〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉10 15日は中等部の結成記念日 皆が未来の「広布の大樹」 2019年1月14日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉10 15日は中等部の結成記念日 皆が未来の「広布の大樹」 2019年1月14日

受験生と家族に真心の配慮を
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
竹岡青年部長
田中副未来部長(中等部長兼任)
尾身女子副未来部長(女子中等部長兼任)
使命深き皆の本舞台はいよいよこれから!――目標に向かって、勉学に、クラブ活動に、自分らしく挑戦する中等部の友(昨年8月に行われた総岡山中等部総会)

 竹岡 「創立90周年へ 創価勝利の年」の開幕を告げる本部幹部会が12日、にぎやかに開催されました。

 永石 会場には、新成人の代表やSGIの友の姿もあり、“日本一”の鼓笛隊・音楽隊による、新年を寿ぐ華麗な演奏・合唱に決意を新たにしました。

 竹岡 池田先生は、メッセージの中で、「法華経の兵法」を根本に戦い抜き、それぞれの天地で勝利の証しを打ち立てることを念願されました。

 原田 スピーチ映像の中でも先生は、仏法においても世法においても、勝ち続ける中に、楽しき幸福な人生があると強調されていました。人生は、全てが戦いです。であるならば、私たちは広布誓願の題目で、仏の大生命力を涌現させ、自身の生活の上でも、広宣流布の活動の上でも、絶対勝利の道を歩んでいきたい。

励ましの種を蒔く

 竹岡 1月15日は、中等部の結成記念日です。

 原田 今の中等部の世代は、学会創立100周年の2030年から、22世紀へと続く新たな世界広布の時代の「第一走者」です。

 田中 池田先生は、未来ジャーナルの連載「誓いの明日へ」(1月号)の中で「『創価勝利の年』の今年は、そのまま『未来部勝利の年』です」と、万感の期待を寄せられています。

 尾身 私たちも、中等部員と共に、大成長の一年にしていきます。

 竹岡 各地の未来本部長、担当者の方々も、日頃より、メンバーに真心の励ましを送ってくださり、心から感謝申し上げます。

 田中 今の中学生の世代はとても多忙です。担当者の方々から「会う機会をなかなかつくれない」という声も多く聞きます。

 尾身 クラブ活動や、学習塾に通うメンバーも多いです。私自身も、まずは、放課後や週末の予定を教えてもらい、どのタイミングなら会えるかを「知る」ことから始めています。

 田中 忙しいということは目的意識を持ち、何かに挑戦している証拠です。だから、私たちも学会活動や信心の目的をはっきり伝えることを心掛けています。

 尾身 また、中学生になると、小学生の時とは環境が劇的に変化します。教科ごとに先生がかわり、定期テストでははっきりと成績が出ます。クラブ活動では先輩・後輩の関係ができるなど、勉強や人間関係で悩んでいるメンバーも少なくありません。

 田中 私は、相手が好きなこと、得意だと思っていることの話題を通して、自信をもってくれるよう声を掛けています。また、今、頑張っていることをたたえるようにしています。

 永石 自分のことを認めてくれ、褒めてくれる人が身近にいることが、どれほど心強いでしょうか。

 原田 “広布の宝”である未来部員に最大のエールを送ってこられたのが池田先生です。小説『新・人間革命』には、未来部に語り掛ける場面が多くあります。第30巻〈上〉「雄飛」の章には「辛抱強く勉強に励むとともに、信仰の世界で、自分をつくっていくことを忘れず、広布の大樹へと育ってください」と。

 尾身 中等部員の中にも『新・人間革命』の研さんに挑戦しているメンバーが多くいます。感想を聞くと「先生の励ましの言葉一つ一つが、今の自分にも通じていて胸に迫ってきます」と語っていました。

 原田 先生はかつて「愛する未来部の皆さんに真実の歴史を伝え残すために、小説『新・人間革命』を、毎日、書きつづっています」と述べてくださいました。どれほど大きな期待であるか。

 田中 メンバーが先生と“対話”するかのように研さんする姿に、私自身が師弟の精神を学ばせていただいています。

 尾身 これからも、会合や訪問・激励の中で、『新・人間革命』を通して先生の言葉、先生の心を伝えるよう心掛けていきます。

 原田 御書には「物だね(種)と申すもの一なれども植えぬれば多くとなり」(971ページ)とあります。励ましの“種”を蒔き続けることで、必ず広布の人材群は広がっていきます。現在の各地の壮年、婦人のリーダーも、未来部時代から、さまざまな激励を先生から、いただいてきた人たちが数多くいます。私たちも、大切な、未来ある後継のメンバーを励まし抜いてまいりましょう。

体調管理を万全に

 永石 受験シーズンが本番を迎えました。本人はもちろん、ご家族にとって、最も大切な時期です。婦人部としても、保護者の方には、受験の直前は「会合をお休みしてもいい」と伝えたり、周囲には「長電話は控えるように」と呼び掛けるなど、受験生の家族の方に、十分な配慮をしていきたいと思います。正役職の方の場合、役割分担をするなど周囲が心配りをし、工夫をお願いします。

 原田 ご家族の方が、直接的に何かできるわけではないかもしれません。しかし、言葉を交わさなくても家族が家にいるだけで、お子さんの不安が解消されることもあるでしょう。また、家族の方が、唱題をする時間もできます。時に、親子で一緒に祈る時間をつくるなど、受験は、互いの信心を深める機会にもなります。受験生と、その家族に、一層の配慮をしていきましょう。

 竹岡 また、現在、インフルエンザが流行し、注意報レベルを超えたとの報道もありました。受験生はもちろん、皆が体調管理に万全を期してください。

 永石 厚生労働省は、「外出後の手洗い」、「適度な湿度(50~60%)の保持」、「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」、体調が悪い時には「人混みへの外出を控える」など、具体的な予防策を呼び掛けています。

 原田 地域の友と互いに声を掛け合って、健康を祈り、充実の日々を過ごしていきましょう。