3・16青年部代表者勤行会への池田先生のメッセージ 2019年3月16日

3・16青年部代表者勤行会への池田先生のメッセージ 2019年3月16日

師子王のごとく 空飛ぶ大鷲のごとく
人間王者の陣列を築きゆけ

 わが青年部、みんな、本当にご苦労さま!
 昨年3月のあの歴史的な世界青年部総会より1年、君たち一人一人の目覚ましい成長と活躍を、何より嬉しく見守っています。
 地涌の拡大と人材の育成、そして立正安国の堂々たる社会貢献の戦いの息吹で「3・16」を飾ってくれて、本当にありがとう!
 青年に「頼むぞ、広宣流布を!」と託された戸田先生がどれほどお喜びか。
 妻と語らいながら、今朝もみんなに題目を送っています。
 きょうは、三つの御聖訓を一緒に拝したい。
 第一に、華陽姉妹の記念の日に寄せて、日眼女への仰せです。
 すなわち「明かなる事・日月にすぎんや浄き事・蓮華にまさるべきや、法華経は日月と蓮華となり故に妙法蓮華経と名く」(御書1109ページ)と。
 御本仏・日蓮大聖人に直結して、太陽と月のように最も明るく、蓮華のように最も浄らかに咲き光っていけるのが、華陽の皆さんの生命なのです。
 日々、忙しくて大変だろうけれども、何があっても題目を唱え、尊き青春の命を自信満々と輝かせ、最極の歓喜と充実と福運のスクラムを仲良く朗らかに広げていってください。
 第二に、「王者」の意義を示された御金言を拝したい。
 「此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし」(同1310ページ)
 闘諍言訟の乱世に、若師子のごとく、大鷲のごとく、地涌の人材が躍り出て、民衆の幸福と平和のために、戦い勝っていくことこそ、立正安国の実像である。
 「法華経の将軍学」を受け継ぐ君たちは、師弟不二の正義の師子吼を轟かせ、人間王者の陣列を築き上げていただきたい。試練の烈風をものともせぬ勇気と忍耐の若き翼で、天空高く君たち自身の広布と人生の栄光を勝ち開いていくのだ。
 最後に拝したいのは、「異体同心事」の一節――「悪は多けれども一善にかつ事なし」(同1463ページ)である。
 若き君たちの「異体同心」の連帯ほど、強いものはない。
 きょうから、韓国と日本の青年の意義深い交流も始まる。また世界聖教会館の定礎式も行われる。君たちの晴れ舞台は、いよいよ洋々と開かれている。
 全世界の創価家族の祈りに応え、威風堂々と新たな勝利の金字塔を打ち立ててくれ給え! みんな元気で!(拍手)