「不二の誓願」で新たな一年へ 原田会長を中心に各部代表者会議 2018年12月20日

「不二の誓願」で新たな一年へ 原田会長を中心に各部代表者会議 2018年12月20日

世界広布新時代第62回の各部代表者会議が19日、原田会長を中心に、東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で行われた。
 池田先生はメッセージを贈り、この一年の同志の奮闘に心から感謝。災害が続いた本年を振り返り、“復興へのご苦労の中で、年末年始を迎える被災地の方々に、重ねてお見舞いを申し上げたい”と述べるとともに、救援、支援、激励に奔走した友をねぎらった。
 そして、創価家族が「災 来るとも変じて幸と為らん」(御書979ページ)との御聖訓の通りに変毒為薬し、健康と大福徳に包まれるよう、皆で強盛に題目を送りたいと述べた。
 次に先生は、「若き日に立てた師弟の誓願を貫く生命には、常に元初の太陽が昇る」とし、1949年(昭和24年)1月3日の午前8時、戸田城聖先生の出版社(日本正学館)に21歳で初出勤してから、明年で70年となることを紹介した。
 採用面接の際、一言だけ「頑張るか?」と尋ねた戸田先生に、間髪入れず「はい! お願いいたします」と即答した思い出を述懐。この「師弟の呼吸」「不二の誓願」を受け継いでもらいたいと述べ、「御義口伝」の一節「一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり」(同790ページ)を拝した。
 そして、我らの活動は全て、御本仏から任された使命の国土の広宣流布のためであり、全同志が「心の財」を積みゆく大行進であると強調。労多きことを誉れとし、題目を唱え抜き、勇んで挑み抜く中に、仏の智慧も、仏の大生命力も湧いてくると訴えた
 最後に、明年1月に聖教新聞が2万号を迎えることに触れ、「言わずんばある可からず」(同17ページ)――「言わずにはおれない」と、立正安国の師子吼を放ちながら、人間革命の「黄金の日記文書」を勝ちつづろうと述べ、「歓喜踊躍の地涌の命で、新年を迎えよう!」と呼び掛け、メッセージを結んだ。
 原田会長は、49年前の12月、三障四魔の烈風が吹き荒れる中、高熱を押して和歌山指導を決行した池田先生の励ましの闘争を紹介。
 行動と結果で師恩に報いることが弟子の根本軌道であると心に刻み、“創価勝利”の明年へ勇んで出発しようと訴えた。
 長谷川理事長、谷川主任副会長、大津男子部教学部長があいさつ。本社の荻田報道局長が紙面充実の取り組みを語った。