〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉25 車の運転に注意―― 絶対無事故の日々を 広布の大使命に生き抜く 2019年3月18日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉25 車の運転に注意―― 絶対無事故の日々を 広布の大使命に生き抜く 2019年3月18日

「中小企業」を応援する公明党
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
大串女子部長
各地で厳粛に営まれる「彼岸勤行法要」。題目の光は全宇宙に届き、故人をも成仏に導く――これが日蓮仏法の大確信

 長谷川 「春分の日」となる21日を中心に、各地の会館や、墓地公園、納骨堂などで、「春季彼岸勤行法要」が執り行われます。

 永石 日蓮大聖人の御遺命である広宣流布にまい進する、私たちの勤行・唱題こそ最高の追善回向です。

 原田 御書には、「南無妙法蓮華経と唱え奉る時・題目の光無間に至りて即身成仏せしむ、廻向の文此れより事起るなり」(712ページ)と仰せです。つまり、「回向」とは、自身が積んだ仏道修行の善根を、題目の功力を、他者に「回らし向ける」ことです。

 志賀 その意味で、日顕宗(日蓮正宗)の坊主らが言う「僧侶に拝んでもらわなければ、故人は成仏しない」との主張が、いかに的外れかがよく分かります。

 原田 私たちは、真心を込めて、故人の冥福を祈るとともに、いよいよ広布の使命に生き抜き、「生も歓喜、死も歓喜」の常楽我浄の人生を歩み抜いていきましょう。

強き祈りを根本に

 永石 年度末が近づき、慌ただしい日が続きます。忙しい毎日だからこそ、あらためて、無事故を呼び掛けていきたいと思います。

 原田 自動車に乗る際、「居眠り運転」など絶対にあってはなりません。寝不足の場合は、公共交通機関を利用してください。仕方なく運転をして、眠くなってきた時は、少し休んだり、車を降りて、ストレッチをしたり、顔を洗ったりするといいでしょう。

 長谷川 また、カフェインを取る、ガムをかむ、窓を開ける、目薬をさす、話す・歌うなども、効果があるといわれます。

 永石 今の時季は、花粉症の薬を服用することで、眠気が増して、判断力が低下することもあります。特に注意してください。

 志賀 車を運転中、「ハンズフリー」で携帯電話の通話をする方もいますが、注意力が散漫になり、危険です。条例で制限している自治体もあるほどです。安全な場所に車を止め、通話するようにしてください。

 原田 大事なことは、“絶対に事故を起こさない”と心に決め、時間に余裕を持って行動することです。強き祈りを根本に、絶対無事故の日々を、皆で勝ち取っていきましょう。

役立つ制度を作る

 大串 今年は、公明党の結党55周年です。

 長谷川 その公明党が一貫して推進してきたのが、「中小企業への支援」です。

 原田 日本の全企業の99・7%を占め、雇用の約7割を創出しているのが、中小企業です。ここで働く方々が、生き生きと希望を持ってこそ、日本の未来は開かれます。

 長谷川 そもそも、公明党が結党された当時、日本の政治は、大企業擁護を優先する保守政党か、いわゆる組織労働者のための政策に傾斜する革新政党かに偏っていました。

 永石 その中、たとえば、町工場で働く人など、いわゆる未組織労働者に政治の光を当て、その生活をいかにして守るかに心を砕いてきたのが公明党です。

 志賀 その原点があるからこそ、公明党は数々の中小企業への支援策を実現してきました。それらのポイントをまとめた「中小企業応援ブック」も作成しています(公明党のホームページから印刷等が可能)。

 長谷川 たとえば、資金繰りを支援するための金融サポートです。中小企業の中には、金融機関との取引状況の変化や、関連企業の倒産などで、中長期的には回復が見込まれるものの、一時的に資金繰りに困っている会社があります。公明党は、そうした方々をサポートするための融資の制度を整えたのです。

 永石 さらに、自然災害や全国的な不況業種などの場合も、保証を受けられるようにしていますね。また、信用保証協会の保証を利用した複数の借入金を一本化することで、月々の返済負担を軽減できるようにもしています。

 志賀 他にも、創業や経営多角化など、新たな事業に挑戦するための資金や、事業の再起を図るための資金の融資など、多くのサポートを創設してきました。

 大串 設備投資や交際費支出を行った場合の税制支援や、事業を承継するための税負担の軽減なども実現していますね。

 長谷川 昨年、公明党が実施した「100万人訪問・調査」運動の中で、こうした制度を知らない人が大勢いることが分かりました。そこで公明党は、経営課題や経営力の向上、事業再生などを一括して相談できる場所があることの周知にも全力を挙げています。

 原田 中小企業の中には、景気回復の実感が湧かないという方もいます。こうした方々のもとにも、「景気回復の恩恵が行き渡るよう、公明党が“現場発”の政策のリード役となって」ほしいと期待する識者もいます(専修大学の野口旭教授)。

 大串 同氏は、「公明党は、地域に密着した草の根の活動から、現場のニーズをすくい上げる政党です」とも強調していますね。

 原田 実際、公明党の議員が現場で、中小企業のための政策を説明すると、「求めている支援策、役立つ制度を整えてくれて感謝します」「公明党は、私たちの声を小まめに聞いてくれ、頼もしい存在です」などの声が寄せられ、「事業が苦境に陥った時、解決の糸口を与えてくれたのは公明党が創設した制度でした」と言う方もいます。

 志賀 他にも、公明党は、働く人のための政策を数多く実現しています。たとえば、ブラック企業対策です。過酷な働き方を強いる企業への対策として、ハローワークに、労働条件などで虚偽の情報を出した会社を罰則の対象にしました。また、無料の電話相談窓口も開設しています。

 大串 これからも公明党は、働く人を守る政策に力を入れ、皆の要望に応えてもらいたいと思います。