新時代第12回「全国男子部幹部会」への池田先生のメッセージ 2018年7月16日

新時代第12回「全国男子部幹部会」への池田先生のメッセージ 2018年7月16日

「強盛の大信力」で勝ち光れ

 民衆仏法の正義の炎は、常に、わが愛する東海道の若人から燃え上がる。世界宗教の拡大の大波は、いよいよ、わが信ずる東海道の若人から勝ち広がる。
 今、私の心は、懐かしき鶴見の講堂へ飛んで、大好きな神奈川と静岡の君たちと一緒に、勇者の太鼓を打ち鳴らし、不屈の歌を歌い上げ、連帯の舞を舞っています。
 出演者をはじめ東海道の若人が、大雨の日も、猛暑の日も励まし合って、努力を重ねてきたことを、私は鏡に映すように分かっています。
 よく頑張った!
 本当にご苦労さま!
 陰で一切を支えてくれている役員の皆さんも、本当にありがとう!
 そして、若き日から私と苦楽を共にしてきた創価家族の父たち、母たちが、どれほど熱い真心で、君たちを見守り、応援してくれていることか。ここで、みんなで一緒に、感謝と決意を込めて大拍手を贈りたいと思うが、どうだろうか!(大拍手)
 東海道は、広宣流布の源流であり、立正安国の原点の天地です。
 ゆえに、東海道の丈夫は、今もこれからも、王者の富士の如く堂々と、全日本、全世界の青年たちの模範とそびえ立ってもらいたい。君たちの宿縁は、あまりにも深遠であり、君たちの使命は、あまりにも偉大なのです。
 本日は、御本仏・日蓮大聖人が、東海道の愛弟子を励まされた御書を、共々に拝したい。
 まず、熱原の法難を戦い抜いた南条時光への御聖訓です。「しばらくの苦こそ候とも・つい(遂)には・たの(楽)しかるべし、国王一人の太子のごとし・いかでか位につかざらんと・おぼしめし候へ」(御書1565ページ)と。
 思いもよらぬ災難も、思うにまかせぬ苦境も、妙法を唱え抜く地涌の青年が躍り出て、歯を食いしばって戦い抜くところ、勝利の活路が開けないわけがありません。
 そして、もう一つは、「強盛の大信力をいだして法華宗四条金吾四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ」(同1118ページ)との仰せです。
 どうか、職場にあっても、地域にあっても、勇敢に誠実に明朗に、「なくてはならない存在」となって光り、「さすが創価の青年だ」とうたわれていってもらいたい。また、必ず必ず、そうなっていける一人一人であり、「絶対勝利の信心」なのです。
 さあ、私と共に、同志と共に、恐れなき「師子王の心」を燃やして、全員が青春の凱歌を轟かせ、友情の歌、平和の歌のスクラムを、さらに大きく、さらに広々と拡大していってくれたまえ!
 わが後継たる一騎当千東海道の青年、一人一人に、「正義の旗」「共戦の旗」「栄光の旗」を託しつつ――(大拍手)。