〈座談会 師弟誓願の大行進〉14 皆で応援!女子部「ロマン総会」 華陽姉妹は青年拡大の原動力 2018年1月18日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉14 皆で応援!女子部「ロマン総会」 華陽姉妹は青年拡大の原動力 2018年1月18日

自他共の幸福へ勇気の対話を
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
竹岡青年部長
伊藤女子部長
堀関西女子部長
鹿野北海道女子部長
オリジナルかるたなど、各地で、趣向を凝らして開催される「ロマン総会」(昨年の模様)

 永石 伊藤女子部長や方面女子部長などのリーダーが、率先して折伏を実らせる中、各地の女子部から、「近年最高の拡大ができています!」との喜びの声が相次いでいますね。

 竹岡 「3・16」60周年の世界青年部総会へ、男女青年部は、広布後継の使命に燃えて、勇んで拡大に挑戦しています。

 伊藤 池田先生は、教えてくださいました。「後継たる男女青年が先駆し、戸田先生が生涯の願業と定められた七十五万世帯の大折伏を成就できた。恩師のもとで行われた歴史的な3・16“広宣流布の記念式典”は、その集大成であったのだ」と。

 竹岡 私たちは今一度、拡大の勝利の結果こそが、総会の大成功につながることを確信し、勇気の対話に挑んでまいりたい。

 鹿野 北海道では、9年前に入会した県女子部長の活躍が、大きな反響を呼んでいます。

 伊藤 複雑な家庭環境の中で育った彼女は、入会以来、一緒に暮らす妹と祖母を折伏。昨年は4年越しの対話の末に、同級生を入会に導くことができました。

 鹿野 彼女は今、メンバー一人一人が、信心の原点を築けるよう、それぞれの「初めて」に挑戦しようと訴えています。友人の入会希望、聖教新聞の拡大、友人の会合参加など、目標はさまざまですが、一人一人が勇気を出して挑戦し、一歩前進を遂げています。

 堀 関西では、婦人部の皆さまに応援をいただき、離れて暮らす父親に、御本尊流布をしたメンバーの話が感動を広げています。

 伊藤 いろいろな葛藤がある中で、題目をあげ抜き、「今こそ、お父さんに感謝を伝えよう」と決意した彼女は、2年ぶりに父親と再会。「一緒に、御本尊に祈ろう!」と真心を込めて思いを伝え、本年の1月2日に、御本尊流布をすることができました。

 永石 先生は、「青年拡大の大いなる原動力は、華陽姉妹である。女子部が一人立てば、『希望の門』が開かれる。家庭に地域に、職場に社会に、さらに世界に未来に、妙法の幸の花は、幾重にも咲き広がっていくのだ。さあ、太陽の婦人部を中心に、皆で応援しよう!」と言われました。

 原田 「栄光の年」の開幕に当たり、永遠の栄光を勝ち開く要諦は、「人を育てること」であり、「若き命を慈しみ伸ばすこと」であるとも述べられています。一人を大切にし、励まし抜く中に、「栄光の年」の勝利があります。

「新しい力」が躍動

 竹岡 その「栄光の年」の初陣を飾り、新たな人材が躍動するのが、女子部の「ロマン総会」です。明るくにぎやかな、この集いは、池田先生の誕生月を飾る新しい伝統です。

 伊藤 現在、ロマン総会を開催している関西では、早速、“新しい力”の歓喜の体験が、“新たな拡大の力”になっています。

 堀 昨年のロマン総会に初めて参加した、女子ボクサーのメンバーは、その場で、「チャンピオンになります!」と決意を披歴。その後、折伏にも挑み、2人の友人が入会を決意しました。さらに、念願の「東洋太平洋チャンピオン」に輝くことができ、本年のロマン総会にも参加。夢である「世界王者」へ、新たな一歩を踏み出しています。

 鹿野 北海道でも、過去最高の結集を目指し、各地で、婦人部の方々と「サンフラワー会議」を開催。婦女一体の訪問・激励を重ね、先生の卒寿の誕生月・1月を祝賀しようと勢いが増しています。

 原田 今回の総会で配られるロマンカードに刻まれた御文は、「法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし」(御書1492ページ)ですね。

 堀 はい。南条時光の姉である重須殿女房が、お正月に、ご供養をしたことへの御礼の手紙です。

 原田 日蓮大聖人が、何よりもたたえられたのは、法華経のために尽くそうという「弟子の心」です。その健気で真剣な「心」により、あらゆるところから幸いが集まってくると、温かく励まされているのです。

 永石 先生は、この御文を通し、「強き信心とは、強力な磁石のように、幸いを万里の外より集める力である」と言われています。

 原田 青年時代は、悩みが尽きない時かもしれません。しかし、「広宣流布のために戦おう!」「学会と共に生きよう!」と誓い、生き抜く時、無量の福徳が積まれていくのです。最高に価値ある人生を生きていくための信心なのです。

世界一のスクラム

 竹岡 ありがたいことに先生は、「3・16」に向け、弘教拡大に走る青年部のために、「大白蓮華」掲載の講義「世界を照らす太陽の仏法」を、「わが愛する青年に贈る」と題して開始してくださいました。

 鹿野 青年部が「勇気」をもって、「世界青年部総会」へ進むための大激励であると思います。先生の期待に、感動で胸がいっぱいになりました。

 堀 講義の中で先生は、「勇気は、遠くにあるのではない。十界互具のわが生命の中に、厳然とある。老若男女を問わず、誰でも勇気は出せるのです。題目の師子吼で自身の弱い心を打ち破るのです。諦めの壁を乗り越えて戦っていくのです。そして自他共の幸福を願って勇気の対話を実践していくことが慈悲に通じていくのです」と訴えられています。

 伊藤 私たち女子部は、「勇気は自分の中にある」ことを確信し、自他共の幸福のため、信心の歓喜をありのままに語っていきます。そして、華陽のスクラムの大拡大で、60周年の「3・16」と、広宣流布大誓堂完成5周年の「11・18」を祝賀していきます。

 原田 世界一の若き女性の平和と希望のスクラムの構築を、私たちも全力で応援していきます。