〈池田先生と共に 新時代を築く〉 若々しく福運に満ちて! 2019年12月12日

〈池田先生と共に 新時代を築く〉 若々しく福運に満ちて! 2019年12月12日

 御聖訓に「深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し」(御書1501ページ)と。
 今日は、今年最後の満月。御本仏が、広布に走り抜いた創価家族を微笑み御照覧くださっているであろう。
 
 婦人部の「ヤング白ゆり世代」の誕生、おめでとう!
 日蓮大聖人は、この世代の女性たちを、誠にこまやかに激励なされていた。
 「年は・わかうなり福はかさなり候べし」(同1135ページ)
 この御文を賜ったのも、まさに「ヤング白ゆり世代」に当たる日眼女(四条金吾の妻)である。
 若々しく、福運に満ちた歓喜の大行進を、皆で応援していきたい。

 この日眼女への御書では「法華経を持たせ給う人は一切衆生のしうとこそ仏は御らん候らめ」(同1134ページ)とも仰せである。
 妙法流布に生きる人こそ、まさに「一切衆生の主」であり、人々を幸福と平和へリードする宝の存在なのだ。
 
 災害の多発した、この一年、わが宝友たちは、地域でも、職場でも、社会でも、なくてはならない依怙依託として奮闘してくれた。
 人知れぬ陰の献身、言い知れぬ苦労の積み重ねを、御本仏はお見通しである。
 生命の峻厳な因果の理法を象徴する同生天・同名天の働きも、日眼女へ語られた励ましであった。
 私たちも、同志の功労を見逃さず、ねぎらい、讃え、宣揚して差し上げたい。それが同生天・同名天の力用に通ずるからだ。

 誰しも現実は、さまざまな課題が絶えない。
 釈尊の弟子の須達長者夫妻も、「七度貧になり」(同1574ページ)という波乱の連続であった。その最も厳しい苦境の時に、身命を惜しまず師匠を守り抜いた福徳で、祇園精舎を寄進する大長者になったと説かれる。
 苦難の一つ一つに挑み、学会活動に励む。大変だからこそ、無量の「心の財」を積み、境涯を大きく変えられるのではないだろうか。
 
 戸田先生が語られていたご指導が思い起こされる。
 ――たった一人でもよい。その一人の人に、本当の妙法蓮華経を説く。心から話し合い、感激し合って帰ってくるんだよ、と。
 会えば、心が通う。語れば、胸に響く。よき出会いから、新たな価値が創造される。
 
 大聖人は「今年御つつがなき事をこそ」(同1097ページ)と、門下の無事安穏を祈念してくださっている。
 油断なく健康第一、絶対無事故で、大勝利の一年を飾りたい。そして、勇気と希望の連帯を広げゆこう!