〈座談会 師弟誓願の大行進〉71 11・5「男子部の日」――師の構想を実現するのが弟子 限界突破の挑戦は生涯の宝 2018年11月1日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉71 11・5「男子部の日」――師の構想を実現するのが弟子 限界突破の挑戦は生涯の宝 2018年11月1日

使命深き大学校1期生と共に! 弘教・拡大の上げ潮
〈出席者〉
原田会長
志賀男子部長
中原大学校事務局長
大沼東北男子部長
足立関西男子部長
自身の人間革命、宿命転換を懸け、折伏に挑む男子部。友の幸福を祈り、行動する姿に、信頼は寄せられる。さあ、次代を担う挑戦を!(10月21日、埼玉文化会館での全国男子部幹部会)

 中原 過日の「全日本吹奏楽コンクール」で、創価大学イオニア吹奏楽団、音楽隊の創価グロリア吹奏楽団、関西吹奏楽団が、それぞれの部門で「金賞」に輝き、見事に「日本一」の栄誉を勝ち取りました!

 原田 全員が、創価の青年らしく、努力を重ね、つかんだ栄冠です。本当に、おめでとうございます。

 志賀 私たちも、池田先生の期待に応える弟子として、それぞれの使命の舞台で、大きく成長を遂げていく決意です。

新・人間革命世代

 大沼 11月5日は「男子部の日」です。その淵源については、小説『新・人間革命』第5巻「勝利」の章に詳しく記されています。

 足立 戸田先生が示された「国士10万」を達成し、1961年(昭和36年)のこの日、男子部総会が開催されました。

 志賀 若き弟子・池田先生が、師匠・戸田先生の構想を実現したのが、「男子部の日」です。11月2日には、「創価班の日」も迎えます。本年、男子部は「3万の折伏」を達成しました。さらに、次代を担う男子部大学校1期生の育成にも総力を挙げています。

 中原 男子部大学校では現在、自らの“限界の壁”を破り、さらなる対話拡大に挑戦する、記念期間「ブレイク・リミット(限界突破)11・18」(11月18日まで)をばく進しています。

 原田 学会の未来は、後継の青年で決まります。男子部大学校1期生から、後継のリーダーが躍り出ることは間違いありません。本年3月、小説『新・人間革命』の最終章「誓願」が開始された頃に入校し、完結を迎えた9月に大学校生大会を開催した1期生の使命は計り知れないのです。

 志賀 私は、1期生こそ、使命ある“新・人間革命世代”の旗頭であり、「師弟の一書」を誰よりも研さんし、血肉にしていってもらいたいと訴えています。

 中原 私は、折伏を通し、ともどもに自身の限界を突破したいと思っています。折伏には、勇気が必要です。挑戦した分、自身の殻を破ることができ、成長できます。私自身も折伏の実践で苦労した分、強くなれたと胸を張って言えます。

 原田 「南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出」(御書467ページ)です。池田先生は、「折伏は、できても、できなくても朗らかにやりなさい。皆に最高の希望と勇気を送る対話なのだから」と言われています。自他共の成長へ、朗らかに、限界突破の折伏にチャレンジしていただきたい。

勝利の“全国男幹”

 志賀 先日の埼玉での全国男子部幹部会のテーマは、「さあ、ここからだ!!」でした。まさに、その通りに、各地の大学校生は挑戦の日々を送っています。

 中原 群馬・高崎勇勝県のある大学校生は、埼玉での“全国男幹”に参加した、その足で、県男子部長と一緒に、神奈川・横浜の友人のもとへ。最後は、育成の責任者である“勝利長”も合流し、充実の対話をすることができました。

 原田 今、各地で創価青年大会が行われています。参加した来賓の方々からも「ここに希望の未来を見た」などの称賛の声が届いています。今月と来月に“全国男幹”を控える、京都と東北でも、大学校生を先頭に、弘教の熱が最高潮に達していると聞いています。

 足立 はい。昨年9月に入会した、京都のあるメンバーは本年、大学校に入校し、すぐに大学校の実践項目「勇気の折伏」に挑戦。4・7・8月に弘教を結実させ、大きく成長し、さらなる対話にも励んでいます。

 中原 同じく京都のメンバーは、昨年、大学校で成長を遂げた兄の姿を見て、本年、大学校生に。先輩の激励を受ける中、友の幸福を祈りに祈り、2人に御本尊流布を達成しました。

 志賀 京都では、総京都男子部長をはじめ、多くのリーダーが折伏を実らせています。大学校生の育成を担当するメンバーも、弘教に率先する“背中”で後輩に勇気を送ろうと、相次いで折伏を結実させています。

 足立 京都は本年、「京都革命」との指針を頂いて20年の節目を迎えます。京都で誕生した「威風堂々の歌」に込められた「折伏精神」「破邪顕正の魂」を継承するべく、今、京都の友は大拡大に挑んでいます。開催地・京都を先頭に、関西男子部が一丸となり、「日本一の拡大」で、“全国男幹”を迎えます。

 大沼 東北では、世界の友との「青年友好総会」の意義を込め、“全国男幹”を開催します。日本一の弘教・拡大と、大学校生の折伏に挑み、さらに、本年を上回る大学校2期生の輩出にも取り組んでいます。

 原田 壮年・婦人部も共に戦おうと、東北家族ビクトリー勤行会が各地で開かれていますね。折伏に取り組む青年部の情報を共有し、祈り、励ましを送る場であると聞きました。その中から、職場や地域で、見事な実証を示すメンバーも誕生していますね。

 大沼 はい。また、総福島では、大学校生や、初めての折伏に挑戦するメンバーを「ルーキーズ」と呼び、壮年・婦人部の応援の中、現在までに、6割の大学校生が折伏に挑み、さらに、初めて弘教を実らせた友も多く誕生しています。

 志賀 第3宮城総県では、総県男子部長を先頭に、師弟誓願の題目闘争に挑戦し、総県男子部長や書記長らのリーダーが弘教を結実。その姿に触発を受け、大学校生の半数が、御本尊流布や入会決意などの結果を出しています。新入会者の中から早速、来期の大学校に志願するメンバーも生まれ、共に活動に励む中で、さらなる拡大の息吹が広がっています。

 原田 「誠実に」「粘り強く」「団結して」――これが折伏実践の王道です。「中核の青年がいれば、いな、一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」との指導を胸に、男子部がさらに飛躍することを祈っています。