〈池田大作先生 四季の励まし〉 女性の声が時代を変える 2019年10月20日  

池田大作先生 四季の励まし〉 女性の声が時代を変える 2019年10月20日

 
 

 人の気持ちに敏感な、
 聡明な女性の会話。
 その力は厚い鉄の
 心の扉をも開く
 力をもっている。
 女性の正義の「声」は、
 人々を動かし、
 時代を変えていく。

 私の心に
 「平和の文化」の原形を
 育んでくれたのは、
 まぎれもなく母であった。
 そして、
 わが師・戸田先生との
 出会いと仏法の信仰が、
 私の平和への熱願を、
 不動の哲学にしたのだ。
 日蓮仏法は教える。
 一個の人間における
 一念の変革から、
 人生も、地域も、社会も、
 世界も、善の方向へ
 変えていけるのだと。
 平和の第一歩は、
 平和が可能だという
 確信である。
 その信念に燃えた
 偉大なピースメーカー
 (平和を創造する人)の
 先駆者であり、
 「女性の世紀」の主役こそ、
 わが創価の母たちである。

 仏法は
 「変毒為薬」の大法である。
 何があろうとも、
 必ず乗り越えていける。
 ゆえに宿命転換の戦いに、
 断じて負けてはならない。
 どんなに
 大変なことがあろうと、
 妙法を唱え、
 仏意仏勅の学会とともに
 生きぬく人は、
 厳として守護され、
 必ずや
 良い方向へ向かっていく。
 所願満足の幸福の軌道を
 歩んでいけることは、
 御聖訓に照らして、
 間違いない。

 私たちには、
 世界を新しくする力が、
 世界を活気づける
 希望の力がある!
 ゆえに、前へ!
 また断固として、
 前へ進むのだ!
 今再び、眼前の現実に
 勇敢に挑みゆくのだ!
 その人が、最高の勝利の
 人間なのである。

 先月28日、池田大作先生ご夫妻が東京・信濃町に竣工した「創価学会 世界聖教会館」を初訪問。その折、池田先生が同会館から「創価世界女性会館」を撮影した。晴れ渡る空に、創価の三色旗が堂々と翻っていた。
 「女性の世紀」の殿堂と輝く創価世界女性会館。先生は2000年(平成12年)9月、同会館を初めて訪れ、「婦人部・女子部の皆さまが、一人も残らず、幸福になられるよう、勝利されるよう、毎日、真剣に祈っています」と真情を語った。
 明年は、この初訪問から20周年。女性の力が世界を変える。その先駆を切るのが創価の女性である。婦人部・女子部の友に最敬礼しつつ、希望と友情の拡大へ心一つに進もう。