全国男子部代表幹部会への池田先生のメッセージ(抜粋) 2018年10月30日

全国男子部代表幹部会への池田先生のメッセージ(抜粋) 2018年10月30日

わが地域から世界広布の新たなうねりを
2000人の友が受講した全国県区圏男子部長研修会(9月15日、創価大学で)

 遠いところ、広宣流布の闘士の殿堂たる牧口記念会館に、よくぞ集ってくれました。大事な君たちが、社会と広布の最前線で、大使命に奮い立ち、日々、どれほどの祈りと努力を、勇敢に忍耐強く重ねていることか。私は一人一人を最大にねぎらい、讃えたい。ありがとう! 本当にありがとう!
 牧口先生が線を引かれて拝されていた御書の一節には、「法華経の大白法の日本国並びに一閻浮提に広宣流布せん事も疑うべからざるか」(御書265ページ)とあります。
 この御聖訓を心肝に染め、この大誓願を受け継いで、世界広布の絶対の実現を果たすのは、他の誰でもない、君たちである。
 これほど壮大な、これほど誇り高き、使命と栄光の青春の晴れ舞台が、いずこにあるだろうか。
 思えば、一九六四年、私が愛する沖縄の天地で、小説『人間革命』を書き起こしたのは、三十六歳。ちょうど今の君たちの年代である。そして五十四年。『新・人間革命』の結びで、私は後継の本命たる君たちに「創価の三代の師弟の魂」を託したのである。
 御義口伝には「師弟感応して受け取る時如我等無異と悟るを悟仏知見と云うなり」(同717ページ)と仰せである。
 師弟が一体不二で、誓願を立てて戦う時、仏の生命はどこまでも脈動し、無限の力と智慧を必ず発揮できるのだ。
 ともあれ、コマは、中心軸が毅然としていればこそ、どんどん回転していける。君たちリーダーの強靱な一念と行動によって、一切を、前進の方向へ、拡大の方向へ、福運の方向へと、力強く回転させていけるのです。
 どうか、自分の地域から世界広布の新たなうねりをとの気概に燃えて、自分も仲間も共々に社会で勝ち、広布で勝ち、大勝利の青春を飾ってくれ給え!
 不二の君たち一人一人の健康と家族のご多幸を祈り、私は真剣に題目を送り続けていきます。