最高峰の仏法  聖教のご請訓 

・最高峰の仏法の自身の生き方の根底に置いて、我が人生を勝ち抜いていく。行学の二道を両輪として強盛な信心で戦い進むのです。
実践の教学が学会の信心。御書根本それは絶対勝利の法華経の兵法。御書根本それは大聖人の師子王の心を我が生命に響かせて戦う師弟不二の大道です。御書根本の人が世界に増えることが仏法の人間主義の実質的な広がりです。

・十界とは十方界ともいう。云わば全宇宙と言える。この十界という全宇宙は本来大生命体であり、巨大な仏と言える。
だからこそ、如何なる衆生も仏と一体です。そう自覚すれば仏。一切衆生にそう自覚させる為に仏法はある。ところが、末法衆生は小我に執着し狭い心のままで苦しんでいる。その元品の無明を叩き割って久遠元初の大生命の太陽を昇らせるのが日蓮仏法。

・古の賢人は「汝自身を知れ」と呼び掛けた。それを生命の次元で解明したのが日蓮仏法。
「初めて我が心本来の仏と知るを大歓喜と名づく・所謂南無妙法蓮華経と唱うることは、我が生命は仏なり妙法の当体なりと目覚めること。
それは同時に大宇宙と一体の最も偉大な仏の力を発揮する尊極の生命なのだと自覚することなのだ。――そこで大聖人は⇒

・「我実にひらけたる仏にして已も来も無量なり無限なり」と仰せ。自身が本来仏であると開けば―過去久遠の生命も、未来永劫の生命も共に孕んだ現在の自身が現れる。
戸田先生はこれを受けて、「成仏とは仏になる、仏になろうということではない。大聖人様の凡夫即仏・諸法実相のお言葉を素直に信じ奉って、我が身そのままが、永遠の昔より永劫の未来に向かって仏であると覚悟することだ。信心であり自覚である」――

・また、戸田先生は、「広宣流布は仏意仏勅であり、凡夫の知恵で左右できるものではない。仏意にあらずんば絶対に不可能であります」と。
更に、先生はあの獄中にあって、「我、地涌の菩薩なり」と悟達された。その大確信を燃え上がらせ、仏の生命たる五字七字の大生命を「75万」とし、
仏の仏勅を被って、75万世帯達成へ死身弘法の戦いをされたのである。

 

 

人を救い世を救うことが宗教の意義―牧口先生。立正安国の大理想へ共に  24.11.13

人間は、師恩に応えゆかんとする時、最も尊貴にして、最も強靱なる 生命の光を発するのだ。  
創価の三代の師弟の魂を受け継ぐことこそが、世界平和創造の大道”――これが、池田先生の示した不変の学会精神である。いよいよ75カ国・地域280人の広布のリーダーが集う、SGI秋季研修会も始まる。 
 我らは異体同心の団結で、報恩の「11・15」、栄光の「11・18」から明年の「世界青年学会 飛翔の年」へ、広布の誓願も新たに、師弟共戦の大行進を開始したい   11.15

それは同時に大宇宙と一体の最も偉大な仏の力を発揮する尊極の生命なのだと自覚すること
・仏教が説く「仏」は、“聖なる境地”に安住した聖者然とした存在ではない。戦い続ける人こそ「仏」なのです。
原田会長は、激動と混乱の世界の中で各国各地の地涌の同志が、団結固く広布を進める模様を紹介。一人一人が使命の地で師弟の闘争を貫き、明年の先生の三回忌に向けて勝利の実証を厳然と示そうと訴えた。 
 次いで、12月2日に池田先生の小説『人間革命』執筆開始から60年を迎えることに言及。かつて先生が執筆にかける真情を「民衆を思い、同志を思い、大切な学会を思えば、どうして、全精魂を注がずにいられようか!」とつづったことに触れ、創価の師弟と共に歩んだ民衆の大叙事詩こそ、同小説であると強調した。 
 そして、どこまでも池田先生の心をわが心として、日本中・世界中に題目の大音声を響かせながら、一切の障魔を打ち破り、正義が勝つ新たな時代を切り開こうと呼びかけた
妙法蓮華経」の漢訳を完成させたのは、死の3年前のことだった。羅什の名訳によって、法華経は中国から日本に伝わり、法華経が示す人間主義の哲理は、今や世界へと広がる▼日蓮大聖人は「羅什一人だけが、教主釈尊の経文に自分の考えを入れなかった人」(新1382・全1007、趣意)と、羅什の姿勢をたたえた。師弟の誓いを片時も忘れず、その実現のために尽くす。広布の未来は常に、この本気の一人から開かれていく
◇池田先生は、日々戦い抜く友に呼びかけている。「私と一緒に、不惜身命で進もう! 喜び勇んで、師子王の心で戦おう! 潔く、この仏法にわが人生をかけようではありませんか!

▼池田先生は語る。「『師弟』という原点を持つ人生には、揺らぎはない。恐れもない。後退もない」。自らが奮起した先生の励まし。心に刻んだ先生の振る舞い……。自身の師匠との原点や広布への誓いを確認し、創立の月から新たな決意で進

▼先生と共に! 先生の指導通りに!――ここに、“生涯青春”を貫く秘訣がある

●領地を奪われた妙一尼の夫は不屈の信心を貫いた不惜身命の大功徳によって、霊山浄土という大宇宙の仏界の生命に溶け込み、広大無辺の境涯を自在に遊戯していることはご請訓に照らして間違いない。この永遠の世界から太陽の様に月の様にあなたや子供達をご覧になってますよ。見守って下さってますよ
●気宇壮大:度量発想が人並みに外れて大きく立派な様 / どんなにあがいても日蓮仏法には勝てない。 学会歌の指揮を執る先生(99年3月)
信心に感傷
はない。悲観もない。そんなものに囚われたら、自分が損である。わが胸中ですべてを乗り越え、楽しく、朗らかに勝利しましょう。/ 王道は覇道に勝る

 

第45回SGI提言① 世界各地で相次ぐ異常気象の被害 2020年1月26日

第45回SGI提言① 世界各地で相次ぐ異常気象の被害 2020年1月26日

気候変動の問題に立ち向かう
グローバルな連帯の拡大を

 創価学会の創立90周年とSGI創価学会インタナショナル)の発足45周年を記念し、誰もが尊厳をもって安心して生きられる「持続可能な地球社会」を築くための提言を行いたいと思います。
 
 最初に述べておきたいのは、年頭以来、緊張が続くアメリカとイランの対立を巡る情勢についてです。
 両国の間で現在続けられている自制を今後も最大限に維持しながら、国際法の遵守と外交努力を通じて事態の悪化を何としても防ぐことを強く求めたい。そして、国連や他の国々による仲介も得ながら、緊張緩和への道を開いていくことを切に望むものです。

青年を先頭に、世界192カ国・地域で時代変革の波を大きく広げるSGIの友(昨年8月、東京・新宿区の創価文化センターで)
青年を先頭に、世界192カ国・地域で時代変革の波を大きく広げるSGIの友(昨年8月、東京・新宿区の創価文化センターで)

 世界では今、異常気象による深刻な被害が相次いでいます。
 昨年もヨーロッパやインドが記録的な熱波に見舞われたほか、各地で猛烈な台風や集中豪雨による水害が発生し、オーストラリアで起きた大規模な森林火災の被害は今も続いています。
 
 このまま温暖化が進むとさらに被害が拡大するとの懸念が高まる中、昨年9月に国連で気候行動サミットが行われました。
 国連加盟国の3分の1にあたる65カ国が、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにするとの方針を表明しましたが、そうした挑戦を全地球的な規模に広げることが急務となっています。

アメリカ・ニューヨークの国連本部に設置された、SDGs(持続可能な開発目標)の各目標を示すパネル
アメリカ・ニューヨークの国連本部に設置された、SDGs(持続可能な開発目標)の各目標を示すパネル

 気候変動は、単なる環境問題にとどまるものではありません。
 地球上に生きるすべての人々と将来の世代への脅威という意味で、核兵器の問題と同様に“人類の命運を握る根本課題”にほかならないものです。
 そして何より、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が強調するように、「私たちの時代を決定づける問題」(国連広報センターのウェブサイト)としての重みを持つものといえましょう。
 
 実際、気候変動の影響は貧困や飢餓の根絶をはじめとする国連のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを土台から崩しかねないものとなっています。
 そこで焦点となるのは、負の連鎖に歯止めをかけることだけではありません。
 気候変動の問題は、誰もが無縁ではないものであるがゆえに、問題の解決を図るための挑戦が、これまでにないグローバルな行動の連帯を生み出す触媒となる可能性があり、その成否に「私たちの時代を決定づける問題」の要諦があると訴えたいのです。

 気候行動サミットと相前後して、若い世代を中心に時代変革を求める動きが広がったのに加えて、各国の自治体をはじめ、大学や企業が意欲的な取り組みを加速させようとしています。
 
 国際社会を挙げて平均気温の上昇幅を1・5度以内に抑えることを目指す「パリ協定」(※注1)の本格運用も、今月から始まりました。
 その推進を軸に気候変動の問題に立ち向かう連帯を広げる中で、SDGsのすべての分野を前進させるプラスの連鎖を巻き起こすことに、創設75周年を迎える国連の重要な使命もあるのではないでしょうか。
 
 そこで今回は、グローバルな行動の連帯を強固に築くために必要となる視座について、三つの角度から論じたいと思います。

②に続く

  * * * * *

 注1 パリ協定
 2015年12月、フランス・パリ郊外での気候変動枠組条約の第21回締約国会議で合意された国際協定。18世紀の産業革命前と比べて平均気温の上昇を2度より十分低く保つとともに、1.5度以内に抑える努力をすることを目指す。196カ国・地域が参加し、各国が5年ごとに温室効果ガスの削減目標を定めて、国連に実施状況を報告する仕組みとなっている。

小説「新・人間革命」に学ぶ 御書編 第15巻 2020年1月22日

小説「新・人間革命」に学ぶ 御書編 第15巻 2020年1月22日

  • 連載〈世界広布の大道〉
イラスト・間瀬健治
イラスト・間瀬健治

 今回の「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ」は第15巻の「御書編」。小説で引用された御書、コラム「ここにフォーカス」を紹介する。挿絵は内田健一郎

命ある限り語り抜く
御文

 命を法華経にまいらせて仏にはならせ給う(御書1299ページ、南無御書)

通解

 一切の仏は命を法華経に奉って仏に成ったのである。

小説の場面から

 <学生部員との懇談で、三島由紀夫の自決から、仏法で説く「帰命」に話が移ると、山本伸一は語った>

 「命はなんのために使うべきか。大聖人は、法華経のために身命を捧げるべきであると結論されている。(中略)

 法華経すなわち、正法のため、広宣流布のために身命を捧げるなかに、成仏という絶対的幸福境涯を確立する道があり、一切衆生を救う直道があるからです。

 でも、身命を捧げるとは、ただ死ぬということではない。広宣流布のために、全力で戦い抜くことです。そのなかで、熱原の三烈士や初代会長の牧口先生のように、殉教することもあるかもしれない。しかし、広布の使命を果たすために、生きて生きて生き抜き、命ある限り、動き、語り抜くこともまた『帰命』です。

 むしろ、“自分は今日一日を、広布のために全力で戦い抜いたのか。妥協はないか。悔いはないか”と問いつつ、毎日、毎日を勝ち抜くなかに、『帰命』の姿があります」(中略)

 彼は言葉をついだ。
 「私は青年時代、自身の決意を、こう日記につづりました。『革命は死なり。われらの死は、妙法への帰命なり』

 わが生涯を広布に捧げよう、戸田先生と生きようと、自ら決めた瞬間でした。(中略)以来、私は、どんな困難があろうとも、微動だにしません。実は、そこにこそ、自身の人間革命、絶対的幸福境涯への道がある」
(「蘇生」の章、67~69ページ)

久遠の使命の自覚
御文

 過去の宿縁追い来って今度日蓮が弟子と成り給うか(御書1338ページ、生死一大事血脈抄

通解

 あなたは、過去の宿縁から今世で日蓮の弟子となられたのであろうか。

小説の場面から

 <1955年(昭和30年)8月、札幌での夏季指導の折、山本伸一は御書を拝して同志の勇気を鼓舞した>

 「ここは、大聖人様と共に戦う弟子の、深い宿縁について述べられた箇所ですが、今、その御精神を受け継ぎ、広宣流布に生きる私たちにも同じことがいえます。

 私たちが今、この時に生まれ合わせ、ここに集って、活動に励んでいるのも、実は、過去世からの深い宿縁によるものなんです。決して偶然ではありません。私たちは、日蓮大聖人と、過去世で広宣流布をしていく約束をして生まれてきた。

 しかも、そのために、ある人はあえて貧乏の姿を現じ、ある人は、病気の悩みを抱えて出現してきたんです。
 そして、大闘争を展開する、待ち合わせの場所と時間が、昭和三十年八月の札幌だったんです。

 皆さんは、それぞれが貧乏や病の宿命を断ち切り、妙法の偉大さを証明するために、この法戦に集ってこられた。その強い自覚をもつならば、力が出ないわけがありません。御本尊に行き詰まりはありません。意気揚々と痛快に戦おうではありませんか!」(中略)

 伸一の講義を聴くうちに、メンバーは皆、久遠の使命を自覚し、広宣流布の流れを決する歴史的な闘争に、今、自分が参加している喜びに包まれるのであった。誰もが勇み立った。その歓喜が、戦いの勢いを加速した。
(「蘇生」の章、84~85ページ)

ここにフォーカス 「苦海」を「仏土の海」に

 「蘇生」の章に、「水俣病」から立ち上がる同志の姿が克明に描かれています。

 「水俣病」は、熊本県水俣市で発生した公害病です。化学工場から海に垂れ流されたメチル水銀が魚介類に蓄積され、それを食べた人が中毒性の神経疾患を発症しました。

 山本伸一は、公害問題に対して論文を発表。さらに、研究者と会い、公害について学んでいきます。

 1972年(昭和47年)8月、池田先生は公害研究の第一人者・宇井純氏と公害問題へのアプローチなどを巡って、6時間にわたって語り合いました。

 対談の折、氏は「被害者の手足となって働いてみると、解決の智慧がわく。庶民と切れたら、学問は終わりです」と語りました。この「庶民と共に」との信念は、先生と深く共鳴するものであり、学会の根本精神です。

 公害によって偏見にさらされ、人生を奪われた人の苦しみ、怒りは計り知れません。その「苦海」の中で、水俣の同志は友の幸福を願い、強く生き抜いたのです。

 池田先生は、和歌を詠んでいます。「水俣の/友に幸あれ/長寿あれ/仏土の海で/今世を楽しく」

 愛する郷土を「苦海」から「仏土の海」に――水俣の友が刻んできた蘇生の軌跡は、後世に生きる勇気を送り続けるに違いありません。

新刊『ワールド セイキョウ』 あす発売 2020年1月22日

新刊『ワールド セイキョウ』 あす発売 2020年1月22日

 創価学会の魅力を多角的な視点から伝える新刊『ワールド セイキョウ』の2020年春号(本社刊)が、あす発売される。

 特集1「人生100年時代の処方箋」では、芸術部の加藤茶さん・綾菜さん夫妻へのスペシャルインタビューを収録。茶さんの入会のきっかけや病魔との闘いを乗り越えたエピソードなど、学会員としての歩みを、ありのままに語る。

 併せて、北海道、富山、岡山、青森の友の信仰体験「ストーリーズ」を掲載する。

 特集2「国籍は“SEKAI”」では、インドの座談会の様子や、アフリカ各国での教学研さんの模様、シンガポールの社会貢献の取り組みなど、世界宗教として発展する創価学会を、五つの角度から伝える。「新入会の友」編では、2015年に入会したポーランド、ブラジル、ニュージーランドケニアのメンバーが、5年間にわたる信心の実践と成長などを語る。

 さらに、池田先生が友に贈る「人生の羅針盤」や、本紙の連載漫画「ちーちゃん家」のキャラクターが、学会の座談会を分かりやすく紹介する「座談会 行ってみました」などを収める。

 学会の真実の姿を美しいビジュアルと共に伝え、友人との語らいを豊かにする助けとなろう。

 オールカラー36ページ、A4判変型。今後、年2回程度発刊予定。250円(税込み)。全国の書店で発売。コンビニ通販サイト「セブンネットショッピング」「HMV&BOOKS online」での注文、受け取りも可能です。

1月の本部幹部会で紹介された池田先生の指針 創価の青年こそ人類の希望! 2020年1月21日

1月の本部幹部会で紹介された池田先生の指針 創価の青年こそ人類の希望! 2020年1月21日

世界の友と大前進!――今月は、SGI発足45周年の佳節を迎える。盛大に行われた本部幹部会には、海外19カ国・地域からも、同志が意気軒高に集い合った(11日、巣鴨の東京戸田記念講堂で)
世界の友と大前進!――今月は、SGI発足45周年の佳節を迎える。盛大に行われた本部幹部会には、海外19カ国・地域からも、同志が意気軒高に集い合った(11日、巣鴨の東京戸田記念講堂で)

 「世界広布新時代第45回本部幹部会」(11日、巣鴨の東京戸田記念講堂)の席上、2001年9月の本部幹部会での池田先生のスピーチ映像が上映された。「前進・人材の年」を勢いよくスタートし、本年の大勝利を誓い合う友の指針として掲載する。

「決意の炎」を 「人材の銀河」を

 一、世界の心ある知性の方々が絶大なる信頼を寄せてくださっているのが、わが青年部なのである。
 「創価学会の青年を見よ、ここに人類の未来の希望がある!」と。
 そのように、手紙に書いて送ってくださった方もいれば、著作や講演などで言及してくださった方もいる。
 対談集『希望の選択』(『池田大作全集』第110巻所収)をともに発刊したアメリカの「核時代平和財団」のクリーガー会長も、次のように語っておられた。
 「創価学会の青年の輝く瞳、輝く笑顔には、いつも心打たれます。そこには常に、何か新しいものを学ぼうとする探求心があります。常に社会に対する問題意識を持っており、常に、それに対する正しい答えを求め続けています。
 社会から孤立し、反抗さえ示している青年が世界に多く存在するなかで、創価学会の青年たちの人生に対する姿勢は、異例とさえ言えます」と。

平和を愛する沖縄の天地で、アメリカ・核時代平和財団のデイビッド・クリーガー会長と語り合う池田先生(1998年2月26日、恩納村の沖縄研修道場で)
平和を愛する沖縄の天地で、アメリカ・核時代平和財団のデイビッド・クリーガー会長と語り合う池田先生(1998年2月26日、恩納村の沖縄研修道場で)

 私も、まったく、その通りであると自負している。
 私は、青年部の皆さんに申し上げたい。
 わが青年部よ、創価学会を頼む、と。
 胸を張って、これからも戦ってくれたまえ。
 わが青年部の拡大が、そのまま、人類の希望の拡大になるということを、忘れないでくれたまえ。

題目は大宇宙の根源の音律

 一、御書には、「日月天の四天下をめぐり給うは仏法の力なり」(1146ページ)――太陽と月が四天下(世界)をめぐるのは、仏法の力による――と説かれている。
 一瞬も止まることなく運行し続ける大宇宙も、すべて、妙法の律動にのっとっている。科学の探究が進むほど、仏法の英知と合致していくのである。
 大宇宙の根源の音律たる南無妙法蓮華経を朗々と唱えながら、社会の発展のため、世界の平和のため、人類の幸福のために、動き、語り、行動していく。これ以上に崇高な人生はない。

壮大なスケール

 一、先月(2001年8月)の16日、アメリカ航空宇宙局NASA)が、宇宙空間にある「ハッブル宇宙望遠鏡」を使って撮影した、地球から約5000万光年も離れた銀河の写真を発表した。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、おおぐま座にあるNGC3079銀河。右下は中心部の拡大画像。噴き出したガス状物質が、くっきりと=ロイター
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、おおぐま座にあるNGC3079銀河。右下は中心部の拡大画像。噴き出したガス状物質が、くっきりと=ロイター

 今回、NASAが撮影したのは、おおぐま座にあるNGC3079という銀河である。
 円盤形をした銀河の中心部において、まるで煮えたぎる釜の中から泡が噴き出るように、高温のガス状の物質が噴き出ている様子が観測されたのである。
 このガス状の噴出物は、およそ2000光年という高さにまで達している。それは、真っ赤な巨大な柱のように見える。
 じつに、壮大なスケールである。〈光年とは、光の速度で1年間に進む距離のこと。1光年は、約9兆4600億キロメートル〉
 そして、宇宙空間に放出されたガス状物質が、再び、雨のように銀河に降り注ぎ、やがて新しい星がつくられていく――というのである。
 私たちの太陽も、かつて悠久の宇宙のドラマの中から誕生した。そこに地球も生まれたのである。
 法華経には、壮大な宇宙観が説かれている。

率先の行動から新たな歴史が
新しい時代を切り開くのは、新しい力!――東京戸田記念講堂には新成人の代表の姿も(11日)
新しい時代を切り開くのは、新しい力!――東京戸田記念講堂には新成人の代表の姿も(11日)

 一、何事も、エネルギーがみなぎるところに、新しい何かが生まれる。広宣流布の組織もまた同じである。
 中心者をはじめ、皆のエネルギーが赤々と燃えたぎってこそ、「新しい人材」が生まれる。「新しい発展」が始まる。「新しい戦野」が広がり、「新しい勝利」の歴史がつくられていく。
 では、そのエネルギーとは何か。
 戦いへ立ち向かう「勇気」である。
 自分が率先する「行動力」である。
 皆を守ろうとする「慈愛」である。ある面から見れば、太陽も、月も、宇宙それ自体も、生命を育む慈愛に満ちた存在といえよう。
 さらに、断じて勝つという「執念」。
 そして、自分たちの使命の天地で、必ず広宣流布を成し遂げてみせるという「決意」である。銀河が噴き出す真っ赤な火柱のような「決意」である。
 その決意あるところ、きら星のような人材が連なり、美しい銀河のごとき「団結」が生まれる。「調和」が広がる。

「いよいよ これから」の心で広布へ
日本一の音楽隊・創価ルネサンスバンガードが、「前進・人材の年」の開幕を告げるファンファーレを(11日)
日本一の音楽隊・創価ルネサンスバンガードが、「前進・人材の年」の開幕を告げるファンファーレを(11日)

 一、ともあれ、日蓮大聖人の仏法は、1000年、2000年という単位を超えて、「末法万年尽未来際」という宇宙的な次元のスケールに立っている。
 有名な「報恩抄」には、「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし」(御書329ページ)と。
 さらに「御義口伝」には、「今日蓮が唱うる所の南無妙法蓮華経末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり」(同720ページ)と仰せである。
 末法万年の広宣流布から見るならば、私どもの戦いは「いよいよ、これから」である。
 この大いなる気概で、創価学会は前進したい。永遠に「青年の心」で、生きて生きて生き抜きましょう!
 きょうは、遠くから、本当に、ご苦労さま! ありがとう!

今こそ「対話の選択」を 池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」 2020年1月19日

今こそ「対話の選択」を 池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」 2020年1月19日

  • 「1・26」SGI発足45周年

 【写真の説明】大空に向かって、ヤシの木が勢いよく伸びる。1995年(平成7年)1月、池田大作先生が学術講演や世界青年平和文化祭などの諸行事に出席するため、アメリカのハワイへ。その合間を縫って、撮影した。
 戦火の地から平和の潮流を――先生は60年前、日米開戦の地・ハワイに、世界広布の第一歩を刻んだ。
 同地のあいさつの言葉「アロハ」には、「人類愛」「寛容」「敬意」などの意味が込められている。それは、生命尊厳を説く仏法の精神に通じる。
 今月26日、SGI創価学会インタナショナル)の発足から45周年を迎える。生命尊厳の哲学が輝く“平和の新時代”を、私たちの対話で開こう。
 

池田先生の言葉

 平和は
 彼方にあるのではない。
 自分のいるその場所に、
 信頼と友情の世界を
 築き上げるのだ。
 その輪の広がるところに、
 世界のへいわがあるのだ。
 
 一方的に話すのは
 対話ではない。
 まず、相手を尊敬し、
 耳を傾けることだ。
 聞く、話す、また聞く。
 その胸襟を開いた応答が
 「思い込み」や「先入観」という
 心の壁を破っていく。
 相手も人間、
 こちらも人間である。
 そこに
 なんの差別もないと知れば、
 心と心が通い、信頼が生まれる。
 
 創価学会は、どこまでも、
 民衆の幸福と
 世界の平和のために、
 現実社会の変革に
 挑戦しゆく使命を貫く。
 そこに、
 「人間のための宗教」の
 精髄があるからだ。
 それは、
 仏教の根本精神でもある。
 仏教は、本来、
 自分一人が覚って、
 それで満足して終わる
 宗教ではない。
 「人々の幸福のために行動する」
 ――この実践があってこそ、
 真の覚りといえる。
 
 「暴力」か「対話」か――。
 世界の各地では、
 今なお熾烈な紛争が続き、
 憎悪と暴力の連鎖が続いている。
 だからこそ、
 私たちは「対話」を
 決して手放してはならない。
 断固たる「対話の選択」こそ、
 「平和の選択」となり、
 必ずや人類の
 「生への選択」に通じていくと、
 私は信じている。
 
 人が人を殺戮することのない、
 平和と不戦の世界を創っていく――
 それが、私たち創価の悲願だ。
 SGIの使命である。

本部幹部会での原田会長の話 一人立つ精神で拡大に挑戦 2020年1月17日

本部幹部会での原田会長の話 一人立つ精神で拡大に挑戦 2020年1月17日

  • 「前進・人材の年」開幕 世界広布新時代第45回本部幹部会から(要旨)
原田稔会長
原田稔会長

 一、学会創立90周年の開幕を告げる「世界広布新時代第45回本部幹部会」の開催、誠におめでとうございます(拍手)。
 また、本日は、19カ国・地域から、151人のSGIメンバーも参加されています。遠いところ、ようこそお越しくださいました。心より歓迎申し上げます。
 
 一、はじめに、昨年末の財務につきまして、広布部員の皆さまの尊き真心に、厚く御礼申し上げます。ますます皆さまが、福徳薫る幸福境涯を開かれますよう、真剣に祈念してまいります。
 
 一、さて、このほど創立90周年記念事業の一環として、また、日蓮大聖人御聖誕800年を慶祝する意義も込め、新版の御書全集を、明2021年11月18日に発刊する運びとなりました。大変におめでとうございます(拍手)。
 これは池田先生に監修していただいて、現在の御書全集よりも文字を大きくし、改行や句読点も増やし、会話文には、かぎかっこを付けるなど、御書が、特に青年にとって、さらに読みやすくなるよう、組み直して刊行するものです。また、現在の御書全集が発刊された後などに発見された真筆の御書も新たに収録します。
 どうか楽しみにしていただきながら、行学錬磨の仏道修行に、一層まい進していきたいと思います。

晴れやかに開催された本部幹部会(11日、巣鴨の東京戸田記念講堂で)
晴れやかに開催された本部幹部会(11日、巣鴨の東京戸田記念講堂で)
一騎当千の青年の陣列を

 一、いかに時代が変わり、環境が変われど、永遠不変の根本精神が、学会にはあります。それは、「御書根本」「大聖人直結」の信心であり、師弟不二の「一人立つ精神」です。
 
 池田先生は、世界広布の第一歩をハワイの地にしるされた折、ただ一人、空港で先生を出迎えた青年を、男子部の班長に任命されました。その際、先生は青年に、こう指導されます。
 
 「日本で班長といえば百人ぐらいの部員がいるが、君には一人もいないことになる。でも、班長班長です。その自覚で、君が自分の力で班をつくっていくんだよ。それが本当の学会の組織なんだ。
 戸田先生は『青年よ、一人立て! 二人は必ず立たん、三人はまた続くであろう』と言われている。その精神で戦うのが学会の真実の青年です」
 
 このご指導に、学会精神の真髄が凝縮されています。創価の三代会長による一人立つ師子の闘争ありて、そしてまた、その師匠に呼応して立ち上がった青年の師子吼によって、今日の世界広宣流布があることを、私たちは、ゆめゆめ忘れてはなりません。
 
 10年前、学会創立80周年を前に池田先生は、青年たちに訴えられました。
 
 「(戸田)先生は、決して青年を甘やかされなかった」「師匠の期待と信頼に、私を中心に完璧に応えてきたのが、創価学会青年部の栄光である。この伝統を担い立ち、青年部が、すべてを勝ち開いていく時が、学会創立80周年であると、私は強く申し上げたい」と。
 
 創立90周年もまた、青年部が、学会の伝統を担い立ち、池田先生の期待と信頼に応え、一切を勝ち開いていく時であると確信いたします。
 
 また、先輩の壮年部・婦人部にあっては、放任主義も、過保護も、真の慈愛ではありません。青年部を一騎当千の人材に育てるべく、粘り強く祈り、温かく励まし、こまやかに指導してまいりたい。
 

訪問・激励と座談会の充実こそ要

 一、池田先生の会長ご就任60周年となる「5・3」を目指して、全国・全世界で弘教・拡大の大波が起こっています。
 この時に当たって、ともどもに銘記したいのは、一番地道な「訪問・激励」と「座談会」こそ、折伏・弘教の前進にあって最も大切だということです。
 
 池田先生のご闘争は常に、一人一人への信心指導、励ましからでした。
 東京・蒲田の「二月闘争」にしても、先生は、今のブロックに当たる「組」に焦点を当て、中心者の組長など最前線に立つメンバー一人一人への訪問・激励に歩き抜かれました。
 
 葛飾で総ブロック長として戦われた時も、「全会員が、しっかり勤行できるようにしていこう」との目標を掲げ、ある時はトラックの助手席に乗り、ある時は自転車で、駆け巡られました。
 会合に出られる際も、あえて早めに行き、始まる前に会場の近隣に住む同志の家を回られるほど、徹底されていました。
 先生の『若き日の日記』に「夜、N君の自転車をかり、葛飾のブロックを回る」と記された同じ日の箇所には、「午前中、腹痛にて困る」「午後(中略)身体の調子わるく」とも、また、「今月、生活費――赤字とのこと」とも記されています。
 
 ご自身が病魔と闘い、日々の暮らしを懸命に乗り越えながら、それでもなお、目の前の一人を励まし抜かれたからこそ、一人また一人と、自分も宿命に挑もうと折伏に立ち上がり、その結果として、未曽有の弘教・拡大があったのだと思えてなりません。

世界19カ国・地域からSGIの友も参加
世界19カ国・地域からSGIの友も参加
歓喜の体験を語り広げよう

 一、そして、そうした励ましの決勝点は、座談会であります。
 小説『新・人間革命』第27巻「激闘」の章には、先生が座談会に自ら出席し、示された、“座談会・永遠の指針”が記されています。そこには、こうあります。

 「仏法の法理を生活の場で実験証明した結果が、生き生きと語り合われる座談会には、仏法を社会に開く実践的展開があります。
 ゆえに、広宣流布の前進は、座談会に始まり、座談会に終わることを、深く銘記していただきたいのであります」とのご指導です。
 
 歓喜あふれる体験、確信あふれる指導が呼び起こす、感動・感激には、“内”も“外”もありません。共に心を通わせ、共に心を定める座談会こそ、折伏・弘教の現場であり、人材育成の本舞台です。

 「励まし革命」と「座談会革命」で、「皆が前進!」「皆が人材!」の弘教・拡大を推進していきたい。
 さあ、「伝統の2月」へ、私たちもまた、寒風に負けじと胸張り、「広布の山」を雄々しく駆け上がっていこうではありませんか(拍手)。