〈池田大作先生 四季の励まし〉 「向上の人」こそ偉大! 2019年9月15日

池田大作先生 四季の励まし〉 「向上の人」こそ偉大! 2019年9月15日

 
 

 人間の幸福といっても、
 自分の臆病や
 怠惰などの弱さと戦い、
 勝つことから始まる。
 人間革命とは、
 自己自身に
 勝利していくことである。
 大事なことは、
 強盛な信心に励み、
 大功徳を受け、
 生活も豊かになり、
 幸福に満ち満ちた
 悠々たる大境涯に
 なっていくことである。
 そのための
 学会の活動である。

 「人と比べる」よりも、
 「きのうの自分」と
 比べてどうか。
 「きのうの自分」より
 「きょうの自分」、
 「きょうの自分」より
 「あすの自分」を見よ――
 そう生き抜く
 「向上の人」こそ、
 偉大なる人生の山を
 登りきれる人である。
 「栄光の旗」は
 「努力の風」にこそ
 悠々と、はためく。

 人間革命とは、
 一面からいえば
 「一流の人間」に
 成長することでもある。
 一流の人は、
 「力」とともに
 「人格」も立派だ。
 誠実である。
 何ごとも、
 薄っぺらな策ではなく、
 自分の全人格で
 ぶつかっていくことだ。

 「勇気」が
 「慈悲」に通ずる――
 戸田先生の至言である。
 真実を語り、
 正義を叫び抜く。
 折伏の功徳は、
 限りなく大きい。
 自分が得をする。
 相手も得をする。
 そして一家一族へ、
 社会へと、福運は
 幾重にも広がっていく。
 広宣流布のために動こう
 ――その心が功徳を生む。
 対話の秋である。
 にこやかな笑顔で、
 陽気に
 歌を口ずさむように、
 快活に進もう!

 降り注ぐ陽光。眼前には、青々とした竹林が広がっていた――。先月上旬、池田大作先生が日高市の埼玉池田研修道場を訪れ、庭園の竹をカメラに収めた。
 一本一本の竹は、土の中で地下茎でつながり、ため込んだ大量の栄養分を吸収しながら、勢いよく伸びていくという。皆で支え合って生き生きと成長する姿は、一人一人の人間革命を目指し、「異体同心の団結」で前進する創価家族と重なる。
 小説『新・人間革命』の連載完結から1年。世界の同志も『新・人間革命』を“心の滋養”としながら、広布拡大に挑戦している。
 さあ、世界の創価家族と共に前進し、わが人間革命の勝利劇をつづりゆこう!