〈池田大作先生 四季の励まし〉 3・5「壮年部結成記念日」 勝利の総仕上げの道を 2018年2月25日

池田大作先生 四季の励まし〉 3・5「壮年部結成記念日」 勝利の総仕上げの道を 2018年2月25日

 
 

 創価学会が、
 諸難ありとも、微動だにせず、
 大発展を遂げてきたのは、
 「黄金柱」たる壮年が、
 いずこの地にも
 雄々しく屹立しているからである。
 いかなる社会と人生の
 烈風が吹き荒れようとも、
 歯を食いしばって厳然と、
 創価の城を支えてくれた
 尊き父たちのことを、
 どうして忘れられようか。
  
 人生経験の豊富な壮年部は、
 友のさまざまな悩みにも、
 奥行きのある指導ができる。
 皆の気がつかない
 心の機微を捉えた配慮もできる。
 地域に、
 信頼できる壮年部がいれば、
 皆が安心である。
 どうか円熟と
 包容力、安心感の紳士として、
 生き生きと、心豊かに
 活躍していただきたい。
  
 創価の王者に恐れはない。
 逡巡もない。
 気取りもなければ、
 威張りもない。
 ありのままの人間味で、
 庶民と共に、庶民のために、
 毀誉褒貶など
 豪快に笑い飛ばして戦う。
 現実社会の只中で、
 法華経の兵法を掲げて
 大闘争を続ける。
 そして後継の宝の若人を慈しみ、
 自分以上の大人材へと
 育てゆくのだ。
  
 広宣流布に生き抜き、
 戦い抜いた師弟には、
 三世永遠の成仏が決定している。
 どこまでも「師弟の道」を
 真っ直ぐに歩み通すことこそ、
 人間として究極の
 「勝利の総仕上げの道」なのだ。

 陽光に映える新緑の芝生。その中を、一本の小道がどこまでも延びていく――1981年(昭和56年)5月、池田大作先生がモスクワで撮影した。
 ロシアの文豪トルストイはつづった。「この世における使命を完うせんがために、われわれの仕事を明日に繰り延べる事なく、あらゆる瞬間において、自己の全力を傾注して生きなければならない」(原久一郎訳『人生の道』岩波書店
 「壮年部結成記念日」の3月5日は、数字を反対に置くと5月3日、「創価学会の日」「創価学会母の日」。壮年部は、青年部と婦人部を全力で支えゆく広布の黄金柱である。壮年部の真剣な行動から、広布の道は開かれる。3月の「世界青年部総会」へ、黄金柱の本領発揮の時は今だ!