本部幹部会で紹介された池田先生の指針 人間主義の夜明けの鐘を高らかに 2018年11月27日

本部幹部会で紹介された池田先生の指針 人間主義の夜明けの鐘を高らかに 2018年11月27日

勇気と希望の声をはつらつと!
広布に戦い抜いた魂は永遠
仏法の智慧に行き詰まりはない
異体同心のスクラムで前進
地道に広布に尽くす人こそ、真の英雄!――遠大な未来を展望し、同志に励ましを送る池田先生(2000年12月、大阪の関西戸田記念講堂で)

 「世界広布新時代第39回本部幹部会」(18日、巣鴨の東京戸田記念講堂)の席上、2000年12月度の本部幹部会での池田先生のスピーチ映像が上映された。明“創価勝利の年”へ、勇躍前進する友の指針として掲載する。

 一、20世紀最後の本部幹部会、おめでとう!
 きょうの日を全国の代表の皆さま方とともに、喜びに満ちて迎えることができた。そしてまた、21世紀も、大勝利の歴史を、ともどもに築き残してまいりたい。
 一、ドイツの詩人シラーは、「鐘の歌」という有名な詩を詠んだ。その中に、こういう一節がある。
 「鐘は愛すべき人達を集めて
 和合させ、親密に団結させるのだ。
 そしてこれが鐘の今後の使命だ」
 「平和こそこの鐘の第一の響にてあれ」(木村謹治訳、『シラー選集』1所収、冨山房
 世界は今、新しい世紀、新しい千年の夜明けを告げゆく、高らかな「平和の暁鐘」を待ち望んでいる。
 弱々しく、もの悲しい哀音では、人々を覚醒させることはできない。
 汝自身の中に眠る、尊極なる生命に皆を目覚めさせていく、鮮烈な「哲学の鐘」が必要なのである。
 あらゆる人々を、平和の方向へ、希望の方向へ、幸福の方向へ、繁栄の方向へと和合させ、団結させていく鐘は、どこにあるのか。
 力強く、勢いのある、妙なる歓喜の響きは、どこにあるのか。
 心ある世界の知性は、それを創価学会の「人間主義の鐘」に求め始めた。

23世紀への展望

 一、ご存じの通り、これまで創価学会は、「七つの鐘」を7年ごとに打ち鳴らしながら前進してきた。「七」は「南無妙法蓮華経」の七字にも通ずる。
 第一の「七つの鐘」は、学会創立の昭和5年(1930年)から、昭和54年(79年)までの50年間であった。
 第二の「七つの鐘」を打ち鳴らす、21世紀の前半の50年では、アジアをはじめ世界の平和の基盤をつくってまいりたいと、私は申し上げた。その通りに私は祈り、一つまた一つと、手を打ち続けてきた。
 今回、私がアジアの各地を訪問したのも、この21世紀の構想の上からの新たな第一歩である。
 続く第三の「七つの鐘」を鳴らす21世紀の後半では、「生命の尊厳」の哲学を時代精神にし、世界精神へと定着させたい。
 さらに、第四の「七つの鐘」に当たる22世紀の前半には、世界の「恒久の平和」の崩れざる基盤をつくりたい。
 その基盤の上に、第五の「七つの鐘」が高鳴る22世紀の後半には、絢爛たる人間文化の花が開いていくであろう。
 それが実現すれば、第六の「七つの鐘」、第七の「七つの鐘」と進みゆく。日蓮大聖人の立宗1000年(2253年)を迎える23世紀の半ばごろから、新たな展開が始まるであろう。
 このように私は、未来の遠大な展望を、深い決意と願望と確信を込めて語り合った。

世界平和のために

 一、発足時、SGIは51カ国・地域。それが、今では163カ国・地域へと大発展することができた。〈現在、192カ国・地域〉
 これもすべて、皆さまのおかげである。
 今後もさらに、平和と文化と教育のネットワークを着実に広げてまいりたい。
 一、御聖訓には、「一切のことは、国により、時によることである。仏法は、この道理を必ずわきまえていくべきである」(御書1579ページ、通解)と仰せである。
 この御文の通りに、学会は実践してきた。
 どのような国であっても、どのような時代であっても、仏法の「随縁真如の智」には、絶対に行き詰まりがない。異なる文化、異なる社会の中にあっても、見事に調和しながら、人々の幸福のため、国家の繁栄のため、世界の平和のために、最大に貢献していくことができる。
 これが、大聖人の仏法を持った私たちの信仰の力なのである。
 ともあれ、第二の「七つの鐘」を乱打しながら、勇気と希望の声を、はつらつとあげていっていただきたい。
 慈悲といっても、勇気と希望を与えることである。

勝利の100年を

 一、大聖人は、こうも仰せである。
 「日蓮の弟子のなかに、異体異心の者がいるならば、それは、例えば、城を守るべき人間が城を破るようなものである」(同1337ページ、通解)
 21世紀の100年間、創価学会は、さらに「異体同心の団結」で、勝利のスクラムを組みながら、素晴らしき前進の歴史をつくってまいりたい。
 皆、100年間は生きていられないかもしれないが(笑い)、戦い抜いた魂は永遠である。また、後継の青年がいる。お子さんや、お孫さんがいる。
 日蓮大聖人の仏法の「永遠の証明者」として、また「永遠の勝利者」として、誉れ高き大福運を積んでいっていただきたい。
 一、皆さま方が、いつまでもご健康で、ご長寿で、頑健なる身体と信心をもって、「人間王者」の、また「人間横綱」の大力を発揮しながら、悠然たる勝ち戦の一生を、一日一日、忍耐強く、つくりゆかれんことを切望して、私のスピーチを終わりたい。
 本当にありがとう。

池田先生と共に 新時代を進む〉33 2018年12月8日

池田先生と共に 新時代を進む〉33 2018年12月8日

ロマンの青春凱歌の人生
 

 女子部の訪問ロマン総会が、日本全国で楽しく、にぎやかにスタートした。
 さあ、友のもとへ!
 祈って動けば、希望のドラマが始まる。ロマン輝く青春の語らいが生まれる。友情の花園と咲き薫る。
 「常にかたりあわせて」(御書900ページ)と仰せ通りの華陽姉妹のスクラムを、御本仏・日蓮大聖人がどれほどご賞讃であろうか。
 「御義口伝」には、「南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり」(同787ページ)と示されている。
 世界一の生命哲学を友に贈ることは、一人一人の幸の宮殿を輝かせ、社会に歓喜の光を広げゆくことだ。
 なかなか会えない人もいる。心ない反応が返ってくる場合もあるだろう。
 しかし、真心からの声は種となって、相手の命の大地に蒔かれている。いつか必ず花開く時が来るのだ。
 最高の仏道修行に励む誇りに胸を張り、賢く朗らかに進んでいただきたい。
 学会活動で「心の財」を積む日々ほど、尊貴な青春があろうか。誠実にして福運ある女性には、誰も敵わない。
 昭和57年3月、あの長居陸上競技場での関西青年平和文化祭で反転攻勢の大行進を開始した直後、私は、関西の女子部の友に指針を贈った。
 「健康」「教学」「余裕」「教養」「唱題」の五つである。
 当時の乙女たちが、今や「常勝の太陽の母」となって皆を包んでくれていることも、うれしい限りだ。
 ― ◇ ― 
 御書には、「真の友でなければ、誰が訪ねてくれるであろうか」(1554ページ、通解)とも記されている。
 人を励ませば、自分も励まされる。人を照らせば、互いの未来が明るく晴れる。
 労をいとわず、足を運び、声を掛ける創価の励ましは真の友情の発露なのだ。
 人と会う。友と語る。それが広布の地盤となる。
 師走から新年にかけて、普段はできない語らいや、旧交をあたため、親族とあいさつする機会もあろう。
 新しい時代は、心通う対話で開かれる。生命の交流から智慧が湧き、力が倍加する。生き生きと、心広々と仏縁を結んでまいりたい。
 ― ◇ ― 
 先月、豊島区巣鴨の東京戸田記念講堂が新装され、近隣や地元の方々も喜んでくださっている。
 ある年の師走、戸田先生は思い出深き豊島公会堂で叫ばれた。
 ――全同志が功徳を受け切った姿を、さらに全世界へ示していきたい、と。
 さあ、共々に人間革命の勝利の光をいやまして放ち、「凱歌の人生」を堂々と飾りゆこうではないか!

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉4 今月23日まで「未来部勝利月間」 励ましが次代の広布の城築く 2018年12月6日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉4 今月23日まで「未来部勝利月間」 励ましが次代の広布の城築く 2018年12月6日

受験生に真心のエールを
〈出席者〉
原田会長
山口未来本部長
高橋中部女性未来本部長
竹岡青年部長
先﨑女子未来部長(女子高等部長兼任)
富田少年部長
今の未来部こそ、「学会創立100周年の2030年から22世紀へ、後継のバトンをリレーしていく『従藍而青』の本命の弟子」(11月25日、創価大学での「E―1グランプリ」の全国大会)

 原田 ヨーロッパ21カ国から120人の青年が来日し、東北での交流交歓会や青年友好総会など、誓願の研修会が行われました。求道心にあふれ、池田先生と共に広布に生き抜く決意みなぎる姿は、大きな感動を呼びました。

 竹岡 今回、来日したメンバーの中には、医学博士や、国際機関、世界的企業で働く友も多数います。日本の青年部にとっても大きな刺激となりました。世界の友と手を携え、世界広布の道を、さらにまい進していく決意です。

大成功の合唱祭に

 富田 さて、1日から「未来部勝利月間」が始まりました(23日まで)。

 高橋 何かと多忙な年末ですが、「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231ページ)と仰せの通り、今の未来部員への励ましが、次代の広布の城を築きます。

 原田 現在、「励まし週間」の最中でもあります(9日まで)。訪問・激励の際に、未来部員がいる、ご家庭であれば、進んで、一声、掛けていきたいと思います。

 先﨑 未来部員にとって、「勉強に挑戦しているんだね」「部活、頑張ってるね」などの一言が、どれほどの喜びになることか。

 原田 今は受験を控えた未来部員にとって、追い込みの大切な時です。広布の会場を提供してくださるなど、ご家庭に受験生がいる場合は、早めに切り上げたり、大きな声に注意するなどの配慮も必要です。

 先﨑 そのように創価家族の皆さんが、気を配ってくださっていることは、受験生にも伝わります。その中での「応援しているからね」との一言が、大きな力となるものです。

 山口 各地では今、少年少女部の「きぼう合唱祭」がたけなわです。日頃の練習の成果を発揮する本番は、子どもたちにとって、思い出に残る舞台です。

 富田 17の区圏の全てに合唱団がある熊本では、総県の未来部幹部を中心に、未来本部長らと綿密に連携を取る中で、大成功の合唱祭を開催することができました。

 山口 合唱団の中には、病と闘いながら、懸命に練習に励むメンバーもいます。家族やスタッフの献身的な応援もあり、見事な合唱を披露する姿には、いつも涙があふれます。

 富田 合唱団で、唱題に挑戦し、先生の指導を学び、大きく成長を遂げるメンバーを見て、入会を決意される親族の方も大勢います。

 竹岡 岐阜県高山市下呂市など、広大な地域を広布の舞台にする飛騨池田県では本年、31年連続で、創価学園・短大・大学へ進むメンバーが誕生しました。

 高橋 この地域は、未来部の担当者をはじめ、各部の連携が見事で、すぐに激励に走れる態勢が整っています。教育本部の方も、一人の未来部員のために、車で数時間かけて訪問・激励に通うなど、皆で力を合わせ、黄金の歴史を築いています。

 先﨑 夏の未来部研修会に参加したメンバー同士で励ましの声を掛け合い、受験に挑戦しているという話も各地で聞きます。

 高橋 鳥羽や志摩などを抱える三重大光県も、アメリ創価大学をはじめ、創価大学等に学ぶメンバーが数多く誕生しています。このメンバーが帰省した折には、地元の未来部員のもとへ、激励に通うことが伝統になっています。特に、「E―1グランプリ」では、自分たちがモデルとなって、発音の練習を手伝うなど、温かな触れ合いの中で強い絆が生まれ、連綿と続く後継の後輩の誕生につながっています。

 先﨑 今年の「E―1グランプリ」では、早くから準備をしているチームもありました。池田先生の1・26「SGIの日」記念提言や、先生とアルゼンチンの人権活動家でノーベル平和賞受賞者のエスキベル博士の共同声明を読み合っているチームもあり、とても感動しました。応援してくださった全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。

 山口 未来部育成においては、中部が模範の取り組みをされていますね。たとえば、「後継者が育つ会館づくり」です。「子どもにとって、魅力のある居場所」「担当者の励ましの拠点」「子育て家族にとっての安心の基地」となることを目指し、多くの新たな試みを実施しています。

 高橋 愛知・知多総県の半田圏などでは、平日の夜に「未来部育成プラザ」を開催しています。ここには、毎週30人ほどの子どもたちが集まり、勤行・唱題の後、各自が持ち寄った内容についての勉強を行っています。教育部と青年部のスタッフも参加し、大きな反響を呼んでいます。

 山口 ライン組織と未来本部、さらに青年部と教育本部が力を合わせて取り組んでいることが、成功の鍵になっているのですね。

 原田 「未来ジャーナル」で連載を続けてくださっている「誓いの明日へ」の中で、池田先生は、戸田先生に「大作がいれば、学会は安心だ」と言われた師弟の歴史を通し、つづられました。「私には未来部の皆さんがいます」。だから、「未来部がいれば、世界は安心だ」と宣言したい、と。皆で総力を挙げ、未来部員を育成し、世界の未来を開いていきましょう。

省エネへのご協力

 竹岡 最後に会館における冬の省エネ・節電についてのお願いです。冬は空調の使用時間が長く、エネルギーの利用が増加します。

 山口 具体的には、会場の室温が22~23度、会議室・ロビーが20度を目安に、空調を適正に使用することですね。

 原田 空調を早めに一部だけつけておく「半開事前運転」や、運転開始時間をずらす「時差運転」などを実施し、省エネ・節電へのご協力を、お願いします。

〈世界広布の大道――小説「新・人間革命」に学ぶ〉 第3巻 基礎資料編 2018年12月5日

〈世界広布の大道――小説「新・人間革命」に学ぶ〉 第3巻 基礎資料編 2018年12月5日

物語の時期 1961年1月1日~2月14日
「仏法西還」の章
       

 今回の「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ」は第3巻の「基礎資料編」。各章のあらすじ等を紹介する。次回の「名場面編」は12日付、「御書編」は19日付、「解説編」は26日付の予定。

「仏法西還」の章

 1961年の元旦、山本伸一は自宅で「元朝に 祈るアジアの 広布かな」と認め、妻の峯子に贈る。この1月には28日からの18日間、香港、セイロン(スリランカ)、インド、ビルマミャンマー)、タイ、カンボジアへの平和旅を控えていた。
 学会本部で行われた初勤行の席上、「雲の井に 月こそ見んと 願いてし アジアの民に 日をぞ送らん」との戸田城聖の和歌が紹介された。翌2日、伸一は、その東洋広布を熱願していた戸田の墓前で、アジア初訪問の出発を報告する。
 アジア訪問の折、「仏法西還」の先駆けの証しとして、釈尊の成道の地であるインドのブッダガヤに、御書の「三大秘法抄」や、「東洋広布」の石碑などを埋納するため、同行のメンバーが準備に奔走する。伸一は渡航前の多忙な日々の中で、九州の3総支部合同の結成大会、両国支部、宇都宮支部、城西支部、都南支部、江戸川支部など、各地の支部結成大会を中心に指導に駆け巡る。
 1月28日、香港に降り立った伸一は、座談会で、海外ではアジア初の地区を結成。「香港を東洋の幸福の港にしていこう」との期待を寄せる。

月氏」の章

 香港を発ち、次の目的地に向かう機中、伸一は同行の幹部に、近い将来、アジアに総支部をつくりたいとの考えを打ち明ける。戸惑う幹部に対し、「まず構想を描く。そして、そこから現実をどう開いていくかを考えていくんだ」と、現状追随的な意識を打破することを訴える。
 シンガポールを経由し、セイロンへ。そこでは、一人の青年を激励し、男子部の隊長に任命する。
 いよいよインドに到着した一行は、イスラム王朝のクトゥブの塔や、デリー城などを視察。マハトマ・ガンジーを荼毘に付したラージ・ガートに立ち寄り、インドを独立に導いた非暴力の闘争に思いを巡らす。また、アショーカ大王の法勅を刻んだ石柱の下では、仏法を根底にした政治について語り合う。
 タージ・マハルやアグラ城などを巡り、2月4日、ブッダガヤに入る。管理委員会の許可を得て、大菩提寺の境内に、「東洋広布」の石碑や「三大秘法抄」などを埋納する。戸田に誓った東洋広布へ、第一歩を踏み出した伸一は、仏教発祥のインドの地で、“出でよ! 幾万、幾十万の山本伸一よ”と心で叫ぶ。

仏陀」の章

 埋納を終えた一行は、大菩提寺の周辺を散策。釈尊ゆかりの場所を訪ねた伸一は、人類を生命の光で照らした、その生涯に思いをはせる。
 釈迦族の王子として生まれた釈尊は、生後間もなく母を亡くす。万人が避けることのできない老・病・死の問題を解決するため、彼は王家の生活を捨て、出家の道に進む。
 禅定や苦行に励むが悟りを得られなかった釈尊は、尼連禅河を渡り、菩提樹の下で深い瞑想に入り、思念を凝らす。次々と襲う欲望への執着、飢え、眠気、恐怖、疑惑と戦い、無限の大宇宙と自己との合一を感じながら、感動のなかに、永遠不変の真理である「生命の法」を覚知。ついに大悟を得て、仏陀となる。
 彼は、悟った法を説くべきか否か、悩み苦しんだ末に、民衆の中に入って法を説くことを決意する。
 六師外道たちからの迫害にも、提婆達多の反逆にも屈せず、愛弟子の舎利弗、目連との死別の悲しみをも乗り越え、最期の一瞬まで人々を教化した。
 伸一は、その生涯を思い、自らも命の燃え尽きる時まで、わが使命の旅路をゆくことを誓う。

「平和の光」の章

 ガンジス川を訪れた伸一は、居合わせた身なりの貧しい子どもたちとの交流を通して、世界各地の繁栄と平和を念じた戸田の遺志を継ぐ、自身の使命と責任の重さを感じる。その後、寺院や博物館等を見学した一行は2月7日、8日間滞在したインドを離れ、ビルマへと向かう。
 伸一は、ビルマで戦死した長兄をしのびつつ、日本人墓地で戦没者の追善法要を行う。彼の胸には、長兄との思い出が次々と去来する。割れた母の鏡の破片を大切に分け合ったこと。出兵先から一時帰国した兄が、憤懣やるかたない様子で戦争の悲惨さを訴えたこと。その兄の戦死の報を受け、背中を震わせながら母が泣いていたこと――。戦没者の冥福を願う祈りは、恒久平和への強い誓いとなっていた。
 その後、一行は、タイ、カンボジアを訪問。アジア各地で日本軍による戦争の傷跡を目にした伸一は、一人の日本人として、「幸福の道」「平和の道」を開いていこうと決意する。東洋の哲学・文化・民族の研究機関や、音楽などの交流を目的とした団体の設立を構想。一切の行程を終え、2月14日、帰国の途に就く。

戸田先生の和歌

 雲の井に
  月こそ見んと
   願いてし
  アジアの民に
    日をぞ送らん

 この和歌を聞くと、伸一の心は躍った。それは、一九五六年(昭和三十一年)の年頭に、戸田が詠んだ懐かしい和歌であった。
 ――雲の切れ間に、ほのかな幸の月光を見ようと願うアジアの民衆に、それよりも遥かに明るく、まばゆい太陽の光を送ろう、との意味である。
 ここでいう「月」とは釈尊の仏法であり、「日」とは日蓮大聖人の仏法をさすことはいうまでもない。戸田は、「諫暁八幡抄」などに示された、大聖人の「仏法西還」の大原理をふまえ、東洋広布への決意を詠んだのである。この戸田の決意は、そのまま、愛弟子である伸一の決意であった。
 (「仏法西還」の章、9ページ)

「東洋広布」の石碑

 1961年、インド・ブッダガヤに埋納された「東洋広布」の石碑は現在、ニューデリー近郊の創価菩提樹園にある。
 2015年、インド創価学会(BSG)の地涌の陣列は、目標の10万人を突破。この年、「『東洋広布』の石碑を、この菩提樹園で、私たちが永遠に守っていきたい」とのインドの同志の発願によって、ブッダガヤから移設・埋納された。
 本年、インドの同志は20万人超に。師が先駆けした東洋広布は今、加速度を増して伸展している。

 ※『新・人間革命』の本文は、聖教ワイド文庫の最新刷に基づいています。

 【挿絵】内田健一郎

秋季通信員大会への池田先生のメッセージ 2018年12月5日

秋季通信員大会への池田先生のメッセージ 2018年12月5日

仏の声は不滅の文字となって人々を導く
「人間革命」の民衆叙事詩を共に

 伝統の「秋季通信員大会」が、9月から12月にかけて各地で開催された。ここでは、池田先生が大会に寄せたメッセージを紹介する。

 一、晴れやかな秋季通信員大会の開催、誠におめでとうございます。
 私も、この通信員大会を心待ちにしておりました。というのは、小説『新・人間革命』が完結を迎えた今、一緒に聖教新聞を創り上げてきてくれた共戦の通信員の皆さん方にこそ、真っ先に心よりの感謝を伝えたいからです。そして、『新・人間革命』に込めてきた心を、そのまま不二の皆さんに託したいと願っているからです。
 すなわち広宣流布の最前線で戦う偉大な創価の宝友に、いやまして光を当て、その人間革命の勝利劇を宣揚してくれるのは、誉れの通信員の皆さん方にほかなりません。
 一、今年、私が何にもましてうれしく拝見したのは、「輝くペンの勇者」として5回にわたり紙面を飾られた通信員の皆さんの元気な写真であります。私は、一人一人のはじける笑顔を、そして、誇り高く記された名前を拝見しつつ、健康と無事故、勇気凜々たる大活躍を祈り、妻と真剣に題目を送らせていただきました。
 皆さん方の手作りの「郷土アイ」のページからも、ふるさとを見つめる温かい眼差しと、地域広布への燃え上がる誓願が伝わってきます。
 御本仏・日蓮大聖人は、「滅せる梵音声かへって形をあらはして文字と成って衆生を利益するなり」(御書469ページ)と仰せであります。まさしく、梵音声という仏の声は、不滅の命をもって「真実を伝える文字」となり、「仏性を呼び覚ます文字」となって、人々を幸福へ、向上へ、連帯へと導いていくのであります。
 現代にあっては、日々、我らがつづりゆく広布の機関紙・聖教新聞の一文字一文字こそが、「太陽の仏法」の智慧の光を放ち、人類の平和の未来を照らし晴らしていく「希望と正義の金文字」なりと、胸を張って自負していこうではありませんか!
 一、近代日本を代表する信念の人権の闘士・田中正造翁は、地方紙の編集長を担った言論の闘士でもありました。
 田中翁は、民衆のために奔走する中で、「聞くと聞かせるとの一つを発明したのみ」(小松裕著『真の文明は人を殺さず』所収、小学館)との言葉を残しております。民衆に話を「聞かせる」、つまり高みから「教え」を与えるのではない。民衆から話を「聞く」ことこそが、根本中の根本だというのです。わが聖教の精神と共鳴する、鋭き視点であります。
 人知れぬ同志の奮闘を、言うに言われぬ苦労を、そして汗と涙で勝ち開いた実証を、誰よりも誠実に聞いて聞いて聞きまくり、文字や映像に残して、正確に丁寧に発信してくれる皆さんこそ、“聖教の心臓”であり、“新聞の生命線”であります。
 どうか、これからも、法華経に説かれる“清らかにして賢く鋭い耳”の力を思う存分に発揮し、真実と虚偽、正義と邪悪を厳正に聞き分け、「世界のセイキョウ」の良心として、紙面の一段の充実へ生き生きと創意工夫をお願いいたします。
 一、私は、『新・人間革命』の「師子吼」の章に、45年前の1973年(昭和48年)5月3日に行われた「全国通信員大会」の模様を書き留めました。
 あの日あの時、私は「聖教新聞社の精神」とは、「広宣流布遂行への大情熱であり、一言すれば『強盛にして正しき信心』」であると強調しました。そして「精神は清らかに、志は遠大に、行動は緻密かつ着実に、心情は春のごとく温かくあってください」と申し上げました。この信頼は、今もいささかも変わっておりません。
 明年の11月18日には、待望の「世界聖教会館」が完成します。世界を結ぶ人間主義の言論の宝城の誕生は、目前であります。
 この「英知の城」から、我らは、創価の師弟の「師子吼」を、地球社会の未来へいよいよ限りなく轟かせていきたい。そう決意し合い、誓い合いたいと思いますが、どうでしょうか。
 一、聖教新聞の生みの親である恩師・戸田城聖先生は、「新聞で戦おう!」と叫ばれました。広布の大闘争は、聖教の言論戦があればこそ、勝ち進むことができます。 
 さあ、「平和の戦友」よ、共々に新たな大前進を朗らかに始めよう!
 いざ、「広布の戦友」よ、共々に新たな「人間革命」の民衆叙事詩を、断固と勝ちつづろうではないか!
 愛する通信員の皆さんとご一家に、健康あれ! 幸福あれ! 栄光あれ! と強く深く祈りつつ。合掌。

欧州・奥州青年友好総会への池田先生のメッセージ 2018年12月3日

欧州・奥州青年友好総会への池田先生のメッセージ 2018年12月3日

人類に勇気を贈る光はここに!
地涌と平和の陣列を世界へ
青年友好総会の感動さめやらぬ中、全参加者が記念のカメラに。一人一人が主役だった。全員が輝いていた。少年少女部の笑顔と美しいハーモニーも、東北男子部の代表によるピアノや津軽三味線の演奏も、青森ねぶた祭を再現したような演出も「全てに池田先生の心を感じました」――ヨーロッパの同志は皆、一様に声を弾ませた。これからも、欧州と奥州の心は一つ、センセイと共に!(仙台市の東北文化会館で)

 一、「二つのオウシュウ」、すなわち、ヨーロッパと東北の「地涌」の若人が相まみえ、広布後継の誓いを新たにする歴史的な青年友好総会、誠におめでとう!
 21カ国よりはるばる集い来った、わが愛するヨーロッパの青年リーダーの皆さん、遠いところ、本当にありがとう! そして東北6県の頼もしき青年部の皆さん、本当にご苦労さま!
 私の心も今、東北文化会館にあります。この晴れやかな世界広布新時代を象徴する総会を、万感の思いで一人一人と固く心の握手を交わし、見守っております。
 日蓮大聖人は、「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231ページ)と示されました。
 今この時に、共に励まし合って創価世界市民スクラムを広げゆく皆さん方が、どれほど深い宿縁で結ばれていることか。そして、今ここから、どれほど大きな広宣流布歓喜の波動を起こしてくれることか。御本仏が全て御照覧でありましょう。
 一、大震災から7年。東北の皆さんは、想像を絶する苦難の中、不撓不屈の負けじ魂を燃やし、復興の歩みを進めてこられました。
 また、ヨーロッパの各国の皆さまから、温かな励ましと支援をいただき、私たち日本人は勇気づけられました。このことは、決して忘れられません。
 東北には、逆境の中でも人々の心に温もりを広げる共生の精神の炎があります。自他共の尊厳を輝かせる崇高な生命の宝塔が林立しています。
 そして、今、若き後継の皆さんが、凜々しくたくましく、東北健児と東北華陽姉妹の底力を示して活躍してくれていることが本当にうれしい。
 欧州青年部もまた、さまざまな社会の困難な問題に毅然と立ち向かい、一人一人が人間革命の光を放ちながら、「欧州は一つ」という異体同心の団結で生命尊厳の思潮を高め、目覚ましい社会貢献を果たしてくれています。
 一、今年6月、私は、敬愛してやまないアルゼンチンの人権運動家、エスキベル博士との共同声明「世界の青年へ レジリエンス(困難を乗り越える力)と希望の存在たれ!」をヨーロッパの地から発表しました。
 その中で、人類が試練に直面した時も、「それに立ち向かう『青年の連帯』がある限り、希望は失われることはない」。青年の行動が未来を変えることを信じ、「『民衆と共に人生を歩む』という責任を勇んで担おうではないか」と呼び掛けました。
 今、ヨーロッパをはじめ192カ国・地域の青年が世界広布新時代の先頭に立って、「友情の対話」「励ましの対話」「平和の対話」を生き生きと拡大し、人間主義の連帯を築いてくれています。それ自体が「未来を変える」「青年の行動」の大きな潮流であり、共同声明で掲げた、“誰も置き去りにしない”社会への「世界市民教育を通じた青年のエンパワーメント」の推進に他なりません。そして、人類に勇気を贈る「レジリエンス」の黄金の柱なのであります。
 一、この東北の地も訪れたことがある20世紀最高峰の歴史家、トインビー博士は、かつて英語版の小説『人間革命』に序文を寄せてくださり、「創価学会は、既に世界的出来事である」と私たちの人間革命運動に大きく期待されていました。
 仏法史において、これだけ世界に広がった、気高き平和と人道の民衆運動はありません。いよいよ人類の共生の新時代をリードしゆく大舞台が、洋々と開かれました。皆さん方が活躍する10年先、20年先、そして30年先の栄光の未来を思うと私の胸は高鳴ります。
 どうか皆さんは、創価の誇りに胸を張り、一日一日の課題に師子王の心で挑み、自分らしく桜梅桃李の価値を創造していってください。そして、わが黄金の人間革命の日記文書をつづりながら、良き仲間とスクラムを固く組み、一人さらに一人と「地涌の陣列」即「平和の陣列」を広げて、「ヨーロッパ新時代」「東北新時代」の旗手たる使命を、見事に果たしていっていただきたいのです。
 一、草創期より、三障四魔が紛然として競い起こるたびに、皆さんの父母たちと心肝に染めてきた「開目抄」の一節があります。
 私が最大の信頼を寄せ、世界広宣流布の総仕上げを託しゆく東北とヨーロッパの青年部に、この御聖訓を贈りたい。
 「我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし」(同234ページ)
 この「誓願の信心」「不退の信心」「勝利の信心」の真髄を、君たちが未来永遠に受け継いでくれ給え!
 大切な大切な皆さんの健康と成長とご一家のご多幸を祈り、私はこれからも妻と共に一生懸命お題目を送ります。
 皆さんの勝利が私の勝利です。皆さんの幸福が私の幸福です。
 皆さんと私の心はいつも一緒です。本当にご苦労さま、ありがとう!
 「オウシュウは一つ! 師弟勝利のために!」(大拍手)

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉3 「モバイルSTB」活用し、友好交流へ! 一人一人が地域広布の主体者 2018年12月3日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉3 「モバイルSTB」活用し、友好交流へ! 一人一人が地域広布の主体者 2018年12月3日

「新・人間革命」第30巻〈下〉が発刊
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
大串女子部長
師の励ましの一言一言に、希望が、歓喜が、勇気がみなぎる! 各地で、小説『新・人間革命』の研さん運動が活発に(富山市内で)

 原田 小説『新・人間革命』第30巻〈下〉が発刊・発売されました。『人間革命』と合わせて半世紀を超える、池田先生の執筆闘争に感謝の念は尽きません。

 長谷川 待望の発刊に、全同志が喜びに沸いています。『新・人間革命』は海外13言語、23カ国・地域でも出版されています。世界同時に研さんされ、広宣流布の活動の推進力になっています。

 永石 第30巻〈下〉の巻末には、先生が「あとがき」を寄せられています。「皆が、地涌の菩薩であり、幸福になる権利がある。皆が、人生の檜舞台で、風雪の冬を陽光の春へ、苦悩を歓喜へと転ずる大ドラマの主人公であり、名優であるのだ」との言葉に感動が込み上げてきます。

 大串 小説を通し、どれほどの読者が励まされ、自身の使命に立ち上がったことでしょう。

 原田 「この世に『不幸』がある限り、広宣流布という人間勝利の大絵巻を、ますます勇壮に、絢爛と織り成していかねばならない。ゆえに、われらの『広布誓願』の師弟旅は続く」との一文には、広宣流布の遙かな未来に向けて、私たち弟子への万感の期待が込められています。

 竹岡 青年部はより一層の決意で学んでいきます。

 原田 先生と共に進む、広宣流布の道程にゴールはありません。「創価の精神の正史」「真実の信仰の道」を先生に直接、教えていただく思いで研さんを重ねていきましょう。

立正安国の対話を

 長谷川 本年は青年部を先頭に折伏・弘教が大きく進みました。その上げ潮の中で、明年の連続勝利へ、さらなる対話拡大、友好交流を広げてまいりたい。

 永石 『新・人間革命』第30巻〈下〉「誓願」の章には次のような指導があります。「われらは、誇らかに胸を張り、現実の大地をしっかと踏みしめ、一人、また一人と、対話の渦を起こし、平和をめざして、漸進的に立正安国の前進を続ける。そこに、真実の“民衆勝利”の道がある」

 長谷川 広宣流布、立正安国といっても、各人が今いる場所で着実に対話を広げ、信頼と友情の絆を結んでいく以外にありません。

 原田 日蓮大聖人は、佐渡で門下となった阿仏房を「あなたはまさしく北国の導師ともいうべきでしょう」(御書1304ページ、通解)と励まされました。「地域広布の主体者」としての使命を自覚した一人が、身近な場所で信心即生活、仏法即社会の実証を示し、仏縁を広げていくことは、広宣流布のあらゆる運動の原点ともいえます。

 永石 学会への理解を深め、仏縁を広げる上で、活用されているのが「SOKAチャンネル モバイルSTB」です。いつでも、どこでも視聴できるので、友人との対話にも最適です。

 大串 ある女子部員はSTBを友人宅に持って行き、友人と同じ病気を克服した体験の番組を共に視聴。すると友人は今までになく、率直に悩みを語ってくれました。自身の信仰体験も伝え、励まし、一歩深い対話になったそうです。

 竹岡 収録されている番組は実に多彩です。友人が抱えている悩みの解決や、夢の実現に向かって、勇気と希望を送ることのできる番組が必ずあります。

 大串 今月から、順次、STBの台数が大幅に拡充されます。

 竹岡 新たに便利な機能も追加になります。これまでは番組の一部分にしか字幕がありませんでしたが、全編を字幕付きで視聴できるようになりました。

 大串 番組コードやキーワードから「番組検索」ができるようになったので、見たい番組が探しやすくなりましたね。

 長谷川 「会合の充実」を目指し、座談会や地区協議会などで視聴するのはもちろん、「訪問・激励」に「仏法対話」に有効利用していきたいと思います。

 原田 何より大切なのは友の幸福を願う強盛な祈りと、地域広布への真剣な行動の積み重ねです。その上でSTBを対話の“武器”に、地域のすみずみに、信心の感動と学会理解の輪を広げていきましょう。

「目標」を具体的に

 永石 本年の掉尾を飾る座談会も開催されます。

 原田 池田先生はかつて、座談会を「幸福劇場」と表現されたことがあります。どんなに悩みを抱え、どんなに疲れ果てていても、必ず元気になれる。前向きになれる。勇気が湧いてくる――ともどもに大きく前進の歩みを進めることができたこの1年、互いの健闘をたたえ合い、決意あふれる座談会として明年へ出発していきたい。

 永石 また、各地区やブロックでは、明年の活動について討議も行われます。対話拡大、人材拡大などの目標を明確にして進むことが大切ですね。

 原田 「目標」について、先生は仏法の「化城即宝処」の法理に即して指導してくださっています。「広宣流布は、常に具体的な目標という『化城』を設定しての前進だ。そして題目を唱え、その化城に向かって挑戦する行動それ自体に仏の大境涯という『宝処』が開かれる」と。
 そして「皆で心も軽く仏縁を広げ、一つ一つ人間革命の勝利劇を飾り、わが誓願の国土に常寂光の『永遠の都』を築き上げていくのだ」と呼び掛けられました。

 竹岡 青年部も、広布拡大の戦いの中で、一人一人が自身の目標を明確に定めて挑戦し、成長していく決意です。

 原田 私たちが仏法者として、社会の安定と発展のために行動していくのは、当然の使命と責務です。堂々と「人間革命」即「立正安国」の大道を歩み、明年の全ての戦いに勝利してまいりましょう。