椎地四郎殿御書

◎兵衛志殿御返事
「必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退く」
(御書1091ページ)

◎勝利の経典「御書」に学ぶ 椎地四郎殿御書
 いかなる大難にも真正面から立ち向かい、勝利し、悠然と乗り越えていくのが、
法華経の信心です。御書には「悦び身に余りたる」(1343ページ)、「大に悦ば
し」(237ページ)、「いよいよ悦びをますべし」(203ページ)と、「大難」即
歓喜」の仰せが随所に示されています。

 どんなに大難があっても、正法弘通に生き抜き、目の前の一人の苦悩を取り除
き、幸福の種を心田に植えていく悦びに勝るものはない。この最高にして最強、そ
して最尊の人生を促す力が、法華経に具わっています。法華経に生き切ること自体
が、最高の幸福なのです。
(『勝利の経典「御書」に学ぶ 11』96ページ)

◎御書と師弟
 わが創価の友は、大仏法の尊い実践者である。広宣流布の真正の闘士である。ゆ
えに、現実社会で絶対に勝たねばならない。また、絶対に勝ち抜いていける大法則
を持った皆様方なのです。(中略)

 仏法は「即社会」です。「即職場」「即地域」であり、「即家庭」となるので
す。「即」とは、信心の一念です。学会という和合僧の中で、使命の役職を担い、
広宣流布に戦えば、「即」という変革の原理が躍動します。

 人生は、さまざまな困難の連続である。しかし、信心の上では決して負けない。
一歩も退かない。この一念が、「即」人生の勝利、社会での勝利を開くのです。
(『御書と師弟 3』90ページ)