〈池田大作先生 四季の励まし〉 創立の月 世界の友と希望の前進 2019年11月10日

池田大作先生 四季の励まし〉 創立の月 世界の友と希望の前進 2019年11月10日

 
 

 世界のSGIの同志が
 広宣流布の真剣な実践に
 立ち上がっていくことが
 できたのは、なぜか。
 それは、牧口先生、
 戸田先生という創価の師が
 日蓮大聖人の
 御精神のままに、
 不惜身命・死身弘法で
 広宣流布のために戦い、
 それを私たちに
 教えてくださったからだ。
 広宣流布のために
 苦労したことは、
 すべて三世永遠にわたる
 一家眷属の福運になる。

 法華経の方便品には
 「如我等無異」――
 「我が如く等しくして
 異なること無からしめん」
 とある。
 全民衆を、自分と同じ
 境涯にまで高めたい。
 それが仏の誓願である。 
 その心を、わが心として
 不二の道を進んでいけば、
 仏と不二の境涯になる。
 それが法華経の真髄だ。
 その真髄を体現したのが、
 創価学会である。
 わが身をなげうって、
 不幸の人、貧しい人、
 苦しむ人を救っていく。
 これが学会の魂である。

 「こんなに
 幸せになれるなんて」――
 私の誇りは、
 わが愛する同志には、
 このような人生の実感を
 味わってきた方々が
 日本中、世界中にいる
 ということである。
 経済苦、病苦、
 人間関係の苦悩、
 自身の性格の悩み等々、
 宿命と苦悩の闇を
 乗り越えてきた幸福博士が
 大勢いらっしゃる。
 いかなる苦難も
 幸福に転じていける
 大法が妙法である。
 最も不幸に苦しんだ人が
 最高に幸福な人になるのが
 仏法である。

 自他共の幸福を築きゆく、
 正しき人生の道を
 前進しよう!
 地域の同志と、
 仲良く朗らかに、
 励まし合いながら!
 世界の同志と、
 希望のスクラムも固く!

 赤く染まる夕空に、二重の虹がかかった。2000年(平成12年)4月、池田大作先生が八王子市の東京牧口記念会館から撮影した。
 初代会長・牧口常三郎先生の死身弘法の尊き生涯を顕彰して建立された同会館。輝く“七色の虹”は、人種や民族の違いを超えて前進するSGI(創価学会インタナショナル)の友を祝福するかのようだ。
 間もなく学会創立記念日の11月18日。本年は、牧口先生の「殉教75年」に当たる。戦時中、軍部政府の弾圧で投獄されながら、不屈の信念を貫いた牧口先生。その遺志を継いだ戸田先生、そして池田先生によって、創価人間主義の連帯は今や、世界192カ国・地域に広がる。さあ、世界の同志と共に、平和と幸福の虹をかけよう!