〈池田大作先生 四季の励まし〉 友好拡大の花を爛漫と 2019年3月3日

池田大作先生 四季の励まし〉 友好拡大の花を爛漫と 2019年3月3日

大阪 常勝の歴史を共に
 

 来る日も、来る日も、
 同志の笑顔のため、
 地域の人々の喜びのため、
 わが地涌の勇者の皆さま方は走り、
 語り続けている。
 いかなる高位の人よりも、
 有名人や権勢の人よりも、
 遥かに偉大な人間王者であり、
 幸福と平和の博士である。

 広布のためならば、
 どこへでも駆けつけよ!
 懸命に難関に挑み、
 苦闘する友と一緒に立て!
 激戦の地で新たな波動を起こせ!
 創価学会には、
 この真心のネットワークで結ばれた
 強固な団結がある。
 だから強い。だから負けない。

 団結の鍵は何か。それは、
 一見、矛盾するようであるが、
 自らが「一人立つ」ことである。
 自分が真剣に祈り、強くなることだ。
 「誰かがやるだろう」と、
 安易に考えている限り、
 どこまでいっても、
 真の団結を築くことはできない。

 広宣流布の城に、
 必要のない人など、一人もいない。
 皆が「宝の人材」である。
 誰もが、なくてはならない存在だ。
 その一人一人を
 真心から大切にしていく
 積み重ねによってこそ、
 難攻不落の大城が出来上がるのだ。

 励ましの大地に、仏縁の拡大、
 友好の拡大、青年の拡大、
 人材の拡大の爛漫たる花を!
 そのための要諦は何だろうか。
 それは第一に「祈り」の拡大である。
 第二に自身の「境涯」の拡大である。
 そして第三に「勇気」の拡大である。
 「祈り」「境涯」「勇気」――
 この三つの拡大を通して、
 わが人生と地域と世界の新時代を、
 朗らかに邁進していこう!

 早春の青空に、紅白の梅が映える――。1996年(平成8年)3月、池田大作先生が大阪城公園でカメラに収めた。同公園には、100種を超える約1270本の梅が植えられ、開花を迎えた今、多くの人々でにぎわう。
 かつて池田先生はつづった。「厳しい冬を越え、春に咲く花は愛おしい。『桜梅桃李』と説かれる通り、試練の冬を経てこそ、“自分らしい花”“可能性の花”は開花する」と。
 躍動の3月。異体同心の団結固く、わが使命の舞台で“友好拡大の花”を爛漫と咲かせよう。