして、次代の学会を担う人材の育成に携わっています。
 青春時代の誓いを忘れずに、生涯、報恩の人生を歩んでいきます。

丁寧な励ましで地区に人材の花

 茨城県つくば市 瀬尾さち子 (66歳)
 6・17「茨城県の日」の淵源となった「茨城県スポーツ祭」から、今月17日で45周年を迎えました。
 つくば県では、当時、青年部として祭典に参加した方々の、喜びの声があふれています。
 上郷地区の婦人部の落合節子さんは、当日行われた卓球大会で、池田先生と試合をされたそうです。先生のスマッシュの速さに驚いたことなど、青年と共に汗を流される師の姿を胸に、現在も広布にまい進しています。
 落合さんは結婚後、ご主人と立派な家庭を築きましたが、ご主人は未入会で、共に信心をするまでには至らなかったとのこと。
 しかし、昨年、地区の皆さんの応援をいただき、結婚38年目にして、ついにご主人は入会されました。地区の同志の喜びもひとしおでした。
 さらに本年、創価長(ブロック長)さんの地道な対話で、落合さんのご主人が教学部任用試験の受験を決意。先日、晴れて合格することができました。
 受験日は、「茨城県の日」である6月17日であり、落合さんご夫妻にとって、忘れられない日となりました。
 現在、地区では一人一人への丁寧な励まし運動が活発に展開されています。師への報恩の心を燃やして、さらに人材の花を満開に咲き薫らせていきます。

美しい桜が咲く厚田墓園を訪問

 岡山市北区 藤井栄次 (77歳)
 私自身の入会56周年を記念して先月、妻と二人で北海道の戸田記念墓地公園に行き、長年の願望を果たすことができました。
 初日は、あいにく雨が降っていましたが、石狩市厚田区内にある戸田先生の旧家へ。足の悪い私のために、スタッフの方が車いすを押してくださり、頭が下がりました。
 翌日は晴天に恵まれ、戸田記念墓地公園へ。園内の桜が美しく、季節柄、大変なにぎわいで、諸天も祝福しているかのようでした。広々とした公園を歩くと、戸田先生と池田先生の“師弟の魂”が凝縮された碑がたくさんありました。中でも、戸田先生の立像は圧巻でした。
 後日、北海道での青年三代城総会に出席するために来日した、インドのSGIの友が、同じ場所を訪れたことを知り、とても感動しました。
 今回の訪問を通し、一段と広布のお役に立つ人材に成長することを誓いました。また、同行してくれた妻には感謝の思いでいっぱいです。

「宇宙展」を通し 喜びの対話広げ

 仙台市青葉区 加藤真利子 (主婦 65歳)
 「わたしと宇宙展――奇跡の地球に生きる」が先日、「せんだいメディアテーク」で開催されました。
 私は、友人を招いた懇談の集い「おしゃべりカフェ」を毎月2回、わが家で開いています。
 その中で、展示への声掛けをしたところ、友人が友人を誘ってくれるなど、最終的に32人の方が観賞してくれました。
 ある友人からは、「宇宙には行けないけれど、実際に宇宙を感じることができてよかった。長生きしてよかった。ありがとう」との感激の言葉を頂きました。
 また、ある方は、「夫の介護で疲れきっていましたが、展示を見て勇気と元気をもらいました。心がわくわくしてきて、若返ったような気持ちです」と言ってくれました。
 これからも、地域の幸福を祈りながら、一人一人の友を大切にしていきます。

募集案内

 投稿される方は 〒160‒8070 聖教新聞「声」係へ。
 ファクスは 03(3225)9139 メールは koeran@seikyo-np.jp
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