〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉82 女子部の友が「部の日」へ躍進 一人ももれなく「幸福の太陽」に 2019年11月4日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉82 女子部の友が「部の日」へ躍進 一人ももれなく「幸福の太陽」に 2019年11月4日

油断を排し火災を絶対に起こさない
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
大串女子部長
山口白蓮グループ委員長
誠実な振る舞いで信頼と友情を広げる白蓮グループの友。その一人一人が、凜と咲く美しき「創価の花」(10月27日、東京戸田記念講堂で行われた首都圏総会)

 長谷川 「創立の月」を迎え、全国の同志がいよいよの決意で拡大に、励ましの対話に走っています。「11・12」には「女子部の日」を迎えますね。

 原田 はつらつと広布に駆ける女子部の皆さんは周囲を明るく朗らかにします。まさに創価の希望です。

 大串 ありがとうございます。部の日の淵源は1961年の同日に8万5000人が集った女子部総会にあります。小説『新・人間革命』第5巻「勝利」の章に詳しく描かれています。

 山口 同章では「自分の幸福だけを追い求めるのではなく、友人など、他者の幸福のため、社会のために生きる人生にこそ、最高の歓喜と充実があり、そこに自分の本当の幸福もある」という絶対的幸福について、また、「幸福という宮殿を開くことができる唯一の鍵は、自身の信仰しかない」と信心根本に生き抜く大切さを教えて下さいました。

 永石 この章で先生は、女子部が信仰と人生の「芯」を確立するために「全員が教学部員に」との真情をつづられています。この先生のご期待通り、「池田華陽会御書30編」の読了運動は今、女子部の活動の根幹になりましたね。

 原田 師の慈愛に包まれながら、「世界一の生命哲学」を学び、実践する皆さんが、世界一充実した青春を送っていることは間違いありません。

 山口 世界広布新時代を迎え、各国の女子部のメンバーも生き生きと前進しています。私たちも、海外の同志との交流を通して、多くの触発を受けています。

 大串 インドでお会いした女子部のリーダーは、毎日必ず『新・人間革命』を研さん。感動した場面をノートに書き写しているそうです。メンバー一人一人が師匠の心に触れることが、インド広布の原動力になっていると実感しました。

 原田 女子部の皆さんの、御書を学び、師匠の指導を求め抜く姿勢は全世界共通です。各国で、若い女性たちが平和と幸福の連帯を広げていることは、社会の希望です。これからも世界の華陽姉妹と手を携えて前進していってください。

「白蓮」の輪の中で

 永石 各地を訪れるたび、女子部の皆さんの活躍のエピソードを聞きます。その先頭を走っているのが、白蓮グループですね。

 山口 池田先生は本年、発刊された指導集『勝利の女王 白蓮グループ』の中で、私たちの日々の任務に対し「一回また一回、どれほど計り知れない『心の財』を積んでいるか」と激励を送ってくださっています。

 長谷川 学会の会館を訪れるご友人の中には、白蓮グループの爽やかなあいさつや、真心こもる対応に感動される方も多くいます。御書に「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(1174ページ)とある通り、仏法の極理は行動に表れます。

 大串 先生の万感の励ましを胸に「11・18」に向け、白蓮グループは「セレブレイト(祝賀)期間」を躍進しています。特に、各地の「新時代第1期」のメンバーが目覚ましい成長を遂げています。

 山口 専門学校に通う、東京のあるメンバーは、女子部の先輩や婦人部の方からの励ましを糧に、就職活動に挑戦。希望通りの企業の内定を勝ち取ることができました。その後、悩みを打ち明けてくれた友人を、白蓮姉妹が集い合う“班パーティー”に招待。温かな歓迎に感動し、友人は入会を希望されました。

 大串 彼女は「白蓮に入り、友のために真剣に祈れる自分へと大きく変わることができました」と、喜々として語っていました。

 山口 リーダー率先の拡大も光っています。北海道のある地域では、班長全員が聖教新聞の拡大を達成できました。“白蓮DAY”では、班長自身が心に残った聖教新聞の記事を紹介。結果にかかわらず、挑戦することを大切にしながら、皆で仲良く活動しています。

 大串 私が先月、購読推進を実らせた相手のうちの一人は、大学生の時から対話を続けてきた友人です。今まで何度も断られてきたのですが、諦めずに勇気を出して、聖教新聞を一緒に読みながら対話をすると、友人は初めて「読んでみたい」と言ってくれました。聖教新聞を通して、学会理解を深めてくれています。

 永石 真心が通じたのですね。先生は「縁する人に、朗らかに自信満々と語った分だけ、相手がどうあれ、その心の奥には、福智の光が届いています。仏の種が蒔かれています。いつの日か、花開き、実る日が、必ず来るのです」と、女子部の皆さんに語られています。

 原田 米エマソン協会元会長のサーラ・ワイダー博士は「私は、創価学会の女性たちに無限の希望を抱いております。とりわけ、女性たちの助け合い、励まし合いに満ちた姿は印象的です」と語っています。世界の識者も創価の女性運動に共感し、称賛する時代になりました。皆さんは堂々と仏法を実践し、幸の輪を広げていってください。

絶対無事故の祈り

 長谷川 空気が乾燥するこの時季は、火災が発生しやすくなります。今月9日から15日まで「秋の火災予防運動」の期間です。

 原田 消防庁では火災予防として「住宅用消火器」の設置を推奨しています。火災が発生した場合、消火器を使った初期消火の成功率は8割を超えるそうです。

 長谷川 電気ストーブなどの暖房器具にほこりや燃えやすい物が接触することで火災が発生するケースもあります。周囲の整理整頓を心掛けてください。

 原田 「絶対に火災を起こさない」との一念で、一切の油断を排していくことが大切です。日々、絶対無事故を祈念し、具体的な対策に努めていきましょう。