〈座談会 師弟誓願の大行進〉64 10・7「勝利島部の日」40周年 求道の勇者 創価の英雄 2日018年10月4

〈座談会 師弟誓願の大行進〉64 10・7「勝利島部の日」40周年 求道の勇者 創価の英雄 2日018年10月4

女子部新体制 希望輝く華陽のスクラム
〈出席者〉
原田会長
島瀬勝利島部長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
各地で行われている「勝利島サミット」(昨年11月。鳥羽文化会館での三重の集い)

 大串 このたび、女子部長の任命をいただきました。いつも最大の励ましをくださる池田先生・奥さまにお応えするため、伊藤総合女子部長、千尋書記長と共に、さらなる希望あふれる前進を開始し、使命を果たし抜いてまいります。

 原田 すがすがしい新出発、大変に、おめでとうございます。池田先生は常々、「明るく清らかな女子部こそ、学会の一番の希望である」と言われ、女子部は全員が広布の宝の存在であることを教えてくださっています。先生のご期待通りの大発展を深く祈念しています。

 竹岡 新出発に当たり、先生は、「どうか、希望輝く華陽姉妹が、楽しく伸び伸びと『人間革命』のスクラムで、新たな『友情の波』を『歓喜の波』を『福智の波』を起こしていってください」とメッセージを寄せてくださいました。

 大串 新スローガン「希望輝く 華陽姉妹 『人間革命』のスクラムで 師弟勝利の門を開く!」のままに、自身の生命を磨く「人間革命」に挑戦し、その輝きで、縁する全ての人に、希望を送っていく一人一人へと成長していきます

 永石 「女子は門をひらく」(御書1566ページ)との御聖訓通り、創立90周年へ、女子部の皆さんが、師弟勝利の門を開いていけるよう、婦人部も全力で励ましを送り、応援していきます。

「地域貢献の模範」

 原田 10月7日は、「勝利島部の日」です。本年は、「部の日」の淵源である、1978年(昭和53年)10月7日の第1回「離島本部(後の勝利島部)総会」から40周年の佳節です。

 永石 その模様を含め、勝利島部の歴史は、小説『新・人間革命』第28巻「勝利島」の章に、詳しく記されています。

 大串 2016年9月号から17年7月号の「大白蓮華」に掲載された企画「使命の天地・勝利島」でも詳述されていましたね。

 原田 40年前、全国の離島の友が、先生を求め、学会本部に集い合いました。各地の島々から、東京にやって来る苦労は並大抵ではありません。けれども皆が、「道のとをきに心ざしのあらわるるにや」(同1223ページ)と仰せの通り、求道の心を燃やし、本部へと駆け付けてきたのです。その「求道の勇者」の信心をいやまして奮い立たせ、離島の同志は戦い抜いておられます。

 島瀬 先生は言われています。「私は、離島にあって、周囲の人たちに信心を反対されながらも、着実に信頼を勝ち取り、広宣流布の道を開いてこられた方々こそが、真正の勇者であり、真実の勝利王であると思っています。学会のいかなる幹部よりも、強盛な信心の人であり、創価の大英雄です」と。各地の勝利島部の同志の皆さんと懇談し、その筆舌に尽くしがたい闘争を伺うにつけ、先生の言われる「創価の大英雄」との言葉の重みを実感しています。

 竹岡 池田先生の訪問から60周年の新潟・佐渡島では、中学校教員の男子部副本部長の活躍が話題を呼んでいます。野球部の監督を務める彼が率いるチームが今年8月、全国の離島の中学生が集う大会(離島甲子園)で初優勝を飾ったのです。その活躍は、島内の野球少年をはじめ、多くの方に希望を送っています。

 大串 9月に東京で行われた、勝利島部の代表者会議には、その佐渡島をはじめ、広島・因島、鹿児島・奄美大島から女子部も参加したと聞きました。全員が広布拡大の先頭を走っている方々です。頭が下がるばかりです。

 島瀬 島でただ一人、広布の旗を掲げる方もいます。香川・粟島に住む地区幹事は、座談会と本部幹部会の中継行事に参加するため、毎回、船に乗って、会場に赴いています。生来、左足が不自由な中、全てを題目で乗り越え、かくしゃくと広布と地域貢献に進む姿は、まさに「創価の大英雄」です。

 永石 折伏・弘教が大きく進む鹿児島・種子島の原動力は、男子部の皆さんだと伺いました。圏男子部長は本年、4人の友人に弘教を実らせ、ある部長も折伏を達成。新入会となった5人の青年は皆、島の生まれで、その生き生きと躍動する姿に波動が広がっているそうですね。

 原田 この種子島では、圏長も2人の友人に弘教を結実させています。しかも、そのうちの1人は、入会してすぐに、友人に弘教を達成。入会した全員が新しい力として、広布を推進しているそうです。

 島瀬 屋久島でも弘教が進んでいます。ここでは、新しく入会した方の多くが、以前から本部幹部会の中継行事に参加するために屋久島会館を訪れていました。島の学会員と顔なじみになる中で、地域貢献の運動を進める学会への理解を深め、入会に至ったのです。

 原田 宮城・気仙沼市の大島でも最近、島の有力者の方が、東日本大震災の後、学会が献身的に地域に尽くす姿に感銘し、入会されたと聞きました。

 竹岡 創価大学出身の教員が離島に赴任し、活躍しているケースも多くあります。伊豆大島は、その模範です。皆が教育と地域の発展に尽力しています。

 島瀬 また、モバイルSTBの活用により、離島にあっても、いつでも、先生のスピーチや学会の歴史を学ぶことができ、“池田先生が、いつも島に来てくださっている思いがする”と大変に喜ばれています。

 原田 本部幹部会の中継行事を島で行える地域も増えており、参加を楽しみにしている友人の方も多くいますね。原点の日から40年。勝利島部の皆さんは、苦労に苦労を重ねる中、大きく信頼を広げ、地域の“なくてはならない存在”として輝いています。皆さんが、台風など自然災害から守られ、幸福勝利の人生を歩みゆかれるよう、心から祈念しております。