〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉48 誓願の題目で結ばれた団結の絆 異体同心の信心に歓喜と福運 2019年6月24日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉48 誓願の題目で結ばれた団結の絆 異体同心の信心に歓喜と福運 2019年6月24日

愛知「広布堅塁」の誇りに燃え
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
中部は必ず勝ち鬨をあげるのだ!――師の期待に断じて応えようと、中部の友が勢いよく広布拡大に駆ける。その強き一念が諸天をも揺り動かす(5月10日、中部幹部会)

 長谷川 広布の勢いは異体同心の団結で決まる。これが前進の方程式です。御聖訓には「一人の心なれども二つの心あれば其の心たがいて成ずる事なし、百人・千人なれども一つ心なれば必ず事を成ず」(御書1463ページ)と仰せです。

 原田 13日付の「御書と歩むⅡ」で池田先生は、この御文を通して、「誓願の題目で結ばれた信心のチームワークから、歓喜と福運が広がり、勝利のリズムが刻まれる。皆が『桜梅桃李』の持ち味を発揮し、万事を成じていこう!」と呼び掛けられています。

 永石 その意味でも、一人一人に光を当て、励ましを送ることが大切ですね。

 長谷川 全国各地で副役職の皆さんの活躍も光っています。その豊富な経験が地域広布の前進にとって大きな力になっています。

 原田 先月、訪問した愛知でも、先生が「広布の堅塁・中部たれ」との指針を示されるなど幾重にも原点が刻まれた“中部の月”7月へ、皆さんはつらつと異体同心で進んでいました。

 竹岡 青年部は先駆を切って、勇敢に対話拡大に挑戦してまいります。

 原田 「一人でも多くの友を広布の陣列に!」と励ましを広げ、自身の新たな「広布の金字塔」を打ち立てていきましょう。

健康管理に工夫を

 大串 季節の変わり目です。日々、忙しくて生活リズムが乱れたりしていると、気温や気圧の変化の影響を受けやすくなり、自律神経のバランスを崩しやすいといわれています。

 長谷川 忙しい時こそ、リラックスする時間が大切ですね。入浴はシャワーで済まさず湯船に漬かる等、毎日の生活で工夫を心掛けていきましょう。

 永石 また、水分不足になると、熱中症や、脳梗塞心筋梗塞などの要因にもなります。健康のため、小まめに水を飲みましょう。特に、目覚めの一杯、寝る前の一杯が大切だといわれています。

 長谷川 ちょっとした体調の変化を見逃さないことが大事です。気になる症状があれば後回しにせず、早めに受診しましょう。

 永石 毎日の活動にあっても、打ち合わせなどは短く、なるべく早めの帰宅を習慣づけたいと思います。

 長谷川 多忙な中だからこそリーダーは自身の健康管理に細心の取り組みをしていきたい。朗々と題目を唱え、生命力豊かに活動することを心掛けましょう。

防災・減災に全力

 原田 先日の新潟、山形など各県を襲った地震につきまして、改めて心からお見舞い申し上げます。

 大串 近年、地震や大雨など災害が相次いでいます。そのような中、公明党は「防災・減災、復興を政治の主流に」と一貫して訴えています。

 永石 今夏の参院選に向けての重点政策にも「一人の生命を守り抜く」を掲げ、防災・減災の取り組みを発表しています。

 原田 「減災」という言葉の提唱でも知られる、関西大学特別任命教授の河田惠昭氏は、公明党について「これまで、政治の主要争点に掲げられることの少なかった防災へ光を当てようとする姿勢に敬意を表します」(月刊誌「第三文明」7月号)と語っています。

 竹岡 2016年4月の熊本地震を振り返り、蒲島郁夫熊本県知事は「現場を知る地方議員と国会議員が同じ方向を向いて、被災地に寄り添ってくれた公明党の存在は、とても大きかった」と語っています。

 長谷川 今回の重点政策でも、防災・減災のための「3カ年緊急対策」を国と地方のネットワークを生かして効果的に実施することや、南海トラフ巨大地震・首都直下地震対策の強化などが盛り込まれていますね。

 永石 公明党は、これまでに女性の視点からの災害対策も推進してきました。避難所の環境改善として、男女別のトイレ、授乳・着替え場所の確保などが挙げられます。

 竹岡 学校の耐震化に全力で取り組んできたのも公明党です。長年の取り組みの結果、15年度には耐震化率が、ほぼ100%に達しています。旧民主党政権が耐震化予算を削ろうとした時も、公明党が「命を守る予算だ」と訴え、予算を確保しました。

 原田 公明党の議員は、「一人」に寄り添い、先頭に立って災害対策に当たり、防災・減災対策も進めてきました。自然現象そのものは止めることはできません。しかし、災害を防ぐ、または災害による被害を減らすことはできます。それこそが、政治が果たすべき使命と責任、役割です。

 大串 参院選の激戦に挑む愛知選挙区の公明党の予定候補も、目の前の一人に尽くしてきた、31歳の青年弁護士です。

 原田 この候補は“社会の中で人知れず悩み、苦しんでいる人々の力になりたい”との強い信念で、1000件を超える法律相談に携わってきました。特殊詐欺の受け子をした中学生に寄り添い続け、更生の道を開いたこともあります。

 永石 また、家庭内暴力で苦しむ女性や、親族の金銭問題に巻き込まれた高齢者などからの相談を受け、問題を解決してきました。絶望から再起した依頼者が「相談できてよかったです」と涙する姿が忘れられないと語っていました。

 竹岡 自身が大学生時代、奨学金で学費をまかなった実体験からも教育無償化に情熱を持っています。

 大串 また、愛知といえば「ものづくり産業」が盛んな地域です。この候補はこれまでに中小企業の現場の声を聞いてきました。本年1月には、中小企業庁へ「ものづくり補助金」の運用改善を要請。実現の後押しをしました。

 竹岡 彼は、弁護士として多重債務を抱える中小企業の事業再生に奔走した経験もあります。断じて勝ち抜き、地域経済、そして日本経済活性化への“即戦力”として仕事をしてもらいたい。