新春あいさつ 2019年1月1日  

新春あいさつ 2019年1月1日

 
会長 原田稔/不屈の建設こそ勝利の力

 師弟の凱歌が世界に轟く中、“創価勝利の年”が開幕しました。
 「礎は 深く また深く―― 尽未来の 永劫の聖火を 閃然として 点すからには 永遠に崩れない 礎を いまこそ 築こうではないか!
 「破壊は 一瞬 建設は 死闘 惰性は暗 希望は明 後退は死 前進は生
 これは1969年(昭和44年)、池田先生が、元日付の聖教新聞紙上で発表してくださった詩「建設の譜」の一節です。
 以来半世紀、先生の不惜身命の建設によって、また世界の共戦の友による希望の前進によって、192カ国・地域に地涌の連帯が輝く時代が到来しました。学会創立90周年、100周年へ、世界宗教としての基盤を、いっそう強固にするべき本年だからこそ、私たちは今一度「破壊は一瞬 建設は死闘」――この峻厳な因果律を心に刻んでまいりたい。
 御書には「ここさながら宝塔の住処なり」(1304ページ)と。先生が「万人の平和のための 断乎たる建設だ 一人が 一人の宝塔をひらき そのまた一人が―― もう一人の 宝塔を建てねばならぬ」(「建設の譜」)とつづってくださった通り、わが使命の場所で自らの胸中に、さらには友の心の中に、生命の宝塔を打ち立てゆく一対一の語らいこそ、三世に崩れぬ広布の基盤の建設にほかなりません。その建設にきょうも、あすも、忍耐強く、朗らかに、励まし合いながら取り組んでいく先に、必ずや全同志の「創価勝利」があると確信いたします。
 さあ、この一年も、一人一人が人間革命のドラマをつづり、堂々たる勝利の金字塔を建設しようではありませんか。

婦人部長 永石貴美子/地域・社会の希望の太陽に

 “創価勝利の年”、明けましておめでとうございます。
 本年は「婦人部 実践の五指針」発表から10周年を迎えます。指針には「絶対勝利の婦人部」との池田先生のお心が込められています。私たち婦人部は、この師の心に応えゆこうと、一つ一つの課題を懸命に祈り勝ち越えながら、平和の世紀の構築へ歩みを運んできました。そして本年は、創立90周年を目前に、立正安国の大闘争に挑む重要な年となります。
 先生は、小説『新・人間革命』最終章「誓願」の章に、「恒久平和は、人類の悲願にして、未だ果たし得ていない至難のテーマである。なればこそ、創価学会が出現したのだ! なればこそ、人間革命を可能にする仏法があるのだ! 対話をもって、友情と信義の民衆の大連帯を築くのだ!」と世界平和実現への強い決意をつづられました。
 小説が完結を迎え、いよいよ、ここからが師匠と共につづる新たな共戦譜のスタートです。また、平和を目指し、広布拡大に大きく動くからこそ、大きく福運を積むことのできる千載一遇の時でもあります。
 歴史的なこの時を、師弟の魂が刻まれた小説『新・人間革命』を日々ひもときながら、師匠の心を学び、実践する「私の人間革命運動」に全力で挑戦していきたいと思います。
 そして、皆を照らす太陽の婦人部として、平和と幸福の礎である和楽の家庭を築き、地域・社会に貢献する中で、広布と人生の勝利を決然と開いていこうではありませんか。 
 先生・奥さまと共に! 創立90周年の勝利へ、創価の女性のスクラム固く前進を開始していきましょう!

青年部長 竹岡光城/世界を照らす後継の連帯

 本年は、池田先生が青年部の室長に就任してから65周年の佳節を刻みます。
 池田室長は広布推進の企画・立案を行うとともに、それを具現化する行動を決然と起こし、恩師・戸田城聖先生の願業である75万世帯達成への突破口を開いていきました。
 広布の全責任を担い立ち、現実に勝利の金字塔を打ち立てた池田室長の闘争を魂とし、それぞれの使命の天地で青年部が“創価勝利”のうねりを起こしていきたい。
 そのためにも本年は、どこまでも一人一人が自身の人間革命にこだわっていきたい。一人の青年の成長と勝利が、地域の発展を促し、広布の未来を決していくからです。
 昨年は日本各地で、各国の青年部と日本の青年部が交流を結んできました。2月にはアメリカの201人、5月にはインドの130人、8月には韓国の200人、11・12月には欧州21カ国の120人がそれぞれ来日。世界広布を誓う同志の絆を強め合いました。
 訪日したメンバーは、師弟の誓願を掲げ、爆発的な弘教拡大を成し遂げ、社会にあっても勝利の実証を示してきた後継の精鋭たちでした。この一人一人の勝利の姿の根底には、池田先生の人間革命の思想が輝いていました。
 人間革命の光が世界を照らす時代に入った今、この光をさらに輝かせていくのが、池田門下の青年部の使命にほかなりません。
 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」――この池田先生の人間革命の哲学を体現する、勝利の旗を厳然と打ち立ててまいりましょう!