創立90周年を勝ち開く!〉30 御聖訓「命限り有り惜む可からず」 広布の戦いに悔いを残すな 2019年4月4日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉30 御聖訓「命限り有り惜む可からず」 広布の戦いに悔いを残すな 2019年4月4日

他党圧する公明の政策実現力
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
「平和の柱」「青年の眼目」「世界市民の大船」との誇りも高く、人々の幸福のため地域社会に尽くす創価の師弟。私たちの人間革命の闘争が、希望の仏国土を築きゆく!

 大串 希望あふれる春4月、新年度がスタートしました。

 原田 池田先生は、2日付の「新時代を築く」の中で、1958年4月、戸田先生ご逝去の翌日に行われた本部幹部会で、青年部の代表として“師恩に報いる道は、ただ一つ。師匠が命を懸けて戦われた広宣流布に邁進する以外にない”と師子吼したことを回想されていました。

 長谷川 そして、「この報恩の道こそ、地涌の若人が無限に続く創価桜の道であり、令法久住という平和の大道なのである」とつづられています。

 原田 その言葉通り、池田先生は戸田先生の構想をことごとく実現され、世界192カ国・地域に広宣流布即世界平和の道を切り開いてくださいました。

 永石 3月31日付の「四季の励まし」では、次のようにつづられていました。「正義の戦いを起こすならば、断じて勝つことだ。異体同心で進むことである」「我らの前進は、どこまでも信仰を根幹に、全民衆を幸福にしていくのである」と。婦人部は仲良く、朗らかに、人々のため、社会のために行動していきます。

 竹岡 青年部は、戸田先生が池田先生に託された「人生は強気でいけ!」「追撃の手をゆるめるな!」との遺訓を深く胸に刻み、全ての戦いに勝利してまいります。

 長谷川 この大切な時、広布の戦いにあって「もっと本気で戦うべきだった」「あの人にも語ればよかった」などという後悔を、断じて残してはなりません。

 原田 日蓮大聖人は「命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也」(御書955ページ)と仰せです。「これくらいでいいだろう」という安易さや惰性の心を打破し、一日一日を勝ち切ってまいりたい。どこまでも師弟共戦の心で、勝利を開いていこうではありませんか。

地方と国会の連携

 永石 統一地方選の前半戦である道府県政令市議選の投票日(4月7日)まであと3日です。

 長谷川 これからの地域社会の舵取りを担う議員を選ぶ大切な選挙です。公明議員は語りに語り、激戦を勝ち抜いてもらいたい。

 永石 過去10回の統一地方選についての調査によれば、「候補者の情報が不足している」と感じる人の割合が年々、増加傾向にあるそうです。

 竹岡 最もその声が多いのが道府県議選です。前回の調査では、投票を棄権した人の理由で4分の1を占めたのが「政党の政策や候補者の人物像など、違いがよくわからなかったから」との答えでした。また、どの調査でも多いのが「支持政党なし」です。

 長谷川 議員が、どんどん政策や実績をアピールしていくことが大事になりますね。私たちが支援する公明党には、他党にはない、地方議員と国会議員が「連携プレー」で政治を進めていくネットワークの力があり、確かな政策実現力があります。

 大串 今回の注目は、統一地方選として初めて「18歳選挙権」が適用されることでもあります。若者の動向が注目されています。

 竹岡 2016年の参院選で投票した18歳~20歳のうち、政党や候補者を選んだ基準として、一番多かったのが「自分の考えに近い政策を訴えていたか」。次いで「家族や知人の評価」でした。

 大串 また、18歳~20歳代では、実に3割以上の人が投票日当日に投票先を決めたという統計もあります(2017年の衆院選)。

 原田 公明党の議員は、日頃から若者との対話を重ねています。その中から、最低賃金アップや、奨学金の拡充など数々の政策が生まれ、実現してきた豊富な実績があります。ですから、語れば語るほど、若者世代に理解が広がっています。

SNSを広く活用

 竹岡 投票日前日の4月6日(土)までは、インターネットを利用した選挙運動が可能です。

 大串 普段、仕事が忙しい等の理由で、なかなか会えない友人、電話がつながりにくい友人に、ライン、フェイスブックなどSNSを活用して、候補の実績や支援依頼を送っている人も多いですね。

 永石 今や、SNSを利用しているのは、若者だけではありません。60歳~79歳の方の4割が、ラインを利用しているという統計もあります。

 大串 SNSも広く活用し、民衆のために徹底して働く公明党の実績や真の姿を訴えていきたいですね。

 原田 今、福祉の充実や教育、防災・減災対策、また、財政のムダ削減など、公明党が長年、訴えてきたことが国や自治体の政策として定着してきています。

 永石 そうした公明党の実績について、政治評論家の森田実氏は「気がつけば公明党」と表現されています。「良い制度ができたな」と思う政策は「すべて公明党主導で行われたもの」という意味合いです。

 竹岡 “夜回り先生”こと水谷修氏は「他党の場合、国会議員を頂点に、その下に地方議員がいるというピラミッド型の関係になりやすいのですが、公明党は違います。『困っている人、大変な人の代表』という同じ使命感を共有する仲間として一体となって動くからです。ひきこもり対策や危険ドラッグ対策など数多くの取り組みを具体的に前進させてくれています」と語っています。

 長谷川 本物の政治家とは、政策をどう実現に導いたのか、具体的に語れる人です。地域に足を運び、小さな声に耳を傾ける。その声から政策を立案し、議会で合意を形成する。そうした過程を自分の言葉で語れるのが公明議員なのです。

 原田 「大衆とともに」の原点を忘れず、公明党には各地の地方選に断じて勝利し、地域社会の発展へ大きく貢献してもらいたい。