〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉8 “創価勝利の年”が晴れ晴れとスタート 全員が一歩前進の一年に 2019年1月7日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉8 “創価勝利の年”が晴れ晴れとスタート 全員が一歩前進の一年に 2019年1月7日

目標を明確に座談会から出発
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
共戦の同志と共に「さいわいを万里の外よりあつむ」一年がスタート! 自身の人間革命を目指し、壁を破る挑戦を!(1日、広宣流布大誓堂で行われた新年勤行会に集った友)

 大串 “創価勝利の年”が開幕しました! お元気な池田先生と共に、新春を迎えることができた喜びでいっぱいです。

 原田 元日、そして池田先生の91歳のお誕生日である2日と東京・信濃町の総本部は大晴天に恵まれました。澄み渡る青空のもと、新年から多くの方々をお迎えすることができました。

 永石 全国各地の新年勤行会も晴れやかに行われました。昨年来の大拡大の上げ潮の中、年頭から新たに入会される方も相次ぎましたね。

 大串 勤行会で上映された、音楽隊・創価ルネサンスバンガードの勇壮な演技・演奏には、「新年の幕開けに、最高のエールをもらいました!」など喜びの声をたくさん聞きました。

 長谷川 広宣流布大誓堂で行われた新年勤行会には、社会の第一線や国際社会で活躍するメンバー、また芸術部など各部の代表も参加しました。今、広布の舞台では、多彩な人材が躍動しています。

 竹岡 スポーツ部のメンバーも参加しました。皆、厳しい勝負の世界で自身を磨き、所属するチームや団体の中核としても活躍しています。明年に迫った東京オリンピックに向けて、日々、真剣に祈り、努力を続けているメンバーも多くいます。さらなる躍進を、皆で応援していきたいと思います。

 長谷川 世界各地のSGIも、にぎやかに新年勤行会からスタートした報告が続々と入ってきています。

 原田 世界中で創価の師弟が、地域や社会の“希望の光”として輝きを放ち、信頼を集める時代が到来しています。この平和と幸福の連帯をさらに広げていくことが私たちの使命です。真剣な祈りを根本にして、自身の課題を乗り越え、目標を一つ一つ成就し、各人が全てに一歩前進の一年にしていきましょう。

「勇気ある信心」で

 大串 この1月は、21歳の若き池田先生が戸田先生の出版社(日本正学館)に初出勤してから、70年の佳節を刻みます。

 竹岡 戸田先生が採用面接の際に一言「頑張るか?」と尋ね、池田先生が間髪入れず「はい! お願いいたします」と即答される場面は、伺うたびに感動する峻厳な師弟のドラマです。

 原田 この初出勤の時から、池田先生に対する戸田先生の本格的な薫陶が始まったのです。池田先生は当時の模様に触れながら、「今も、今日も、初心の一念は全く変わらない」と述べられています。

 竹岡 池田先生は夜学に通いながら、少年雑誌の編集長として奮闘を続けました。先生は当時を「師弟共戦の苦闘と栄光に彩られた、青春の日々」(小説『新・人間革命』第16巻「入魂」の章)と述懐されています。

 長谷川 池田先生が不二の弟子として戸田先生を守り、師匠の構想をことごとく実現し、世界広布の道を切り開いてくださいました。この師弟の闘争があってこそ、今日の学会の大発展があります。

 原田 先生は新年の歌に「無窮なる 師弟の力 みなぎらせ 仏の境涯 戦い勝ちとれ」と詠まれています。私たちは今いる場所で師匠を求め、師匠と共に戦い、自身の境涯を開いて、勝ち抜いてまいりたい。

 永石 本年は創立90周年へ、さらには2030年の創立100周年への“勝因”を積み、学会が世界宗教としていよいよ大きく飛翔を遂げる大事な一年です。

 長谷川 池田先生は昨年末の随筆で、戸田先生の「創価学会には信心がある!」との宣言を通して、「御本仏が『一度もしりぞく心なし(御書1224ページ)と戦い抜かれた、この広宣の大道に誇り高く連なっているのが、創価の勇気ある信心である。この信心から、我らは常に出発する。信心で団結し、信心で戦うのだ」と記されました。

 原田 本年も、一人一人がいよいよの「勇気ある信心」を奮い立たせていきたい。そして、仏法者として社会で実証を示しながら、立正安国の勝利の旗を打ち立てていきましょう。

地域に仏縁を結ぶ

 永石 これから、新年の座談会が各地で行われます。今年の抱負を述べ合うなど、決意あふれる出発の場にしていきたいですね。

 原田 地道な訪問・激励と心温まる対話で一人でも多くの方が参加できるよう、祈り、取り組んでまいりたい。今や、世界中で座談会が行われています。世界広布がこれだけ進んだのは、学会が訪問・激励や、少人数での草の根の対話を積み重ねてきたからです。

 長谷川 年頭に当たり、一人一人が目標を明確にすることも大切です。

 永石 先生は大白蓮華1月号の巻頭言で、私たちが広宣流布」「立正安国」に挑む理由について、戸田先生が語られていた3点を紹介されていますね。

 竹岡 一つ目は「地域と社会への貢献を果たしながら、多くの人々と仏縁を結んで、自他共に功徳を広げていくことができる」。二つ目は「戦いを通して組織の隅々まで力を漲らせ、異体同心のスクラムを強くすることができる」。

 大串 最後に「目標に向かい、一人一人が『自分らしく悔いなく戦い切った』と御本尊に報告できる清々しい歴史を残し、勝利の喜びをつかめる」ですね。

 長谷川 いずれも、深く心に刻むべき指導です。「何のため」が定まれば、すっきりと前進することができます。

 原田 わが地域で、新たな師弟の勝利劇をつづるため、宝の同志と励まし合い、「今」「ここ」から、対話運動を大きく起こしていこうではありませんか。