〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉3 「モバイルSTB」活用し、友好交流へ! 一人一人が地域広布の主体者 2018年12月3日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉3 「モバイルSTB」活用し、友好交流へ! 一人一人が地域広布の主体者 2018年12月3日

「新・人間革命」第30巻〈下〉が発刊
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
師の励ましの一言一言に、希望が、歓喜が、勇気がみなぎる! 各地で、小説『新・人間革命』の研さん運動が活発に(富山市内で)

 原田 小説『新・人間革命』第30巻〈下〉が発刊・発売されました。『人間革命』と合わせて半世紀を超える、池田先生の執筆闘争に感謝の念は尽きません。

 長谷川 待望の発刊に、全同志が喜びに沸いています。『新・人間革命』は海外13言語、23カ国・地域でも出版されています。世界同時に研さんされ、広宣流布の活動の推進力になっています。

 永石 第30巻〈下〉の巻末には、先生が「あとがき」を寄せられています。「皆が、地涌の菩薩であり、幸福になる権利がある。皆が、人生の檜舞台で、風雪の冬を陽光の春へ、苦悩を歓喜へと転ずる大ドラマの主人公であり、名優であるのだ」との言葉に感動が込み上げてきます。

 大串 小説を通し、どれほどの読者が励まされ、自身の使命に立ち上がったことでしょう。

 原田 「この世に『不幸』がある限り、広宣流布という人間勝利の大絵巻を、ますます勇壮に、絢爛と織り成していかねばならない。ゆえに、われらの『広布誓願』の師弟旅は続く」との一文には、広宣流布の遙かな未来に向けて、私たち弟子への万感の期待が込められています。

 竹岡 青年部はより一層の決意で学んでいきます。

 原田 先生と共に進む、広宣流布の道程にゴールはありません。「創価の精神の正史」「真実の信仰の道」を先生に直接、教えていただく思いで研さんを重ねていきましょう。

立正安国の対話を

 長谷川 本年は青年部を先頭に折伏・弘教が大きく進みました。その上げ潮の中で、明年の連続勝利へ、さらなる対話拡大、友好交流を広げてまいりたい。

 永石 『新・人間革命』第30巻〈下〉「誓願」の章には次のような指導があります。「われらは、誇らかに胸を張り、現実の大地をしっかと踏みしめ、一人、また一人と、対話の渦を起こし、平和をめざして、漸進的に立正安国の前進を続ける。そこに、真実の“民衆勝利”の道がある」

 長谷川 広宣流布、立正安国といっても、各人が今いる場所で着実に対話を広げ、信頼と友情の絆を結んでいく以外にありません。

 原田 日蓮大聖人は、佐渡で門下となった阿仏房を「あなたはまさしく北国の導師ともいうべきでしょう」(御書1304ページ、通解)と励まされました。「地域広布の主体者」としての使命を自覚した一人が、身近な場所で信心即生活、仏法即社会の実証を示し、仏縁を広げていくことは、広宣流布のあらゆる運動の原点ともいえます。

 永石 学会への理解を深め、仏縁を広げる上で、活用されているのが「SOKAチャンネル モバイルSTB」です。いつでも、どこでも視聴できるので、友人との対話にも最適です。

 大串 ある女子部員はSTBを友人宅に持って行き、友人と同じ病気を克服した体験の番組を共に視聴。すると友人は今までになく、率直に悩みを語ってくれました。自身の信仰体験も伝え、励まし、一歩深い対話になったそうです。

 竹岡 収録されている番組は実に多彩です。友人が抱えている悩みの解決や、夢の実現に向かって、勇気と希望を送ることのできる番組が必ずあります。

 大串 今月から、順次、STBの台数が大幅に拡充されます。

 竹岡 新たに便利な機能も追加になります。これまでは番組の一部分にしか字幕がありませんでしたが、全編を字幕付きで視聴できるようになりました。

 大串 番組コードやキーワードから「番組検索」ができるようになったので、見たい番組が探しやすくなりましたね。

 長谷川 「会合の充実」を目指し、座談会や地区協議会などで視聴するのはもちろん、「訪問・激励」に「仏法対話」に有効利用していきたいと思います。

 原田 何より大切なのは友の幸福を願う強盛な祈りと、地域広布への真剣な行動の積み重ねです。その上でSTBを対話の“武器”に、地域のすみずみに、信心の感動と学会理解の輪を広げていきましょう。

「目標」を具体的に

 永石 本年の掉尾を飾る座談会も開催されます。

 原田 池田先生はかつて、座談会を「幸福劇場」と表現されたことがあります。どんなに悩みを抱え、どんなに疲れ果てていても、必ず元気になれる。前向きになれる。勇気が湧いてくる――ともどもに大きく前進の歩みを進めることができたこの1年、互いの健闘をたたえ合い、決意あふれる座談会として明年へ出発していきたい。

 永石 また、各地区やブロックでは、明年の活動について討議も行われます。対話拡大、人材拡大などの目標を明確にして進むことが大切ですね。

 原田 「目標」について、先生は仏法の「化城即宝処」の法理に即して指導してくださっています。「広宣流布は、常に具体的な目標という『化城』を設定しての前進だ。そして題目を唱え、その化城に向かって挑戦する行動それ自体に仏の大境涯という『宝処』が開かれる」と。
 そして「皆で心も軽く仏縁を広げ、一つ一つ人間革命の勝利劇を飾り、わが誓願の国土に常寂光の『永遠の都』を築き上げていくのだ」と呼び掛けられました。

 竹岡 青年部も、広布拡大の戦いの中で、一人一人が自身の目標を明確に定めて挑戦し、成長していく決意です。

 原田 私たちが仏法者として、社会の安定と発展のために行動していくのは、当然の使命と責務です。堂々と「人間革命」即「立正安国」の大道を歩み、明年の全ての戦いに勝利してまいりましょう。