〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉7 “創価の勝利”は“私の勝利”から 師恩に報いる拡大の結果を 2018年12月27日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉7 “創価の勝利”は“私の勝利”から 師恩に報いる拡大の結果を 2018年12月27日

全ての同志の奮闘に感謝
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
大串女子部長
「陰徳あれば陽報あり」――猛暑の夏も、寒風の冬も、仏意仏勅の学会に尽くす陰の功労に、福徳は厳然(創価班)

 長谷川 本年の財務の納金が、無事故で終了いたしました。全ての広布部員の皆さまに心から御礼申し上げます。

 永石 日蓮大聖人は、御供養を届けられた門下に対し「法華経の行者を養うのは、慈悲の中の大慈悲の米である。一切衆生を利益するものだからである」(御書1467ページ、通解)と仰せです。

 原田 大聖人の御精神のままに、広宣流布を現実社会に展開しているのは、創価学会をおいてほかにありません。ゆえに、学会を支え、学会と共に広布にまい進することは“一切衆生を利益する”ことに通じ、そこには計り知れない功徳があります。
 今回、尊き財務に参加された皆さま方が、ますます福運に満ち、勝利の人生を力強く歩んでいかれることを、さらに真剣に祈ってまいります。

「負けじ魂」の力走

 志賀 23日、関西創価高校全国高校駅伝に初出場を果たしました。

 長谷川 一人一人の力走に感動しました。初めての大舞台にして35位と大健闘でした。

 大串 終了後、選手たちが、応援してくださった方々への「感謝」と、今後への「決意」を語っていたことも、爽やかで印象的でしたね。

 原田 最後まで諦めない、団結のたすきリレーは、まさしく「負けじ魂」を発揮したものでした。私たちも、明年の勝利に向け、創価の負けじ魂で走り抜いていきましょう。

偉大な陽報が輝く

 長谷川 今年は、青年部を先頭に全国各地で広布拡大の大躍進を遂げることができました。

 原田 それぞれの地域が見事に「栄え光る」師弟の歴史を残すことができました。折々に真心の大激励を送ってくださる池田先生に感謝の思いでいっぱいです。また、奮闘された全ての同志に厚く御礼を申し上げます。

 長谷川 会合の運営や、各会館の警備、清掃、設営等でも、多くの方々のご尽力をいただきました。創価班、牙城会、白蓮グループ、王城会、香城会、会館守る会、一日会館長の創価宝城会、サテライトグループをはじめ、広布の活動を支えてくださった全ての皆さまを、皆で心からたたえたいと思います。

 永石 新聞長、儀典長・儀典委員、教宣部、書籍長、統監部、未来本部長、21世紀使命会、民音推進委員、通信員の皆さまにも本当にお世話になりました。誠にありがとうございます。

 長谷川 さらに、個人会場の提供者の皆さまと、そのご家族の方々にも深く感謝申し上げます。そして「無冠の友」の皆さま、日々、聖教新聞を配達してくださり、本当にありがとうございます。

 大串 16日付「四季の励まし」で、池田先生は次のように激励を送ってくださいました。「使命の『陰徳』に徹する生命には、どれほど偉大な『陽報』が輝きわたることか。一日一日、また一年一年、心の財を積み、福徳の境涯と眷属を広げていけるのが、創価の人生である」

 原田 皆さまの陰の献身あって、広布の戦いも学会の前進もあります。明年もどうかよろしくお願いします。一人一人が幸福・勝利の人生を大きく開くことができるよう祈っています。

創立90周年へ前進

 志賀 この師走も、次なる指標である「創立90周年」の2020年に向け、各地の友は新たな誓いを立て前進を開始しています。

 原田 去る15日、和歌山を訪問し、永石婦人部長と共に記念の総会に出席しました。明年は和歌山の同志には忘れ得ない、池田先生が高熱を押して出席された和歌山県幹部会(1969年)から50年を迎えます。

 永石 総会は、師への感謝の心と報恩の決意みなぎる素晴らしい集いでした。

 原田 69年といえば、先生が、同年5月3日に“明1970年の「5・3」を目指して、750万世帯の達成を”と、新しい指標を示された年でした。先生は全国各地を駆け巡り、行く先々で多くの同志を激励されたのです。

 大串 この、和歌山でのことは小説『新・人間革命』第14巻「烈風」の章に描かれていますね。

 長谷川 同章では「日蓮によりて日本国の有無はあるべし、譬へば宅に柱なければ・たもたず人に魂なければ死人なり」(御書919ページ)との御文を通して、山本伸一会長が和歌山の同志に対して講演する場面があります。

 志賀 「私たちの宗教運動、民衆運動こそ、人間を蘇生させ、社会と時代にみずみずしい活力を与えることができる、唯一の力であることを確信していただきたい。そして、皆が心を合わせ、一波が万波を呼ぶように、さらに大きな広宣流布の潮流を起こそうではありませんか」――体力が限界を超える中での全精魂を込めての師子吼に、深い感動を禁じ得ません。

 長谷川 当時、和歌山をはじめ、全国の同志は師匠に応えようと拡大に次ぐ拡大に挑戦。目標より早く、70年1月に学会の世帯数は750万を突破しました。

 志賀 師弟共戦で弟子が拡大の結果を示す――これこそ、50年前も今も変わらない勝利の方程式ですね。

 長谷川 全ての戦いは広宣流布と立正安国の実現のためです。断じて「師恩」に報いる、との一念で誓願の題目を唱え抜きながら前進していきましょう。

 原田 まずは新年勤行会に晴れ晴れと集い、池田先生のお誕生日である「1・2」を盛大にお祝いしてまいりたい。そして、一人一人が池田門下の誇りも高く、自身の使命の舞台で戦い抜き“私の勝利”で“創価の勝利”を開いていこうではありませんか。