〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉16 2月16日は日蓮大聖人の御聖誕の日 誠実に堂々と「攻めの対話」を 2019年2月11日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉16 2月16日は日蓮大聖人の御聖誕の日 誠実に堂々と「攻めの対話」を 2019年2月11日

一人一人に励まし送る座談会
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
世界各地で行われる“ザダンカイ”は永遠に広布発展の要! ここから、地域に信頼と友情の輪を広げよう(オーストラリア)

 大串 今月も全国で座談会が行われます。一人でも多くの友に参加していただこうと、各地で励ましに全力で取り組んでいます。

 永石 神奈川県のある地区では手作り案内状を手にメンバーのお宅へ足を運んでいます。各部の連携を密にし、毎月、地区の全メンバーに会うことを目標にしているそうです。

 長谷川 座談会後には、参加できなかったメンバーのお宅を訪れ、“ミニ座談会”や“訪問座談会”を行っている地区も多くあります。リーダーが「こちらから会いに行く」姿勢が大切です。そうした地区は皆が生き生きと活躍しています。

 原田 池田先生は「草創以来、学会は、座談会や少人数の会合を大切に、一対一の対話に徹してきた。それゆえに、創価の連帯は192カ国・地域に広がったのである」と述べられています。座談会は学会の生命線であり、広布の黄金軸です。座談会を通して、一人一人にこまやかな励ましを届けていきましょう。

師を求め共に戦う

 大串 2月16日は日蓮大聖人の御聖誕の日です。今や、世界中の人々が大聖人の太陽の仏法を求め、実践するという未聞の時代が到来しました。

 竹岡 昨年は世界84カ国・地域で教学試験が実施されました。教学研修会も各国で行われ、皆が真剣に大聖人の仏法を学び、信心の成長の糧としています。

 大串 海外の同志が自身の人間革命、地域広布を目指して御書を研さんする姿に、日本の青年部も大変に触発を受けています。

 原田 私たちも、さらに求道心を燃やして御書を拝し、「広宣流布」そして、「立正安国」の大理想へ、いよいよの信心でまい進してまいりたい。

 長谷川 大聖人の弘法の生涯は「立正安国論に始まり、立正安国論に終わる」といわれています。大聖人は、国主諫暁の書である立正安国論を、大難を覚悟で時の実質的な最高権力者である北条時頼に提出されたのです。

 永石 安国論の執筆当時は災害や疫病が続き、人々は苦しみにあえいでいた時代でした。そのような状況下で、民衆は無力感にさいなまれていました。その根源には誤った宗教があると、喝破されたのです。

 原田 大聖人は、たとえ相手が「国主」であっても、堂々と諫めていかれました。仏法の本義は、自身の幸福にとどまることなく、平和建設のため、人々の幸福のために、積極的に社会に関わり、生命尊厳の仏法の理念に基づいて行動していくことにあります。

 長谷川 池田先生が、学会の使命は立正安国の実現にあるとされた上で「宗教が、現実社会の人間の苦悩の解決から目を背けるならば、もはや、それは宗教の死といえる」(小説『新・人間革命』第4巻「立正安国」の章)とつづられている通りです。

 竹岡 当然、主権在民の現代にあっては、主権者は国民の一人一人です。故に、私たちが身近な友人と語り合い、仏法の生命尊厳の哲学を人々の胸中に確立していくことこそ、大聖人の御精神にかなった行動であります。それによって、日蓮仏法が「生きた宗教」として現代に脈動していくのだと思います。

 大串 大聖人は大難をも恐れず、妙法を弘められました。御書には「とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし」(552ページ)とあります。今こそ、語りに語って仏縁を地域に広げていく時であると感じます。

 永石 先生は「『強いて』語るためには、何よりもまず、自分の臆病な心、弱い心を打ち破らねばならない。そうであってこそ、勇気をもって、悠然と楽しく対話ができる。その結実は、真心と執念で決まる」と語られました。

 原田 先生が教えてくださっている通り、私たちの対話の根本は真心と執念です。相手の反応がどうあれ、誠実に堂々と、「強気の対話」「攻めの対話」で粘り強く信念を語り切ることが大切です。

 永石 間もなく「二月闘争」も後半戦です。地域を駆け巡り、対話拡大に挑戦していきたいと思います。

 原田 先生は『新・人間革命』第3巻「平和の光」の章で、二月闘争の当時を述懐され、「師を求め、師とともに戦おうとする時、広宣流布に生きる、師の生命の脈動が流れ通う」とつづられました。「師弟」こそ、自身の境涯を拡大する道であり、広布推進の力となります。「伝統の2月」を悔いなく駆け抜けていきましょう。

仏法違背の邪宗門

 長谷川 一方、大聖人の御精神に違背し、没落の一途をたどっているのが日顕宗(日蓮正宗)です。

 竹岡 宗門では法主・日如の号令のもと、いいかげんな信者勧誘に躍起になっていますが、成果はあがらず昨年も、大惨敗でした。

 長谷川 そもそも、宗門は信者を“金づる”としか見てこなかった。民衆の幸福を願われた大聖人の精神に違背するその姿には、信心のかけらもありません。

 竹岡 宗門事件後、信者数は最盛期の2%にまで激減。その後も低迷しています。仏法の因果は厳しい。

 原田 御聖訓に「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり」(御書1338ページ)と仰せです。まさしく邪宗門のことです。正義の学会は、世界192カ国・地域に広がり、勢いよく前進しています。

 永石 学会は昨年も、青年を先頭に、生き生きと対話を拡大。世帯増を果たした地域が相次ぎました。また、各地で地域貢献の活動を展開し、周囲から大きな信頼が寄せられています。

 原田 大聖人直結の世界宗教として誇りも高く、私たちは前進していきたい。