〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉15 青年部の人材グループに「新時代1期生」が誕生 新しい人こそ新しい広布の力 2019年2月7日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉15 青年部の人材グループに「新時代1期生」が誕生 新しい人こそ新しい広布の力 2019年2月7日

「近隣友好」が立正安国の大道
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
志賀男子部長
中原男子部大学校事務局長
大串女子部長
山口白蓮グループ委員長
各地で開催されている、「白蓮グループ」と「男子部大学校」の入卒式。青春時代の鍛えと薫陶は生涯の宝に。さあ、決意と挑戦の日々を

 山口 2月3日、千葉市幕張メッセで開催された、カラーガード・マーチングパーカッションの全国大会で、鼓笛隊の「創価グランエスペランサ」が接戦を制し、「最優秀賞」に輝きました。2年連続「日本一」の栄誉です!(一同、拍手)

 大串 メンバーは今回、「従藍而青」を合言葉に、徹底して池田先生の指導を学び、本番を迎えました。特に1月の本部幹部会で紹介された「『勝つ』なかに『幸福』もある。『希望』もある。『広宣流布』もある」との指針を胸に刻み、日々の学業、仕事、学会活動、そして練習などに全力で取り組んできました。

 原田 グランエスペランサとは、“大いなる希望”との意味ですね。その名の通り、多くの人に、希望と勇気を届けてくれた鼓笛隊の活躍に、心からの喝采を送ります。

 永石 また、大変にうれしいことに、4日からは、池田先生の新たな随筆「『人間革命』光あれ」が聖教新聞で始まりました。

 原田 先生は今回、67年前の「二月闘争」で、「近隣を大切に」と訴えられたことを通し、「一人ひとりが、自分のいる場所で、自分の身近な縁に目を向けて、そこから、勇気の対話の一歩を踏み出すこと」が重要であると言われています。

 永石 さらに、「ここで戦うと腹を決めれば、会う人、縁する人に向き合う一念が変わる。自分の祈りが深まれば相手も環境も変わる」「一番足元の近隣・地域の人びとを眷属と慈しみ、妙法の光で楽土へ照らしていくことが、立正安国の大道なのである」とも教えてくださっています。

 原田 「新時代の二月闘争」に挑む私たちが、心に刻むべき指針です。自分が今いる場所から、勇気の一歩を踏み出し、師匠の大恩に応えていきたい。

「小単位」での育成

 志賀 現在、青年部の「創価班・牙城会・白蓮グループ」の入団式・入卒式が各地で行われています。

 大串 今期、入団するメンバーは全員が、各グループの「新時代1期生」として出発します。そこには、師から託された広布の新たな道を開きゆく決意が込められています。

 中原 昨年9月8日、小説『新・人間革命』が完結しました。私たちにとって、小説の完結は、弟子のいよいよの人間革命と団結の戦いで広布を遂行していく誓願の時を示すものであると思います。

 原田 このたび、誕生する「新時代1期生」はまさに、弟子の新時代を切り開く先駆者たちです。先生が、「『新しい人』だからこそ、『新しい力』を発揮できる」と述べられている通りです。

 志賀 男子部では、昨年誕生した「男子部大学校1期生」が、創価班・牙城会の「新時代1期生」となります。

 中原 1年間、挑戦を続けた男子部大学校1期生の成長には、目を見張るものがあります。入会して日の浅いメンバーも多い中、1年を経て、地区の青年部の中心として活躍する1期生もいます。まさに、「鉄は炎打てば剣となる」(御書958ページ)との大学校の指針の通りです。

 志賀 その背景には、執念ともいえるほどの真心で、寄り添い続けた先輩たちの奮闘があります。たとえば、中部では、先輩たちが週に1度、大学校生の自宅に行き、一緒に勤行・唱題を続けてきました。

 中原 その中で、両者の絆が強くなり、目標や悩みを共に祈り、解決に向けて共に動くことが定着。三重では、半数以上の大学校生が折伏を実らせるなど、新たな人材育成の潮流が起きています。

 志賀 このように、「1対1」や「2対1」といった小単位での育成を重視している地域は特に、大学校生の成長が顕著です。

 原田 大事なことです。いよいよ大学校2期生も誕生しています。「新しい力」が「新しい広布の扉」を開く――これが広布の鉄則です。「新しい人」が無限の力を発揮できるよう、さらに励ましを送っていきましょう。

白蓮は勝利の女王

 大串 新指導集『勝利の女王 白蓮グループ』が発刊された、白蓮グループの「新時代1期生」も躍動しています。

 山口 この時に当たり、白蓮グループでは、蓮をモチーフにしたデザインのスカーフを、私服に着用するという新しい任務スタイルが始まりました。

 大串 指導集には、「大らかに『友情と連帯』の勝利を!」と題する、池田先生の「発刊に寄せて」も掲載されています。感動と感謝でいっぱいです。

 山口 今、各地の入卒式に参加する中で、白蓮での薫陶を胸に、仕事や生活の悩みを乗り越えているメンバーの姿を多く見ます。あらためて、白蓮の使命の深さを実感します。

 原田 先生はかつて、「白蓮の前進こそ、広宣流布の前進です。白蓮の勝利こそ、創価学会の勝利なのです」と言われました。
 皆さんが、毅然として一人立つことで、自分自身はもちろん、一家眷属も、また地域も社会も、全てを幸福へ、希望へ、勝利へと、引っ張っていくことができるのです。

 永石 白蓮の皆さんが誇り高き使命を胸に、「友情と連帯」の大拡大を成し遂げていけるよう、私たちも全力で応援していきます。