〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉12 「今」の決意と行動が勝利の因に――さあ私の二月闘争に前進! 2019年1月28日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉12 「今」の決意と行動が勝利の因に――さあ私の二月闘争に前進! 2019年1月28日

インフルエンザが流行 体調管理に万全を
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
大串女子部長
いかなる苦難も「法華経の兵法」で必ず勝ち越える!――全国の同志が、本年の勝利を決する「二月闘争」に勢いよく出発(19日、大阪の代表幹部会で)

 大串 聖教新聞の創刊2万号に、全世界の同志、各界の識者から祝福の声が相次いでいますね。

 原田 振り返れば、1万号の発行は1990年(平成2年)の7月。そこから2万号までの道は、学会が邪宗門と決別し、創価宗教改革を進める歩みそのものでした。

 長谷川 その年の12月に、第2次宗門事件が勃発。翌91年(同3年)、先生は全国各地を駆け巡り、創価の正義を師子吼し、全力でメンバーを励まされました。さらに、国内外の識者とも対話を重ね、理解の輪と正義の連帯を広げていかれました。

 原田 そして、5月3日からは、待望の小説『人間革命』第11巻の連載が、権力の魔性との戦いを描いた「大阪」の章から再開されました。まさに聖教新聞と共に先生は正義の言論戦で悪を砕き、同志に勇気を送り、鼓舞されたのです。

 永石 先生は後に、当時を振り返り、「日蓮仏法の正義を、創価の師弟の魂を、声も惜しまず、叫んで、叫んで、叫び抜いた。この時、学会は、もはや勝っていた。もはや勝利していたのであった」とつづられています。

 長谷川 あれから二十数年。正義の学会はますます大発展しています。

 原田 2万5000号、3万号に向けて出発した聖教新聞と共に、さらなる世界広布へ進みゆくこの時、最重要なことは、私たちの「今」の決意であり行動です。御書に「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(231ページ)と仰せの通りです。

 志賀 青年部は、この1月、各地で意気軒高に対話拡大に挑戦してきました。入卒式を迎えた男子部大学校1、2期生をはじめ、新たな人材を先頭に、さらなる前進をしてまいります。

 原田 いよいよ「伝統の2月」です。「創価勝利の年」の戦いは、二月闘争の拡大で“もはや勝っていた”――そう、後に言い切れるよう、勝利の因をともどもに築いていきたい。

師との共戦を誓う

 志賀 聖教新聞では、先生が各地の友を励まされたスピーチや指針を紹介する「勇気の旗高く」の連載が好評です。

 原田 一回一回が感動的な内容です。その地域の方々だけでなく、皆が、自身に、わが地域に頂いた指導として研さんしていきたい。その共戦の誓いが必ず、眼前の戦いへの原動力となっていくからです。

 大串 18日付、京都の友への指導では「行動しかない。『百の言葉』より『一つの行動』である。議論ばかりしていても、行動がなければ『机上の空論』である」との指導が紹介されていました。青年部も率先の行動で、拡大の突破口を開いていく決意です。

 志賀 千葉の友への指導には「どこそこで、あの友が苦しんでいる。かの地域で仲間が奮闘している。そう聞けば、わが事のように祈る! 自他共の完勝のため、そこへ駆けつけ、共に戦う! この熱烈な同志愛があればこそ、あらゆる大難を乗り越え、学会は勝利し、また勝利してきたのだ」(14日付)とありました。私たちは、苦境に奮闘する友を励まし、日本中で勇気の対話を大きく展開していきたいと思います。

 原田 今、この時、池田先生と共に、学会と共に、広宣流布に戦えることがどれほど素晴らしいことか。寒風に胸張り進んでいきたい。大切なことは、一人一人が自身の目標を明確にし、「私の二月闘争」に勝利していくことです。

降雪・凍結に注意

 大串 全国でインフルエンザの流行が広がり、すべての都道府県で警報レベルを超えています。さらに、この時季に流行するノロウイルスによる胃腸炎などにも注意が必要です。

 永石 一年の中でも、最も寒さが厳しくなる時季となりました。体調管理にはくれぐれも気を配っていきたいと思います。

 長谷川 とりわけ、夜は厳しく冷え込みます。体調の優れない方、ご高齢の方など、会合参加については無理のないよう、声を掛け合っていきましょう。

 永石 併せて、降雪や路面凍結による事故にも細心の注意をお願いします。特に、聖教新聞の配達員の皆さまは、ご注意ください。

 原田 寒い季節だからこそ、「無冠の友」の皆さまの健康・絶対無事故を一層、真剣に祈念していきたい。体調不良や、悪天候の時などは決して無理をせず、無事故第一の配達に努めてください。

 永石 また、この時季は、いわゆる「ヒートショック」にも、細心の注意を払っていただきたいと思います。

 長谷川 温度差が血圧の激しい変動を招き、体調不良につながる現象ですね。寒い時季は、暖房の効いた暖かい部屋から、浴室など温度が低い部屋に入る時などに起こりやすいので警戒が必要です。

 志賀 入浴中に失神すると、溺水してしまうなどの重大な事故につながります。こうした事故は、ここ数年で急増しています。

 長谷川 特に高齢者に多いほか、高血圧・糖尿病・不整脈などの持病のある方も要注意です。

 大串 消費者庁は、安全な入浴方法の目安として、「湯温は41度以下、つかる時間は10分まで」を呼び掛けています。さらに、「入浴の前に脱衣所、浴室を暖める」「浴槽から急に立ち上がらない」「アルコール摂取後や食後すぐは控える」「精神安定剤睡眠薬などの服用後は危険なので避ける」ことも訴えていますね。

 原田 私たちは真剣な祈りを根本に、賢明な健康第一の生活を心掛けていきましょう。