〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉31 師と共に栄光の「5・3」へ 烈々たる闘争心と勇気で前進 2019年4月11日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉31 師と共に栄光の「5・3」へ 烈々たる闘争心と勇気で前進 2019年4月11日

公明党 地域の声聞き政策を実現
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
大串女子部長
生き生きと躍動するヤング・ミセスこそ、創価家族の希望の象徴。ますます福運に満ちた幸の連帯を、わが地域に!(昨年行われた、首都圏ヤング・ミセスの集い)

 永石 4月11日は「ヤング・ミセスの日」です。日々、多忙な中、地域にはつらつと友情の輪を広げているヤング・ミセスの一人一人を心からたたえていきたいと思います。

 原田 小さなお子さんを抱えながら、活動に励まれている方も多くいらっしゃいます。周囲も十分な配慮を心掛け、ヤング・ミセスの皆さんが伸び伸びと活躍できるよう、エールを送っていきましょう。

 長谷川 今、全国の同志が栄光の「5・3」を大勝利で飾ろうと、友情と信頼の輪を大きく広げる対話に、また同志への真心の励ましに、懸命に駆けてくださっています。

 原田 広宣流布、立正安国のための私どもの労苦は、無量の功徳、善根となることは間違いありません。自身のみならず、わが眷属も、そして、わが地域も、必ず勝ち栄えていくのです。

 大串 女子部も、池田先生のご指導を胸に刻みながら、一日一日を前進し、価値ある青春の道を歩んでいこうと励まし合っています。

 原田 小説『新・人間革命』第30巻〈上〉「大山」の章には、40年前の4月の池田先生の師子吼がつづられています。「師子になれ!」「烈々たる闘争心と勇気をもって、創価の師弟の大道を歩み抜くのだ」と。今こそ、誓願の題目を唱え抜き、一切の油断を排して眼前の戦いに敢然と挑み、断固として勝ち抜いていきたい。

 志賀 青年部は、どこまでも「強気の対話」「執念の追撃」で、最後の最後まで戦い抜いていきます。

 原田 それこそが、あらゆる苦境を打開するための鉄則です。御書には「日蓮が一門は師子の吼るなり」(1190ページ)と仰せです。私たちは、強盛な祈りで「師子王の心」を取り出し、威風堂々と常勝の大前進を続けていこうではありませんか。

第2党の座を堅持

 永石 去る7日、統一地方選の前半戦が投開票されました。

 志賀 私たちが支援する公明党道府県議選で167人全員が見事、当選。政令市議選でも171人が当選し、大勝利でした。

 大串 道府県議会、政令市議会において、引き続き第2党となっています。

 長谷川 また、トップ当選、過去最高得票を記録した地域や、議席増、議席回復を果たした地域も相次ぎました。初議席を獲得した長野県議選飯田市下伊那郡では、選挙区内にある平谷村で、公明の候補の得票率が94%にも上りました。

 原田 公明党の議員は、応援した皆さんが誇りに思えるよう、実績を積み重ねてもらいたい。公明党の躍進は、山積する地域社会の課題の解決に力を発揮してほしいとの強い期待にほかなりません。地方と国を結ぶ、抜群のネットワークの力がある公明議員は、福祉や医療の充実、子育てや教育支援、観光振興などに、さらに尽力し、断じて国民の期待に応えてほしい。

人柄や具体的実績

 長谷川 そして、いよいよ、14日には一般市議選と東京特別区の区議選、16日には町村議選が告示されます。ともに、21日の投票日を目指し、後半戦の選挙戦がスタートします。

 志賀 2015年の統一地方選の調査によると、有権者が「投票先を決定した時期」は、「選挙期間に入る前から」「候補者が出そろった時」を合わせると、市町村議選では58・9%でした。これは道府県議選より高く、実に6割近くが告示日までに投票先を決めていることになります。

 永石 また、有権者が期待する、市町村議員の「役割」では、「市(町村)全体の未来を考える」が最多、次いで「地域の発展を考える」でした。

 大串 市町村議員には、「地域の面倒をこまめにみる」との期待が道府県議員に比べて多いという調査結果もあります。

 志賀 市区町村議選は、より地域に密着した選挙です。地域の代表、身近な存在として、「1票」の拡大に執念を燃やし、議員の人柄や具体的な実績などを訴えていくことが大切になりますね。

 永石 国際医療福祉大学の川上和久教授は、地方議員に求められる資質について、「地域の御用聞き」として、地域の方々からさまざまな声を聞く力であると指摘しています。

 長谷川 その上で、ただ声に耳を傾けるだけでは政策を実現することはできません。川上教授は「公明党には、学校の耐震補強で災害時に児童・生徒を守る政策など、地域レベルと国政レベルが一体となって、社会的に光が当たらない部分に光を当て、隙間を埋めていく地道な活動が目立っています」と評価しています。

 原田 地域に深く根を張り、小さな声に耳を傾ける。そして、そこから国会議員との太いネットワークを生かして具体的に政策を実現し、地域社会の課題を解決していく。このような力があるのが公明党の地方議員なのです。

 大串 政治評論家の森田実氏は「公明党の地方議員には本当に頭が下がる。毎日、住民のもとへ、また、被災地で困っている人のもとへ足を運ぶ。涙ぐましい努力をしながら、困っている人に関わり続けている」「率直に言って、公明党は国の宝だと思う」と語っています。

 永石 今回の地方選は少子高齢化や人口減少などの課題に直面する社会にあって、新しい時代を切り開く人を選ぶ大切な選挙です。

 原田 前半戦と同様、後半戦も激戦になることは必至です。公明党の議員は気を引き締め、最後まで油断することなく動き、語り抜いていってもらいたい。