〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉54 生き生きと朗らかに自信をもって語る―― 全ての人に仏縁広げる対話を 2019年7月15日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉54 生き生きと朗らかに自信をもって語る―― 全ての人に仏縁広げる対話を 2019年7月15日

豊富な実績 若者の味方「公明党
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
ますます仲良く賢く伸び伸びと――女子部の「桜梅桃李」の幸のスクラムは、立正安国の希望

 原田 本年5月に着任した中国の孔鉉佑駐日大使が8日、信濃町の総本部へ来訪されました。冒頭、池田先生からの祝意をお伝えすると、大使は、「両国友好のために多大な努力を続けてこられた池田名誉会長の心を、いつまでも忘れることなく進んでいきたい」と語られていました。

 永石 大使は、中国外交部の副部長を務めるなど、アジア外交の要職を歴任された知日派ですね。

 原田 そうです。大使は、「困難な時も変わることなく両国友好に尽くしてきた創価学会の皆さまは、中国国民から厚く信頼されています」とも強調されていました。本年は池田先生の初訪中から45年です。私たちは、先生が築いてくださった両国友好の「金の橋」を一層強固にすべく、さらに力を尽くしていきたい。

皆が「希望の太陽」

 大串 7月19日は女子部の結成記念日です。全国の友が今、はつらつと対話の拡大に挑戦しています。

 永石 先生は先日、女性の弟子に送られた、「秋冬の枯れた草木のような九界の衆生も、法華経の妙の一字という春夏の太陽に照らされ、仏法を求める心の花を咲かせ、成仏の実がなる」(御書944ページ、趣意)との御聖訓を拝し、女子部の皆さんに最大の励ましを送ってくださいましたね。

 大串 はい。華陽の皆さんが妙法を唱え、学び、生き生きと語りゆく時、「どれほど素晴らしい太陽の生命を昇らせることができるか」と言われ、「一人一人が、どんな苦悩の闇も、照らし晴らしていける『希望の太陽』なのです」と示してくださいました。皆が決意を新たにしています。

 原田 縁する人に、朗らかに自信満々と語った分、「相手がどうあれ、その心の奥には、福智の光が届いています。仏の種が蒔かれています。いつの日か、花開き、実る日が、必ず来る」とも教えてくださいましたね。この指針を確信し、女子部の皆さんは、どうか新たな「友情と連帯と勝利の門」を開いていただきたい。

青年が政治動かす

 竹岡 来る21日(日)が参院選の投票日です(期日前投票は20日まで)。先般、インターネット上で、与野党6党の公約等をもとに、若者政策の支持政党を選ぶ模擬投票が行われました。

 大串 “政治に若者の声を届けよう”との理念のもと、「日本若者協議会」が「ワカモノのミカタ政党はどこだ!」と題して実施したものですね。回答した14~37歳の男女のうち、公明党が最も多く「女性票」を集めたと聞きました。

 竹岡 さらに、30代男女の投票先でも1位でした。公明党を選んだ人は「“3つの教育無償化”など多くの政策で若者の声を聞いてくれる」と語っていました。

 原田 同協議会の室橋祐貴代表理事は、公明党が唯一、「若者政策を担当する大臣・部局の設置」「審議会などへの若者の登用」「学生が議員に直接意見を述べる『若者議会』の開催」などを参院選マニフェストに盛り込んでいることを評価していましたね。

 竹岡 若者の声を政治に届ける――これが公明党の真骨頂です。実際、党青年委員会が実施している政策アンケート「ボイス・アクション」で、若者から聞いた声は着実に国の政策になっています。若者の声が政治を動かしているのです。

 長谷川 公明党はこれまで、返済不要の給付型奨学金の拡充、携帯電話料金の引き下げ、無料Wi―Fiの拡充、ブラックバイト相談窓口の設置、結婚・婚活の支援、ひきこもり・ニートの自立支援など、他党を圧倒する若者政策を推進してきました。

 大串 ほかにも公明党が主導し、LINEなどのSNSを利用した、いじめ・自殺などの相談窓口が各地にあります。2018年度だけで3万件を超える相談が寄せられました。

 永石 公明党は、子育てに一人で悩まないよう、相談支援体制の構築にも全力を挙げ、すでに具体化している自治体もあります。

 長谷川 参院選の公約としては、毎年3%程度、着実にアップしている最低賃金を、20年代の半ばには、47都道府県の半数以上で「1000円以上」にすることを掲げています。

 竹岡 ちなみに、立憲民主党は“5年以内に1300円”とうたっていますが、これでは毎年20%の引き上げが必要な地域が出てきます。共産党にいたっては、“すみやかに1500円”と言っています。韓国では昨年、最低賃金を一気に16・4%も上げ、中小企業の経営に打撃を与え、若年層の失業率が11・6%に急上昇しました。経済情勢をよく精査し、バランスあるアップが必要なのにもかかわらず、“選挙受け”を狙い、聞こえがいいことを並べる“無責任な政党”はどこか、一目瞭然です

 永石 また、公明党は、出産育児一時金を現行の42万円から50万円に引き上げることも目指しています。

 長谷川 公明党は今回も、参院選に臨む政策が小中学生にも分かりやすく伝わるよう、「こどもマニフェスト」を作成しました。

 原田 家族や友人と政治について語る際にも有用なものです。早稲田大学北川正恭名誉教授は、「政治を分かりやすく伝える一層の努力が政党や大人たちに求められる中、公明党が2012年の衆院選から、子ども向けにマニフェストを発信し、その実現に取り組んできたことを高く評価しています」「子どもに対して真面目に政策を提案している政党は公明党だけだと思います」と言われました。

 長谷川 そして、「公明党の『こどもマニフェスト』は、日本の民主主義を成長させるもの」と結論しているのです。

 竹岡 前回の参院選の結果を調査したところ、「18歳から29歳は72・1%」「30歳から49歳は66・2%」の人が、選挙期間中に投票先を決めています。若い人ほど、これから投票先を決めるのです。

 原田 このほど、公明党が作成した8種類の実績動画も好評だと聞きました。“ワカモノのミカタ”公明党は、SNSも駆使し、最後まで実績を語り、参院選に勝利してほしい。そして、未来を担う大切な青年のために働いてもらいたい。