〈座談会 師弟誓願の大行進〉20 「3・16」60周年 さあ!「世界青年部総会」へ ㊤ 広布拡大こそ後継の証し 2018年2月26日

〈座談会 師弟誓願の大行進〉20 「3・16」60周年 さあ!「世界青年部総会」へ ㊤ 広布拡大こそ後継の証し 2018年2月26日

育成は「一人」への励ましから
〈出席者〉
原田会長
竹岡青年部長
落合関西青年部長
甲斐北海道青年部長
畝中国女子部長
飛鷹四国女子部長
信仰の喜びを胸に、仏縁の拡大に励むインドの同志。今、世界の青年部が「3・16」を目指し、それぞれの使命の天地で対話を繰り広げている(昨年1月、ニューデリーで)

 竹岡 今回から各方面の青年部のリーダーと、3月11日に行われる「世界青年部総会」に向けて奮闘するメンバーの活躍を語り合っていきたいと思います。

 原田 今、日本だけでなくSGIの各国青年部の活躍の報告も毎日のように届きます。池田先生も「世界同時の3・16『師弟共戦の誓いの会座』となるに違いない」と大きな期待を寄せてくださっています。まさに広布史に永遠に刻まれる大行事といえるでしょう。

 竹岡 今回の総会は、厳然と広布の指揮を執られている池田先生のもと、世界の池田門下が崩れざる後継の誓願を固める式典です。先生の闘争によって世界広布の基盤が完成したことを、世界の青年部の姿を通じて証明していきたいと決意しております。

勝利の実証を示す

 落合 青年部総会に向けて、「勝利の結果で先生にお応えしたい!」と各部が拡大に取り組んでいます。

 原田 「3・16」とは、弟子が「広布拡大の証し」で荘厳する日です。青年部の皆さんが、勝利の実証を示すことが「広布のバトンの継承」にほかなりません。

 落合 一人でも多くのメンバーが後継の陣列に加わることができるよう、壮年・婦人部の方々と連携を密に、結集にも全力を挙げています。兵庫男子部では全部員と「会う」ことに執念を燃やし、訪問・激励を開始。先生のご指導を記したカードを一人一人に届けながら、新たな人材のスクラムを大きく広げています。

 竹岡 まさに、先生が「人材を『育てる』とは、『会う』ことです。草の根を分けるように、会いに行くことです」と指導されている通りの実践ですね。

 落合 大阪のある圏男子部長は、仕事で壁にぶつかる中、「自分が変わらなければ何も変わらない」と折伏を決意。先日、この1年間で5世帯目となる折伏を成就しました。自身が折伏したメンバーが男子部大学校に入校するなど、全ての部から大学校生を輩出。職場の状況も少しずつ好転しています。

 甲斐 北海道でも「新しい人材」の輩出に全力で取り組んでいます。その結果、男子部大学校1期生は、昨年の創価班・牙城会大学校生の3倍に迫るメンバーが入校しました。

 原田 御書に「今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり」(1451ページ)とあります。今この時に、後継の青年部として戦う使命は大きい。新たに立ち上がったメンバーを皆で励ましていきましょう。

 甲斐 大学校生は「リーダーと一緒に週1回以上の訪問・激励」に挑戦しています。その中で、新入会の大学校生が「次の会合はいつですか?」「一緒に家庭訪問に行ってください」と活動に積極的になるなど着実に人材が育っています。

 原田 共に祈り、共に行動することは、人材育成の要諦です。そして、「広布の主体者」としての自覚が、メンバーの成長に直結します。実践に根差した、人材育成の模範です。

 甲斐 5年前に入会した、ある男子部部長は未入会の母親に対話を重ねていました。「成長した姿で信心を伝えよう」と仕事でも事業所の売り上げを伸ばすなど実証を示す中、今月、晴れて母親が入会。広大な地域で奔走する部長の姿を通し、部の活動者は3倍になり、大学校生を2人輩出することもできました。

“婦女一体”が結実

 畝 中国の女子部でもロマン総会を軸に、たくさんの新たな人材が生まれました。島根のある部では、昨年のロマン総会の参加者がリーダーのみでした。その悔しさをバネに部長が婦人部の方々と共に訪問・激励に走り、今年のロマン総会には9人が参加。しかも、その大半が新しいメンバーでした。この成功が信心の確信となり、部長は総会に向け、さらなる決意で激励に当たっています。

 飛鷹 女子部のメンバーは婦人部の皆さまと共に活動する中で、日々、「一人を大切にする」学会精神を教えていただいています。

 畝 広島のある圏女子部長は女子部の集いに友人と共に参加。友人は明るい雰囲気に感動し、「もっと創価学会のことが知りたい」と6月の任用試験も受験することになりました。女子部のありのままの姿を見てもらうことが、友に共感を広げていると実感します。

 飛鷹 私たちも、全ての女子部員に励ましが行きわたるよう婦人部の皆さまと一人一人への訪問・激励を丁寧に重ねています。その結果、四国では2年連続で白蓮グループの新規メンバーが増加するなど、着実な人材拡大につなげることができました。
 
 畝 “婦女一体”の励ましで、麗しい華陽姉妹のスクラムが大きく広がっています。

 飛鷹 徳島のある県女子部長は率先の弘教を実らせることができました。県としては、白蓮グループの新規メンバーが6人誕生。青年部総会に向けても、婦人部の方々が、かわいらしいイラスト入りの“招待状”を作ってくださるなど力を入れていただき、すでに目標を上回る参加の約束がとれています。

 原田 池田先生は「今、各地で人材の大城が輝きを増しているのも、尊き地域の父母や先輩たちの激励があればこそと、私には痛いほどわかる」と語られています。

 竹岡 壮年・婦人部の皆さまからの大応援に青年部一同、心から感謝いたします。世界青年部総会では各国語版の「誓いの青年よ」やオリジナルソングを大合唱します。さらに“後継の宣言”を行い、結びに全世界の青年と心一つに勤行・唱題を行います。国内1200会館、海外の中継会場も合わせて「全ての会場が師弟直結の本会場」との思いで結集にも全力を注いでまいります。