〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉4 今月23日まで「未来部勝利月間」 励ましが次代の広布の城築く 2018年12月6日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉4 今月23日まで「未来部勝利月間」 励ましが次代の広布の城築く 2018年12月6日

受験生に真心のエールを
〈出席者〉
原田会長
山口未来本部長
高橋中部女性未来本部長
竹岡青年部長
先﨑女子未来部長(女子高等部長兼任)
富田少年部長
今の未来部こそ、「学会創立100周年の2030年から22世紀へ、後継のバトンをリレーしていく『従藍而青』の本命の弟子」(11月25日、創価大学での「E―1グランプリ」の全国大会)

 原田 ヨーロッパ21カ国から120人の青年が来日し、東北での交流交歓会や青年友好総会など、誓願の研修会が行われました。求道心にあふれ、池田先生と共に広布に生き抜く決意みなぎる姿は、大きな感動を呼びました。

 竹岡 今回、来日したメンバーの中には、医学博士や、国際機関、世界的企業で働く友も多数います。日本の青年部にとっても大きな刺激となりました。世界の友と手を携え、世界広布の道を、さらにまい進していく決意です。

大成功の合唱祭に

 富田 さて、1日から「未来部勝利月間」が始まりました(23日まで)。

 高橋 何かと多忙な年末ですが、「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231ページ)と仰せの通り、今の未来部員への励ましが、次代の広布の城を築きます。

 原田 現在、「励まし週間」の最中でもあります(9日まで)。訪問・激励の際に、未来部員がいる、ご家庭であれば、進んで、一声、掛けていきたいと思います。

 先﨑 未来部員にとって、「勉強に挑戦しているんだね」「部活、頑張ってるね」などの一言が、どれほどの喜びになることか。

 原田 今は受験を控えた未来部員にとって、追い込みの大切な時です。広布の会場を提供してくださるなど、ご家庭に受験生がいる場合は、早めに切り上げたり、大きな声に注意するなどの配慮も必要です。

 先﨑 そのように創価家族の皆さんが、気を配ってくださっていることは、受験生にも伝わります。その中での「応援しているからね」との一言が、大きな力となるものです。

 山口 各地では今、少年少女部の「きぼう合唱祭」がたけなわです。日頃の練習の成果を発揮する本番は、子どもたちにとって、思い出に残る舞台です。

 富田 17の区圏の全てに合唱団がある熊本では、総県の未来部幹部を中心に、未来本部長らと綿密に連携を取る中で、大成功の合唱祭を開催することができました。

 山口 合唱団の中には、病と闘いながら、懸命に練習に励むメンバーもいます。家族やスタッフの献身的な応援もあり、見事な合唱を披露する姿には、いつも涙があふれます。

 富田 合唱団で、唱題に挑戦し、先生の指導を学び、大きく成長を遂げるメンバーを見て、入会を決意される親族の方も大勢います。

 竹岡 岐阜県高山市下呂市など、広大な地域を広布の舞台にする飛騨池田県では本年、31年連続で、創価学園・短大・大学へ進むメンバーが誕生しました。

 高橋 この地域は、未来部の担当者をはじめ、各部の連携が見事で、すぐに激励に走れる態勢が整っています。教育本部の方も、一人の未来部員のために、車で数時間かけて訪問・激励に通うなど、皆で力を合わせ、黄金の歴史を築いています。

 先﨑 夏の未来部研修会に参加したメンバー同士で励ましの声を掛け合い、受験に挑戦しているという話も各地で聞きます。

 高橋 鳥羽や志摩などを抱える三重大光県も、アメリ創価大学をはじめ、創価大学等に学ぶメンバーが数多く誕生しています。このメンバーが帰省した折には、地元の未来部員のもとへ、激励に通うことが伝統になっています。特に、「E―1グランプリ」では、自分たちがモデルとなって、発音の練習を手伝うなど、温かな触れ合いの中で強い絆が生まれ、連綿と続く後継の後輩の誕生につながっています。

 先﨑 今年の「E―1グランプリ」では、早くから準備をしているチームもありました。池田先生の1・26「SGIの日」記念提言や、先生とアルゼンチンの人権活動家でノーベル平和賞受賞者のエスキベル博士の共同声明を読み合っているチームもあり、とても感動しました。応援してくださった全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。

 山口 未来部育成においては、中部が模範の取り組みをされていますね。たとえば、「後継者が育つ会館づくり」です。「子どもにとって、魅力のある居場所」「担当者の励ましの拠点」「子育て家族にとっての安心の基地」となることを目指し、多くの新たな試みを実施しています。

 高橋 愛知・知多総県の半田圏などでは、平日の夜に「未来部育成プラザ」を開催しています。ここには、毎週30人ほどの子どもたちが集まり、勤行・唱題の後、各自が持ち寄った内容についての勉強を行っています。教育部と青年部のスタッフも参加し、大きな反響を呼んでいます。

 山口 ライン組織と未来本部、さらに青年部と教育本部が力を合わせて取り組んでいることが、成功の鍵になっているのですね。

 原田 「未来ジャーナル」で連載を続けてくださっている「誓いの明日へ」の中で、池田先生は、戸田先生に「大作がいれば、学会は安心だ」と言われた師弟の歴史を通し、つづられました。「私には未来部の皆さんがいます」。だから、「未来部がいれば、世界は安心だ」と宣言したい、と。皆で総力を挙げ、未来部員を育成し、世界の未来を開いていきましょう。

省エネへのご協力

 竹岡 最後に会館における冬の省エネ・節電についてのお願いです。冬は空調の使用時間が長く、エネルギーの利用が増加します。

 山口 具体的には、会場の室温が22~23度、会議室・ロビーが20度を目安に、空調を適正に使用することですね。

 原田 空調を早めに一部だけつけておく「半開事前運転」や、運転開始時間をずらす「時差運転」などを実施し、省エネ・節電へのご協力を、お願いします。